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古典文法 「なり」の識別
古典の文法問題をやっています。わからないことがありました。教えてください。 ( )内の語を適当な活用形に直せ。 心に任す( まじ )なり。 「なり」 は 終止形接続の伝聞・推量の「なり」と 連体形、体言接続の断定の「なり」と二つ考えられると思います。 もし、この「なり」が終止形接続の伝聞・推量の「なり」ならば(まじ)→(まじかる)に、連体形、体言接続の断定の「なり」ならば(まじ)→(まじき)になるのかなと思うのですがどっちなのでしょう?どのようにして判断したらよいのでしょうか?文脈ですか? それともうひとつ質問なんですが、この問題の場合 連体形、体言接続の断定の「なり」だったら(まじかる)ではなくて(まじき)になるのは知っているのですが どうしてなんでしょう? お願いします。
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これはおもしろい問題ですね。たぶんこういうことではないでしょうか。 形容詞及び形容詞型活用の語(「まじ」は形容詞型活用)が助動詞に接続するときは、カリ活用部分が接続するということは知っていますよね? 伝聞・推定の助動詞「なり」は終止形接続ですが、ラ変型活用には連体形に接続します。カリ活用はラ変型活用ですから、「まじかるなり」となります。 では、断定の助動詞「なり」の場合はといいますと、基本的には体言に接続するわけですから、連体形に接続する場合は、体言が省略されていると見ればよいのだと思います。つまり、「まじき(こと)なり」が「まじきなり」になるわけです。 特に何かで調べたわけではなく、少ない知識の中で思いついた説明なので、ちょっと自信がありませんがどうでしょう。
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- banzaiA
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ご質問の「なり」面白い問題ですね。 #1の回答者さんの回答でお分かりになったと思います。 この「なり」は断定か伝聞推定かの判断ですが、断定でよろしいかと。 ですから 「まじきなり」が答えなのでしょう。
補足
回答ありがとうございます。 どこから判断して断定の「なり」に決まるのでしょう?教えてください。
補足
回答ありがとうございます。なるほど、断定の「なり」の場合は こと が 隠れていて それでカリ活用じゃない普通の活用のほうが適用されるのですね、ひとつ解決です。 ありがとうございました。