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忘るる?
脇坂義堂の道歌に、 「欲深き 人と心に ふる雪は 積もるにつけて 道を忘るる」 というのがあります。 最後はなぜ、「忘るる」と連体形になっているのでしょうか? 係り結びになっているわけでもないのに・・・ 「忘る」と終止形にすべきではないでしょうか?
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歌=字数に制限アリ だから「体言」を含む言葉が略してあるんでしょ。 詠み手の心を「くみ取れ」と言っているので、「余情」とか言えなくもないんですが。 例えば ・・・ ふる雪は 積もるにつけて 道を忘るる 「定め」あり 同上 「もの」と知るべし とか。
お礼
なあーーーーるほど!! そういうことですね。 「定め」あり・「もの」と知るべし、等が省略されていると考えれば、 合理的ですね。ご明察です。