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文末が終止形以外で終わる場合
宜しくお願いします。 古典の文法的な質問です。 文末が終止形以外になる場合は主に係り結びによるもの、連体中止法などがあると習ったのですが、 先日、「和歌は全て連体形で終わる」とある先生から言われました。 そうなのでしょうか? 詳しい方、教えて頂けないでしょうか。
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No.2です。 >その「が」「の」は係助詞なのでしょうか? 両方とも格助詞です。 「雀の子を犬君が逃がしつる。」は「つる」と連体形で終わっていますが、もしこれが「が」がないと 「雀の子を犬君逃がしつ。」と普通に終止形で終わるはずです。
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>先日、「和歌は全て連体形で終わる」とある先生から言われました。 >そうなのでしょうか? そんなことはありません。「けり」で終わっている歌は終止形で終わっていますしね。 ただし、 >「これは終止形だろう。係り結びもないし」 >と思っていたら「連体形です」と言われたんですよね。 ということはあり得ます。係り結び以外にも、連体形止めや、「文中に『が』『の』がある場合」は、終止形に見えても連体形であることがあります。
補足
ありがとうございます! 回答内容に質問してもよろしいでしょうか? 「文中の「が」「の」がある場合」 に文末が連体形になることがあるんですか? その「が」「の」は係助詞なのでしょうか? 「が」「の」で文末連体形というのは初めて聞いたもので・・・。
いいえ、すべて連体形で終わるということはありません。終止形もありますし、「こそ」の結びで已然形もあります。
補足
ありがとうございます! 私もそう思っていたのです。 ですが、先日、 「これは終止形だろう。係り結びもないし」 と思っていたら「連体形です」と言われたんですよね。 非常に謎で・・・
補足
確かに、そのようですね。 勉強になります! 格助詞の「が」「の」が連体形結びと呼応していると考えていいとみました。 連体結びの新しい選択肢を学べました。ありがとうございました!