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a^α+b^α>(a+b)^α
0<α<1、α∈Q、a>0、b>0とすれば、 a^α+b^α>(a+b)^α の証明を教えてください。 a^αで両辺を割り、b/aを再びbとかけば、 1+b^α>(1+b)^α と同値なのですが。また、αは実数でも成り立つのでしょうか?
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- 178-tall
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>元の問題 0<α<1、a>0、b>0とすれば、a^α+b^α>(a+b)^α は、(a^α+b^α)^(1/α)>a+b と同値なので、 y=(a^x+b^x)^(1/x) (0<a≦b) のグラフを調べてもよいことになります。 >このグラフはソフトで調べると、 -∞<x<0のとき、単調減少し、0<y<a 0<x<∞のとき、単調減少し、b<y<∞ となるようです。 >…グラフを手計算で書こうとして行き詰まってしまいました。 >y=(a^x+b^x)^(1/x) (0<a≦b) の対数をとり、 log y=(1/x)log(a^x+b^x) 微分して、 y'/y=(1/x^2)[{(log a)a^x+(log b)b^x}{x/(a^x+b^x)} - log(a^x+b^x)] が負であることを示そうとしたのですが、うまくいきません。 算式上でグラフを追跡するにしては、ドンドン煩雑な方へ入り込んでいく観がありますネ。 ANo.3 の参考 URL (命題 1.7) の「グラフ追跡」では、 (x^p+b^p) > (x+b)^p なる順序 (大小) 関係の見積もりを、 f(x)= (x^p+b^p)/(x+b)^p なる「比」関数の増減追跡により、簡潔に済ませている。 …この手法をそのまま 0 < p < 1 のケースに流用したのが ANo.5 。 しからば、 y = (a^x + b^x)^(1/x) > a + b (0 < x < 1, a, b > 0) の形にして、「比」関数を禁じ手にする。 ↓ 対数をとり、 Ln(y) = (1/x)Ln(a^x+b^x) さらに微分してしまうと? … … 手続きが煩雑化し、(解決できるにしても) 容易には見通せなくなりつつあります。
- 178-tall
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謹訂正。 つまり、f(x)= (x^p+b^p)/(x+b)^p にて、 2^(1-p) > f(x) > 1 ↓ 2^(1-p) * (x+b)^p > x^p + x^p > (x+b)^p
- 178-tall
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< ANo.3 …に蛇足を付加。 参考 URL 「命題 1.7」の証明にある f'(x) を見ると 0 < p 1 の場合には x=b にて f は最大値 2^(1-p) をとるとわかります。 つまり、f(x)= (x^p+b^p)/(x+b)^p にて、 2^(1-p) > f(x) > 1 ↓ 2^(p-1) * (x+b)^p > x^p + x^p > (x+b)^p
- 178-tall
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参考 URL (エンコード = UTF-8 ) から無名の「命題 1.7」の前半を盗用すれば? その筋書きだけ…。 「命題 1.7」の前半から (部分的な整形あり) 。 a, b > 0, p > 1 のとき、 a^p + b^p < (a+b)^p 両辺を (1/p)- 乗して、 (a^p + b^p)^(1/p) < (a+b) ここで、a^p=A, b^p=B とすると? (A + B)^(1/p) < A^(1/p) + B^(1/p) …を得て、チョン。 「命題 1.7」の証明は、簡潔かつ明快。
- htms42
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イメージだけです。 y=x^α とします。 これを上に1だけ平行移動したものを y1 左に1だけ平行移動したものを y2 y1=1+x^α y2=(1+x)^α x=0,y=1を交点に持ちます。 x>0,y>1の範囲では交点を持ちません。 α>1のとき、y1,y2は下に凸です。 x>0,y>1 で y1<y2 0<α<1のとき y1,y2は上に凸です。 x>0,y>1 で y1>y2
- stomachman
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(1) 0<α<1かつ 0<x≦1 ⇒ x^α ≧ x (2) 0<α<1かつ 1<y ⇒ y^α < y はカンタン(もちろん、αが実数でもOK)。 さて、(2)でy=1+xとすれば、(1)と併せて (3) 0<α<1かつ 0<x≦1 ⇒ 1+x^α > (1+x)^α が言えますね。 ここでx=bとすれば、質問にお書きの最後の式が0<b≦1の場合に成立つこと: 0<α<1かつ 0<b≦1 ⇒ 1+b^α > (1+b)^α の証明が得られます。 また、x=1/bとすれば 0<α<1かつ 0<1/b≦1 ⇒ 1+(1/b)^α > (1+1/b)^α であり、さらに不等式の両辺をb^α倍すれば 0<α<1かつ 0<1/b≦1 ⇒ b^α+1 > (b+1)^α つまり、 0<α<1かつ 1≦b ⇒ 1+b^α > (b+1)^α だから、質問にお書きの最後の式が1≦bの場合にも成立つことが証明できます。
お礼
みなさまありがとうございます。 0<a<1,x>0のとき、 1+x^a>(1+x)^a を示すのに、 f(x)=1+x^a-(1+x)^a f'(x)=a/x^(1-a) - a/(1+x)^(1-a)>0 から、 f(x)=1+x^a-(1+x)^a>f(0)=0 となり示すことができました。 ところで、元の問題 0<α<1、a>0、b>0とすれば、 a^α+b^α>(a+b)^α は、 (a^α+b^α)^(1/α)>a+b と同値なので、 y=(a^x+b^x)^(1/x) (0<a≦b) のグラフを調べてもよいことになります。 このグラフはソフトで調べると、 -∞<x<0のとき、単調減少し、0<y<a 0<x<∞のとき、単調減少し、b<y<∞ となるようです。 しかし、グラフを手計算で書こうとして行き詰まってしまいました。 y=(a^x+b^x)^(1/x) (0<a≦b) の対数をとり、 log y=(1/x)log(a^x+b^x) 微分して、 y'/y=(1/x^2)[{(log a)a^x+(log b)b^x}{x/(a^x+b^x)} - log(a^x+b^x)] が負であることを示そうとしたのですが、うまくいきません。 新しく質問投稿させていただこうと思っています。