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英文読解の効率的な勉強法とは?
- 英文を読めるようになるための効率的な勉強法は何でしょうか?
- 過去問を解いた後に長文を一文一文訳し、分からない箇所は線を引いてネット上で質問する方法を取っていますが、この方法は効果的なのでしょうか?
- 受験生と比べて英語レベルが高い方々の意見を参考にして、自分の勉強方法が無駄なのかどうか知りたいです。
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はっきり言って無駄な勉強のように思います。今からでは、英語のまま読むという方法は無理だとしても、緩急をつけて読むことができていないでしょうね。そのやり方では。 1.全部、均等に読むのではないーーめりはりをつけて読む 英文を同じペースで意味をとっていくという、固定観念があるとすれば、それを捨てるべきです。 段落ごとの意味をとっていく練習がとても大事です。 具体例があればいいのですが、おおざっぱに言います。まず、段落のはじめの、いわゆるトピックセンテンスをとらえます。そして、その段落の要旨をとらえるように読みます。トピックセンテンスがわかれば、あとはそれをサポートする文がつづいたりします。あるいは、それに対する例外や反論がきたりもします。そういう段落の展開を追います。肝心なのはトピックセンテンスなので、トピックセンテンスは念入りに読みます。サポートをするセンテンスは、流して読みます。これが緩急をつけて読むという意味です。 段落の最後は、次の段落への橋渡しがあったり、その段落のまとめがあったりします。 2.スキャニングをする 問題文を全部読まず、高速で全体で言いたいことをいいあげる練習をします。普通2~3分以内でやります。とてもではないが全部読めないぐらいのスピードです。段落の仕組みになれてくればできるようになります。これができると、要旨を大きく勘違いせず読めるようになります。スキャニングを1度して、次にしっかり読むーーそういう読み方をすると、内容をより正確に、全体の要旨をとらえながら読むことができます。 3.段落と段落の関係をしっかりおさえる 文章を読むということは、段落を追って理解していくことです(論説文の場合です)。1段落目で問題提起、2段落目は問題点の展開、3段落目には今までの問題解決の取り組み、4段落目では具体例、5段落目で新しい試みとその成果、6段落目で提言とか、こういう流れをしっかりおさえる読み方ができるようにします。 つまり、全訳するというより、段落の要旨をつかみ、それぞれの段落がどうつながっているかということを図解したり、メモしたりして書くのがいい勉強です。6時間も使ってはいけません。その間にもう2つ3つ別の文章を読めるはずで、量的に差が出ます。いろいろな文章に出会っておいた方がよいし、こういう練習を続ければ、かなりの応用力がつくはずです。 以上のような勉強をしていくと、これから入試まで充実した勉強ができると思います。 ご参考になればと思います。
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- sknuuu
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>「そのやり方は効率悪い」と言われただけでは自分は変わらないと思いますが、自分のやっていることがかなり無駄だということだったら質問した甲斐があると思い、質問しました。 この1文があったので回答しました はっきり言いますと、「かなり無駄」です でも今までしてきた努力は無駄ではないと思います なぜなら質問の方自身がもう気づいているからです さて、受験生ということで、もうあまり時間がない状況で新たな提案というのも混乱させることになるので、少しだけやり方を変更してみたらどうでしょう 何も難しいことはないのですが、やや勇気は必要かもしれません やることは、「手を抜く」ことだけです ・辞書を参照する回数を減らす(見たことのない単語の意味を知ろうとしない) ・「訳す」のを減らす ・「少しでもわからないところ」をわからないままにしてみる ・大事なところだけ読むことに努め、単なるつなぎの文章は捨てる これらのことできますか 簡単なことなんですよ 今までやっていたことをそのままに、全体の量を減らすようにすればいいだけなんですから できますか? 意外と怖いと思います でもできるようになると本当に簡単なんですよ 長文というのは、つまり多くの文を使って、おそらくたった一つだけの大事なことを語るだけのものなんですよ ただ、その一つのことを語るために、色々な考えを寄せ集めて、各々の例を挙げて、読んでる人がたどる道筋を造り上げて、自分の言いたいところに読者を導くというものなんです だから、箇条書きにすると「えっ、たったこれだけ?」と思うようなものだったりするんですよ でも人間の思考はそんな機械みたいに、データをポンっと与えれば答えが出るようなものではないんですよ だから、色々な表現を使って、パラグラフに分けて、読者が最後(筆者が伝えたいこと)まで辿りつけるように構成されてるんです 本当は、最初から最後まで順番に読むのが礼儀のような感じはしますが、実は大事なところさえ見つければすぐに筆者の言いたいことがわかるように構成されています(小説は違いますよ わざと何を言いたいのかわからないように書いてますから 特にSF) つまり、読まなくても大まかな内容がわかるようにお膳立ては通常されています それを見つける練習をしましょう 簡単にだけ一般的な構成の例を挙げます(学術的なもの) intro 大まかな筆者の考え・仮説・意見 main point 1 (筆者の意見などの理由1: + 言い換えした文 + 例・データ + パラグラフの結論文) main point 2 (筆者の意見などの理由2・・・) ・・・ conclusion 簡単にはこれだけです conclusinは最後です ただし、各パラグラフにおいては一番最初に一番いいたいことを書くのが普通です そしてその理由などをその後にぶら下げていきます でも各パラでも結論文は最後が普通です これを自分が持っているものと比べてみれば、そうなってると思いますよ(ただし、どういう内容の長文なのかわからないので・・・小説だったら、はっきり言って全く違うと思います笑) >「正確に訳すのは不可能(自力で)」と言われるレベル んー、そういう英文ってあるかなー それは訳すレベルがないからだけでしょ? 同じ言葉なんだから、よっぽど高度な数学や物理などの理論を語る英文でない限りは、必ず訳はできますよ ただ、する必要はないと個人的に思いますが できれば、その都度訳すクセはやめて、ある程度の一塊は英語のまま理解する努力は将来的にする必要はあると思います
お礼
回答ありがとうございます。文量も多く、時間も少ない問題形式なので、大雑把に理解していく方が効率的ですし、本番だってそうしますよね。ある程度の一塊は英語のまま理解することはしているのですが、よく考えてみて気になったりしちゃうんですよね。そんなこと気にするよりも、論旨を気にすべきでした。 大事なところというのは接続詞や流れからいって理解できるものなので、これからはそういう読みつなぎ方をしていきます。 因みに、正確に訳すのは不可能と言われている理由は、かなり難しいイディオムや単語が出るからであって、それ以上の意味はありません。つまりもともと正確に訳すことなんて要求されていないんですよね。そういうことにも気づくことが出来ました。ありがとうございます。
- sporespore
- ベストアンサー率30% (430/1408)
英語を読んでいると大体わかるけれど、一つの単語で何度も出てくるけれどこれが分からないと意味がぼけるという単語だけを辞書で調べました。表現法が違うし、考え方も違う人の文章を読んでもそう簡単には分かりません。完全意訳しても意味が不明ってこともあります。従って、全体はつかめるかに重点を置いて勉強していました。 新聞をどのように読むのか知りませんが、私は新聞も一字一字読みません。あくまで全体像が分かればいいからです。そうした訓練を積むことで早く読み理解する力を付けました。
お礼
なるほど。重要なところだけを意識して訳す。そうすれば全体もみえてきますからね。 回答ありがとうございます
- jjubilee
- ベストアンサー率75% (367/485)
今は仕方ないですよ。英語だけではないのですから。みんな時間がたっぷりある時に英語を重点的に勉強してきた方ばかりですよ。東大合格生だって不完全に近い英語力ですよ。点数の取り方がうまいだけです。東大卒の大人の英語をテレビなんかで聞いてみて下さい。 今はその点数の取り方を学ぶべきでしょうね。本当の勉強は大学に入ってからです。 あえてアドバイスするとすれば、速い速度で読んだとしても、点を取るのに、どこを見逃してもいいかが分かるようになれば点取り虫としての実力は上がります。今は一般的語学能力を考えていると受験には障害になるかもしれませんね。 >少しでも分からないところがあればその一文に線を引き、載っている訳を見ながら構造をよく考え、それでも分からなければネット上で質問しています。 線を引いた部分を今度見直しするといった感じです。 ・・この勉強のやり方も必要です。しかし一つ上のやり方の方が、点数は上がります。この勉強の仕方は2次試験のある大学の問題の訳のような勉強の仕方ですね。 受験というのは点数をとるゲームのようなもので、そのための技術を磨けばいいのです。一般能力はあとからです。(と今頃分かったという面もありますが・・・) >自分のやっていることがかなり無駄だということだった ・・そんなことありません。それだけのやり方なら問題ありですが、先ほどから申し上げているとおりです。センター用の勉強、二次用の勉強、リスニング用の勉強と分けるべきですね。英語長文の読み方は現代国語の勉強にも通じるところが多いです。
お礼
他の方の意見も大体同じような方向で書かれているのを見て、この方法は非効率だと考え直しました。質問してよかったと思っています。 長文問題のクセが強いので、そのための勉強をすることにしました。 たしかに、一般的語学能力を学んだとしても、この期間では中途半端であって、それならばテクニックを磨いた方が良いですね。勿論ある程度の能力があっての話ですが、その段階に現在達していないようならば合格するはずもないので・・・ 回答ありがとうございました!
お礼
回答ありがとうございます。なんか、2ヵ月後の自分が「この回答が合否を左右した」なんて思うような気がします。スキャニングは実践する価値がかなりあることだと思いましたし、6時間もかけていることを自分でもおかしく思っていたので、本当に質問してよかったと思います。 自分は塾に通っていないので(夏だけ通いました)、合格したらまず思い出すのはこの回答かも知れません。別に大げさに言っているわけではないです。 これから充実した勉強を送っていきます!