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no~withoutとevery~withの違い
(1)And soon,no aristocratic home was complete without dedicated chocolate ware. 訳)まもなく どの貴族の邸宅でも チョコレート専用の容器を持つようになりました 上記の英文と訳があったのですが、なぜno~withoutという表現を使うのでしょうか? (2)And soon,every aristocratic home was complete with dedicated chocolate ware. (1)と(2)はどのような違いがありますか?
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伝えたい「事実」には違いはありません。しかし「印象」が違ってきます。大袈裟に言えば(1)は文学的、修辞的になります。小説や歌詞などでは多様されますが、新聞などではあまり使われない表現です。 (1)では no という否定語で始まって、途中で without という否定語を使うことで結果的には肯定になっています。これが「事実」です。同じ「事実」を伝える分であっても、(2)のように肯定で始まり、肯定で終わる文よりも強調されたという「印象」が残るのです。
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- SPS700
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#2です。急いで書いたので、訂正です。 1。直訳、 やがて、どの貴族の邸宅でも チョコレート専用の容器がなくては完全ではなくなった。 2。上記の英文と訳があったのですが、なぜno~withoutという表現を使うのでしょうか? 甲がないと乙は完全でない(二重否定) > どの乙でも甲がある。(肯定) で、二重否定の方が、重みのある表現になります。 3。(1)と(2)はどのような違いがありますか? 「この問題が解けない者はいない」(二重否定)対「この問題は誰でも解ける」(肯定)でお分かりのように、意味は同じですが、肯定の方が平凡に聞こえます。
お礼
回答ありがとうございました。
- koncha108
- ベストアンサー率49% (1313/2666)
> 訳)まもなく どの貴族の邸宅でも チョコレート専用の容器を持つようになりました この訳はあまり良くないです。(1)の直訳は、 「まもなく、チョコレート専用の容器なしで成り立った貴族の邸宅はなくなりました」 これをニュアンスも含めて日本語にしたてると、 「まもなく専用のチョコレートの容器は貴族の邸宅に無くてはならないものになりました」 と言う事になります。このような表現は英語で肯定することを強調するためによく使われます。 This couldn't be done without your help. 君の助けなしにはこれはできなかったよ。 少し違いますが、やはり肯定を強調するために否定を使う例として、 I can't thank you enough. 君には感謝してもしきれない。 No one can defeat him. 誰も彼を負かすことはできない。 それに対して、(2) は表現としてだいぶ違ってきてしまいます。訳すと、 「まもなく、全ての貴族の邸宅は専用のチョコレートの容器ありで完成した。」 completeの意味が、完全なのか完成なのか文脈からつかみにくくなり良くわからない文になります。もし(1) と同じ様な意味の文にしたければ、 And soon, every aristocratic home came to own dedicated chocolate ware. とか、 And soon, dedicated chocolate ware came to be must items in every aristocratic home. などが良いと思います。
お礼
回答ありがとうございました。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
1。上記の英文と訳があったのですが、なぜno~withoutという表現を使うのでしょうか? without は、下記の1のように、「~がない」と言う意味です。 https://eow.alc.co.jp/search?q=without それに打ち消しがあると、~がなくては~でない > ~であるには~が必須だ、となるためです。 2。(1)と(2)はどのような違いがありますか? (1)は、いわゆる「でなくてはならない」、(2)はそれを満足させることになった。ですから下記の、(1)は当為(ゾルレン)と(2)は存在(ザイン)に相当します。 https://kotobank.jp/word/%E5%BD%93%E7%82%BA-103059
お礼
回答ありがとうございました。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10005/12514)
以下のとおりお答えします。 >(1)と(2)はどのような違いがありますか? ⇒(1)は、(2)より強調した表現です。 いわば、「反対を否定することによって強調する」という修辞法です。 (1)を、なるべく直訳すればこうなります。 「まもなく、チョコレート専用の容器を持たないような貴族の邸宅はなくなりました」。 ということで、「~しない ― はない」のような表現形式(「二重否定」といいます)を使うことによって、チョコレート専用の容器を持たないような貴族の邸宅は「一軒も」なくなった、と強調しているわけですね。
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回答ありがとうございました。
お礼
>小説や歌詞などでは多様されますが、新聞などではあまり使われない表現です。 この部分が私には大変勉強になったのでベストアンサーとさせていただきます。回答ありがとうございました。