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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:Inductivismってどういうものですか?)

Inductivismとは?

このQ&Aのポイント
  • Inductivismは、科学的手法の伝統的なモデルであり、フランシス・ベーコンに帰せられています。
  • このモデルでは、自然を観察し、観察されたパターンを一般化するための控えめな法則を提案し、多くの観察によってそれを確認します。
  • さらに控えめな法則を提案し、それも多くの観察によって確認します。そして、観察されていない法則は破棄されます。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10005/12514)
回答No.1

以下のとおりお答えします。 (訳文) 帰納法主義とは、科学的方法に関する伝統的モデルで、フランシス・ベーコンに帰属する。1620年、彼は伝え聞く伝統的な思考法を打倒すると断言した。ベーコン的科学モデルでは、自然を観察し、観察されたパターンを一般化するために謙虚な法則を提案し、多くの観察によってそれを確認し、一層広い法則化を謙虚に遂行し、そしてまた、確認されなかった法則を捨象する一方、さらに多くの観察を重ねて確認作業をする。 それで法則類はこれまでより広がる。それは慎重かつ広範にわたる観察であると評価できるほどには卓越しないが、科学者たちは彼に協力しようと正確な記録を採り続ける。こうして科学者たちは先入観から解放され、しかも一個人の人間的観察の域を越えた権限を与えられて徐々に自然の因果関係の誘因である物質的構造を暴いていくことになる。 (補足) ベーコンは、人間の迷信・偏見・妄念などに疑念を抱き、予備作業的にまずこれを取り除くことに意を用いる。その後で、科学的方法による自然観察と法則化に取り組む。といってもそれは純粋な学問的動機というより人間の利便に供するためで、自然に対する観察や実験によって、つまり、帰納法的な手法で法則を取り出す(「自然に拷問をかけて白状させた」と評する者もいます)。 ところで、お尋ねの"Inductivism"「帰納法主義」ですが、"Inductive"「帰納法」にわざわざ"-ism"「主義」をつけて用いているところに仔細がありそうですね。確かに彼の方法論は、論理学などの帰納法とは違って、いわば応用的帰納法とでもいうべきもので、上述のとおり、「人間の利便に供するため」であり、自然に対する観察や実験によって「帰納法的な手法で」法則を取り出すことが主目的だったわけですよね。 このように、現実の個々の具体的事象に依拠する探求方法は、イギリス経験論の発達と呼応する現象であったものと思います。そして、今日我々が数々の文明の利器の恩恵に浴すことができるのは、彼のような先人のおかげかも知れませんね。 以上、ご回答まで。

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