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忘るる?

脇坂義堂の道歌に、 「欲深き 人と心に ふる雪は 積もるにつけて 道を忘るる」 というのがあります。 最後はなぜ、「忘るる」と連体形になっているのでしょうか? 係り結びになっているわけでもないのに・・・ 「忘る」と終止形にすべきではないでしょうか?

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  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.3

 歌=字数に制限アリ だから「体言」を含む言葉が略してあるんでしょ。  詠み手の心を「くみ取れ」と言っているので、「余情」とか言えなくもないんですが。  例えば  ・・・ ふる雪は 積もるにつけて 道を忘るる 「定め」あり          同上         「もの」と知るべし とか。

gesui3
質問者

お礼

なあーーーーるほど!! そういうことですね。 「定め」あり・「もの」と知るべし、等が省略されていると考えれば、 合理的ですね。ご明察です。

その他の回答 (2)

  • maiko0333
  • ベストアンサー率19% (839/4401)
回答No.2

終わったのではなくて「何が続くのだろう」という想像を掻き立てます。

gesui3
質問者

お礼

「何が続くのだろう」は、終わっていないということであり、 余情につながるものがありますね。 ご回答をありがとうございました。

回答No.1

歌の中で係助詞ではない場合は、 連体形止め という余情表現・詠嘆を表す技法なのではないかと思います。

gesui3
質問者

お礼

連体形止めは、余情・詠嘆を表すのですね。 ありがとうございました。

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