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数直線の問題の違いとは?
- 数直線の問題の違いについて説明します。
- 一つ目の問題では、数直線上にxの値を含み、もう一つの値を含みません。
- 二つ目の問題では、数直線上にxの値を含まず、もう一つの値を含んでいます。
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おバカの#1、2です。まだ間違えてるしorz。「xとしては「5、6」の二つだけがOKにならないといけない。」じゃないだろっ、4と5だろ!>自分orz すみません。全部書き直します。説明も少し足します。 ―――――――――――― もしPCを使っていれば、「<」を変換すると「≦」が出て来ます。以下、それで書き直しますね(私がそれで慣れているため、なお「>」から「≧」も出せる)。 >a-3≦x<6 >これを満たす整数xがちょうど2個あるとき、 ここでまず考えてみます。右側の不等式は「x<6」です。そして確かに分かっている数字は最右辺の6です。xが6でもいいのか。いやいや、x=6だと「6<6」になってしまう。6が6より小さいなんてことは数学ではあり得ない。 整数で大丈夫なのは5で、これが一番大きい。整数が2個あるんだから、それより1少ない4もあり得るはず。しかし、さらに1減らして3も満たしてしまうと3個あることになって、題意に合わない。だから、 x=4, 5 です。 左側の不等式は「a-3≦x」です。xとしては「4、5」の二つだけがOKにならないといけない。そのようにxを制限してくれるとしたら、それはこの左側の不等式のはずです。設問にはaが整数だとは書いていません。小数や分数でもいいのでしょう。 まず4を許すにはどうしたらいいか。x=4と置いて見て、それで成り立てばいいですね。 a-3≦4 ―(1) 5を許すというのは、a-3≦5ですけど、(1)より緩い条件ですから、(1)だけで大丈夫です。 3を許してはいけないのはどう考えたらいいか。ちょっと分からないので、とりあえずx=3と置いて見ます。 a-3≦3 ―(2) これが成り立ってしまうと、xは3でもOKになってしまい、3個(かそれ以上)になってしまいます。だから成り立ってはいけない。数直線で(2)がどういう状態なのか考えてみましょう。a-3の数直線だとします。 整数で(2)が成り立つものは[2]のようにカッコ付きにし、整数の間で(2)が成り立っているものは二重線=、成り立たないものは細い横線―にしてみます。 …=[0]=[1]=[2]=[3]―4―5―… ←(2)の表す状況 これだとxが3個になってマズいわけですから、これと逆の状況を考えればいいわけです。それを同じように書いてみます。 …―0―1―2―3―[4]=[5]=… ←(2)を否定した状況 ここで難しいのが「3―[4]」のところです。3と4の間のどこで区切ればいいのか。これは「[3]―4」をぎりぎりで回避させたいのです。3がぎりぎり入らないということになります。 3より少しでも大きければいい。それを表すのが「3<」です。「3≦」だと3も含んでしまいます。だから「3<」なのです。a-3もちゃんと書けば、 3<a-3 ―(3) です。(1)と(3)を二つ並べて書いてみます。 a-3≦4 ―(1) 3<a-3 ―(3) この(1)と(3)が同時に成り立っていないといけないわけですね。不等号の向きに注意して、3つの項がある不等式に書けば、 3<a-3≦4 ―(4) ということになります。たとえばa-3が3より少しでも大きい、例えば3.01だったら(a=6.01)、設問の「a-3≦x<6」は、「3.01≦x<6」となり、xは4と5だけです。a-3を3にすると、xは途端に3, 4, 5があり得てしまい、3個になってしまいます。どうやら、これでよさそうです。 >-2≦x<a+2 >これを満たす整数xがちょうど3個あるとき、その値は 今度は最左辺は数だけです。こちらを頼りにして始めてみます。左側の不等式だけ書きだしてみます。 -2≦x ―(5) xは-2であってもいいわけですね。-2と、それより大きい整数が3個。ということは、-2, -1, 0の3個となります。 x=-2, -1, 0 そして1は許してはいけないわけです。0は許して1を許さないようにするものがあるとすれば、それは右側の不等式のはずです。右側の不等式だけ書きだしてみます。 x<a+2 ―(6) x=0で成り立つのですから、 0<a+2 ―(7) となります。x=-1, -2としてみるのは、(7)よりゆるい条件になりますから、(7)だけでいいでしょう。 やはり問題は「x=1で成り立ってはいけない」になります。そこでまず、1でもOKだとどういう不等式なのか、書いてみます。 1<a+2 ―(8) これが表すa+2の数直線は次のようになります。 …[-2]=[-1]=[0]―1―2―… ←(8)の表す状況 こうでない数直線はやはりあべこべにすればいいです。 …-2―-1―0―[1]=[2]=… ←(8)を否定した状況 やはり考えなければいけないのは「0―[1]」の部分です。これは「[0]―1」をぎりぎりで回避したいのです。 (8)をもう一度眺めてみると、a+2は1.01でも成り立ちます。a+2が1になった途端、成り立たなくなる。1より少しでも大きければ(8)は成り立つ。そして、(8)は成り立ってはいけない不等式なのでした。 ですから、1でもいいし、1より小さくてもいい。だけど、1より少しでも大きかったら駄目だ。それを表すのが「≦1」です。「<1」だと1が含まれません。だから「≦1」なのです。a+2もちゃんと書けば、 a+2≦1 ―(9) となります。 (7)と(8)を並べて書きだしてみます。 0<a+2 ―(7) a+2≦1 ―(9) これを三つの項の不等式で書けば、 0<a+2≦1 ―(10) ということになります。 P.S. 結果だけから考えると、 ・「<」ではないということは「≧」だということ。 ・「≦」ではないということは「>」だということ。 ・「>」ではないということは「≦」だということ。 ・「≧」ではないということは「<」だということ。 となります。余裕があれば、これらを数直線で考えてみてください。今後、必ず役に立ちます。
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#1です。最後のところ、間違えてしまいました。 正>・「<」ではないということは「≧」だということ。 正>・「≦」ではないということは「>」だということ。 誤>・「>」ではないということは「≦」だということ。 誤>・「>」ではないということは「≦」だということ。 3つ目と4つ目が同じになってしまいました。以下のように訂正して、お詫びします。 正>・「<」ではないということは「≧」だということ。 正>・「≦」ではないということは「>」だということ。 正>・「>」ではないということは「≦」だということ。 正>・「≧」ではないということは「>」だということ。 大変申し訳ありません。
もしPCを使っていれば、「<」を変換すると「≦」が出て来ます。以下、それで書き直しますね(私がそれで慣れているため、なお「>」から「≧」も出せる)。 >a-3≦x<6 >これを満たす整数xがちょうど2個あるとき、 ここでまず考えてみます。右側の不等式は「x<6」です。そして確かに分かっている数字は最右辺の6です。xが6でもいいのか。いやいや、x=6だと「6<6」になってしまう。6が6より小さいなんてことは数学ではあり得ない。 整数で大丈夫なのは5で、これが一番大きい。整数が2個あるんだから、それより1少ない4もあり得るはず。しかし、さらに1減らして3も満たしてしまうと3個あることになって、題意に合わない。だから、 x=4, 5 です。 左側の不等式は「a-3≦x」です。xとしては「5、6」の二つだけがOKにならないといけない。そのようにxを制限してくれるとしたら、それはこの左側の不等式のはずです。設問にはaが整数だとは書いていません。小数や分数でもいいのでしょう。 まず4を許すにはどうしたらいいか。x=4と置いて見て、それで成り立てばいいですね。 a-3≦4 ―(1) 3を許してはいけないのはどう考えたらいいか。ちょっと分からないので、とりあえずx=3と置いて見ます。 a-3≦3 ―(2) これが成り立ってしまうと、xは3でもOKになってしまい、3個(かそれ以上)になってしまいます。だから成り立ってはいけない。数直線で(2)がどういう状態なのか考えてみましょう。a-3の数直線だとします。 整数で(2)が成り立つものは[2]のようにカッコ付きにし、整数の間で(2)が成り立っているものは二重線=、成り立たないものは細い横線―にしてみます。 …=[0]=[1]=[2]=[3]―4―5―… ←(2)の表す状況 これだとxが3個になってマズいわけですから、これと逆の状況を考えればいいわけです。それを同じように書いてみます。 …―0―1―2―3―[4]=[5]=… ←(2)を否定した状況 ここで難しいのが「3―[4]」のところです。3と4の間のどこで区切ればいいのか。これは「[3]―4」をぎりぎりで回避させたいのです。3がぎりぎり入らないということになります。 3より少しでも大きければいい。それを表すのが「3<」です。「3≦」だと3も含んでしまいます。だから「3<」なのです。a-3もちゃんと書けば、 3<a-3 ―(3) です。(1)と(3)を二つ並べて書いてみます。 a-3≦4 ―(1) 3<a-3 ―(3) この(1)と(3)が同時に成り立っていないといけないわけですね。不等号の向きに注意して、3つの項がある不等式に書けば、 3<a-3≦4 ―(4) ということになります。たとえばa-3が3より少しでも大きい、例えば3.01だったら(a=6.01)、設問の「a-3≦x<6」は、「3.01≦x<6」となり、xは4と5だけです。a-3を3にすると、xは途端に3, 4, 5があり得てしまい、3個になってしまいます。どうやら、これでよさそうです。 >-2≦x<a+2 >これを満たす整数xがちょうど3個あるとき、その値は 今度は最左辺は数だけです。こちらを頼りにして始めてみます。左側の不等式だけ書きだしてみます。 -2≦x ―(5) xは-2であってもいいわけですね。-2と、それより大きい整数が3個。ということは、-2, -1, 0の3個となります。 x=-2, -1, 0 そして1は許してはいけないわけです。0は許して1を許さないようにするものがあるとすれば、それは右側の不等式のはずです。右側の不等式だけ書きだしてみます。 x<a+2 ―(6) x=0で成り立つのですから、 0<a+2 ―(7) となります。やはり問題は「x=1で成り立ってはいけない」になります。そこでまず、1でもOKだとどういう不等式なのか、書いてみます。 1<a+2 ―(8) これが表すa+2の数直線は次のようになります。 …[-2]=[-1]=[0]―1―2―… ←(8)の表す状況 こうでない数直線はやはりあべこべにすればいいです。 …-2―-1―0―[1]=[2]=… ←(8)を否定した状況 やはり考えなければいけないのは「0―[1]」の部分です。これは「[0]―1」をぎりぎりで回避したいのです。 (8)をもう一度眺めてみると、a+2は1.01でも成り立ちます。a+2が1になった途端、成り立たなくなる。そして、(8)は成り立ってはいけない不等式なのでした。 ですから、1でもいいし、1より小さくてもいい。だけど、1より少しでも大きかったら駄目だ。それを表すのが「≦1」です。「<1」だと1が含まれません。だから「≦1」なのです。a+2もちゃんと書けば、 a+2≦1 ―(9) となります。 (7)と(8)を並べて書きだしてみます。 0<a+2 ―(7) a+2≦1 ―(9) これを三つの項の不等式で書けば、 0<a+2≦1 ―(10) ということになります。 P.S. 結果だけから考えると、 ・「<」ではないということは「≧」だということ。 ・「≦」ではないということは「>」だということ。 ・「>」ではないということは「≦」だということ。 ・「>」ではないということは「≦」だということ。 となります。余裕があれば、これらを数直線で考えてみてください。今後、必ず役に立ちます。
お礼
何度か読んでやっとわかりました! xの共通範囲がカギだったとは。今後は間違えずに済みそうです。 わかりやすい長文本当にありがとうございました。