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仏典のブラフマンはギーターのブラフマン?
仏典の中でブラフマンが神々の一人として出てきてるように記憶してますが、これは全ての神々を生み出したとされるヒンズー教のブラフマン(梵我一如の梵)を一人の神として引きずり下したと解釈して間違いないですか?
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takahashi55 さん、こんにちは。 ヒンズー教のブラフマンというと理解できないので、梵天という言葉で聞いていみると理解できます。 梵天は天部に類別されてしまうので、仏様の方がずーっと偉いと言う事ですね。住む世界も仏のいる極楽とは比べ物にならない初禅三天というところで有情(人間)よりも修業が進んでいるが、なお、仏に比べると劣り、まだ凡俗の欲を持っていると解釈されます。また、六道の一部とされ、平たく言えば、この世の一部であるとも説いています。この中から解放されるには悟りを得、仏となり解脱することだけですという教えです。 ただ、釈迦が悟りを開いたときにその教えを一般に広めるように言ったのは梵天と帝釈天だといわれています。また、仏教の守護神になったようです。 これをもって、カーストや職業で縛られるヒンズー教よりも優れた宗教である仏教が成立したのでしょう。 詳細は下記のURLを参照ください。 ブラフマン https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%B3 梵天 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%BC 梵天 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%B5%E5%A4%A9 仏教 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8F%E6%95%99 ヒンズー教 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%BC%E6%95%99
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