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英文全般ですが

英文全般ですが最近になるにつれて徐々に構造が簡単になってませんか? TimeやNewsweekも単語はともかく英文の構造は以前の受験英語よりシンプルじゃないですか? 以前は同雑誌ももっと難しかった記憶があるんですが。 「英語で思想を読む」で経済文を比較したんですがケインズの英文はとても難しかったですが、時代が近いガルブレイス、フリードマンとか読みやすいと感じました。 これは識字率が上がって書く側もより多くの人に読まれることを意識して簡単な文を書くようになってるんですか? あるいは情報公開が進んで知の権威とかが無くなった影響もあるんですか? 英文全体の事情は知らないんでくわしく分からないですがみなさんはどう思われます?

みんなの回答

  • Agee
  • ベストアンサー率42% (414/964)
回答No.2

カーター大統領が就任直後、彼の演説が「"too simple"(簡潔すぎる)なのは、わざとレヴェルを下げているのではないか?」と批難する声があったとか。カーター大統領の側近は反論として「大統領の演説の水準を知りたければ、'The Elements of Style'を読め」と云ったそうです。 'The Elements of Style'は1959年に初版が発行され、“物書きのバイブル”とされている"longtime bestseller"です。私が持っている第二版の表紙には'The New York Times'の"Buy it, study it, enjoy it. It's as timeless as a book can be in our age of volubility."という賛辞が引用されています。 Wikipediaのこの本に関する記事は以下のように始まっています。"'The Elements of Style' is an American English writing style guide. It is one of the most influential and best-known prescriptive treatments of English grammar and usage in the United States." この本はCornell大学教授だったWilliam Strunk, Jr.が、授業で使っていたテキストを印刷したものでしたが、彼の主張のポインの一つは《不要な語は削れ》というもので、 "Vigorous writing is concise. A sentence should contain no unnecessary words, a paragraph no unnecessary sentences, for the same reason that a drawing should have no unnecessary lines and a machine no unnecessary parts. This requires not that the writer make all his sentences short, or that he avoid all detail and treat his subjects only in outline, but that every word tell." 質問者の「以前は同雑誌ももっと難しかった記憶があるんですが」とおっしゃる「以前」がどの程度前か不明ですが、英米の新聞記者、雑誌記者、ルポ・ライター、TVニュースの記者などは、少なくとも一度はこの本を読んでいると思われますので、メディアの文章がシンプルになって来ている点には、多分にこの本の影響もあろうと思います。 'The Elements of Style'の英語版は現在第四版が出ています。日本語版は原著の第三版が『英語文章ルールブック』(荒竹出版)として出ていましたが、現在は絶版のようです。 なお、私は読み易いシンプルな文章が広まっていることは大歓迎です。

mundolatin
質問者

お礼

なるほどそんな本の影響があったとは驚きですね。 ありがとうございました。

  • kathy25
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.1

正直、全く役に立たない意見かもしれませんが、一応記しておきます。 私は在日の母国語・母語が英語の者です。 正直、そんなには読書をしない人です。 違うかもしれませんが、私も同じことを思っています。 しかし、日本語に共通するものでもあるのかなとも思います。 たとえば日本語も、古語から明治時代とかの新聞に載っている感じの日本語、そして近年の学者の言うような「崩れた日本語」のように、 英語も、 シェイクスピア時代の英語、20世紀前半の“正しい英語"、最近の難しい文法の消えた英語。 もともと、あの難しい文法は何十年か会話でも使われず、使われても上流階級の人という印象があります。 そして、上流階級というものが消え始め、さらに文章でも簡略され始め他のだと私は思います。 日本語も、そうではないでしょうか? いち“今時の”大学生、しかもオーストラリア人の意見です。 ご参考までに。

mundolatin
質問者

お礼

なるほどとても興味深く拝読しました。 上流階級が消えたからというのは日本語と英語に共通するものがあるかもしれないですね。 ありがとうございました。

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