- ベストアンサー
英文解釈
下記の英文のthatはどういう役割をしているのでしょうか。 No more stupid apology for pain has ever been devised than that it elevates. thatは代名詞でit elevatesが後ろからかかっているのでしょうか。ちなみに、この一文のみで前後の文章はございません。 お手数かけますが、ご教授いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (50)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
祝50回答突破!現存しているこのスレでは最高記録かな? ってくらい余裕綽々ですけどね,私としては。 質問者さんはすべてにお礼をしてくれて申し訳ございません。 もう何年も前に30くらい回答がついたときもある回答者の方から 「一つ一つにお礼しなくていいよ」というアドバイスがありました。 で,本題ですが,もう自分で何を回答したのか覚えていません。 同格をとる名詞について,belief/thought のように動詞の名詞形となっているものと fact/news のようにそうでないものがあります。 だから apology も動詞と関係なく,同格で使ってもいいはずです。 ただ,ジーニアスには that 節を目的語にとる他動詞用法が載っています。 それを意識してか,ウィズダム英和辞典には(まれ)として,載せています。 need のように動詞では that 節をとらなくても,名詞「必要性」では同格がOKのものもあります。 believe that 節の名詞化表現が the belief 同格 that というのは大切な考え方ですが, それがすべてではありません。
その他の回答 (49)
- litsa1234
- ベストアンサー率28% (230/795)
>No more stupid apology for pain has ever been devised than that it elevates. この一文は「A Wirter's Notebook(作家の手帳)」(by Somerset Maugham サマセット・モーム)が出典ですね。 調べてみたらこの通りの文が載っていましたので、英文に間違いは無いようです。 ところが、 http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:iEcxjGAG7QcJ:www.kfta.or.kr/ には次のような英文と解説がありましたので紹介しておきます。 「 No more stupid apology for pain has ever been devised than that it elevates man's character.」 「*~devised than that (that) it elevates: 동격 명사절 that가 생략되었고(同格の that が省略され)」 「that = the apology, it = pain」 「*No more stupid ~ man's character. = The apology that pain elevates man's character is the most stupid of all the apologies for pain which have ever been devised. 」 以上、参考になれば幸いです
お礼
情報提供していただきありがとうございます。 >「that = the apology, it = pain」 このように解釈されている方もいらっしゃるのですね。 内容とは関係ないですが、litsa1234様は英語だけでなく韓国語にも通じているのですね!
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
いろいろと文法書などを読んでいると面白い情報(説明)が目に入ってくることがあります。 ある米国人言語学者が編集責任者となっている文法書によると「tha fact that ...」の使い方について下記のような記述がありました。 The fact also introduces that-clausees after prepositions (that-clause cannot follow prepositions directly). 1. The judge paid no attention to the fact that ...(○) 2. The judge paid no attention to that ...(×) 「other than that ...」という用法が例外なのだとあらためて思わされます。やはり「other than that ...」全体で前の名詞にかかっていると考えるべきでしょう。 「とりあえず」の後が続かないようですね、sky さん。よほど特別な場合でない限り「同格」の「that」の前の名詞を省略することはないと思われます。 日本人の書いた文法書には「than」の項目で下記のような記述があります。 「比較対象は文法的に同一にする必要がある。」 3. The human brain is larger than THAT of the chimpanzee. 4. Female flamingos have shorter wingspans than THOSE of males. 「stupid apology」と比較されているものは「that(=apology) it elevates」としか考えようがありません。 ある英々辞典には「elevate」に関して次のような記述があります。 In the 1950s the Pop Art movement suggested that art can be found all around us, elevating the design of a can of soup to the level of high art. すなわち、「elevate」は「アート(=芸術)が、たかがスープ缶のデザインであっても高いレベルの芸術性をもったものに仕立て上げる」という意味を表すことがあるということです。 同じように「it(=pain) elevates that(=apology).」は「苦しみ(という状況自体、またはそれを善意に解釈しようとする行為)が、単なる善意の解釈を深い哲学性をもったものに仕立て上げる」と考えて良いのではないでしょうか。 >No more stupid apology for pain has ever been devised than that it elevates. 「これまで考えられた『苦しみ』のどのような解釈よりも、『苦しみ』(を説明するという目的)のために高い哲学性を持つと思われるほど立派になってしまったもの(解釈)ほど愚かしいものはない。」 いろいろな考えがあることは良いことだと思います。それぞれの主張を検証することによって正しい解釈に近づくことができれば、議論も悪いものではありません。もちろん相手への敬意を忘れずにマナーを守ってという条件がつきますが・・・。 私がここで出した結論も単なるひとつの私見でしかありませんが、もしご参考になれば・・・。
お礼
ご回答ありがとうございましす。 >よほど特別な場合でない限り「同格」の「that」の前の名詞を省略することはないと思われます。 引用してくださった文からも、省略されることはないのですね。
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
>One report contained no additional information other than that the patient did not survive, and in two other reports, the pads were not applied to patients. なるほど。内容にこだわらずに形だけを探せばあるものですね。私としては、問題となっている英文を前提とした英文が紹介されることを期待していたので、このような英文が出てくるのは想定外でした。 すなわち、「other than ...」は「・・・以外の」とか「・・・とは違った」いう意味ですので、ざっくりいえば「(other than) that ...」全体で「additional information」と同格の関係を表していると言っても良いでしょう。 LDCEでは「other than」は「except for a particular person or thing」という説明がなされていて、「used when comparing two things, people, situations etc」という説明がなされている「than」とは明確に区別されています。 >We need no further proof than that this current negotiation is a once in a generation opportunity. これも「other than ....」と同じで「・・・以外には(さらなる)」と訳す慣用句のようなものですね。やはり「(than) that ...」全体で「further proof」と同格の関係を表すと考えることができます。 言い換えれば、どちらの英文も直前に名詞がなければ用いることができないという点で、質問の英文の「than ...」とは根本的に異なっていると言わねばなりません。いわば、似て非なるものというわけですね。 質問の英文とは関係のない用法の例文が出てくるということはどのように判断すれば良いのでしょうか。ひょっとしたら私の尋ね方が悪かったのかもしれません・・・。 質問の英文を考えるためには、純粋な意味で比較を表す「than ...」を用いた英文が望ましいと思いますが・・・、それは無理な要望なのでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
とりあえず,2つほど。 We need no further proof than that this current negotiation is a once in a generation opportunity. http://www.ustr.gov/archive/Document_Library/Transcripts/2006/June/Transcript_of_Press_Briefing_by_Agriculture_Secretary_Mike_Johanns.html One report contained no additional information other than that the patient did not survive, and in two other reports, the pads were not applied to patients. http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15993727
お礼
使用例の提示ありがとうございます。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
It is an explanation due to the necessity of justifying pain from the Christian point of view. の意味は, 「それは,キリスト教的な考えから,痛みを正当化する必要があることによる解釈である」 それとは,「痛みが徳を高めるということ(解釈)」と解釈するのが自然です。 >一般人からみたら「Pain is nothing more than the signal given by the nerves that the organism is in circumstances hurtful to it: it would be as reasonable to assert that a danger signal elevates a train.」などということは考えられません。 >だから「But one would have thought that the ordinary observation of life was enough to show that in the great majority of cases, pain, far from refining, has an effect which is merely brutalising. 」という状況になるわけです。 これじゃあ何言ってるのかわかりませんよ。 痛みが徳を高めてくれるなんていう痛みの存在を正当化する解釈ほど愚かなものはない。 痛みが徳を高めてくれるなんて,キリスト教的な考えから,痛みを正当化する必要があることによる解釈である。 (実際は,)痛みというのは人間が危険な状況にあることを神経が伝えてくれるサインにすぎない。 だから,(痛みが徳を高めてくれるなんて言うと)危険信号が列車を高めると主張することも同じくらい合理的になってしまう。 しかし,日常生活を観察すれば,十分わかったはずだ,痛みがそんな上等なものだなんてとんでもなく,残忍な結果をもたらすだけだ。 この英文が使用例であまりにも明確なんですが。 >an author who says that Christians say that “pain elevates,” meaning pain makes people better からも明確です。
お礼
内容の補足説明ありがとうございます。
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
>Sky さん、上記の2つの要望に応えていただければ幸いです。説明や講釈は不要です。「使用例」があるのであればご提示していただければ結構です。 行き違いになってしまったようです。自分で思いついた英文ではなく「実際の使用例」を教えていただければ有難いのですが・・・。
お礼
補足ありがとうございます。
- googoo1956
- ベストアンサー率47% (623/1316)
>「that」は同格の接続詞であるという主張にはかなり違和感が伴います。同格の「that」の前の名詞が省略される例は見たことも聞いたこともありません。適切な使用例があれば教えてほしいくらいです。 > お尋ねの英文の「than that it elevates」の中のどこかに、主節で用いられた「S+V」があるとはとても考えられません。どこにも「S+V」を補うことができないことは明白です。したがって、これは「than (S+V) if ...」の英文とは全く異なるものだと言わざるを得ません。これも「than」と「that」という接続詞が続けて用いられている適切な使用例があれば教えてほしいものです。 ご質問者のことを考えるとこのサイト上では他の回答者との議論はできるだけ避けた方が良いのではないかと思っています。 まして、「自分の考えと反対の意見の回答者には猛烈な勢いで、しかも失礼な言葉を用いて書き込みをする」かと思えば、今度は「自分と同じことを書き込んでいる」と相手の存在を認めないかと思えるような不満を述べるような人も存在する状況があるでは、なおさらです。 しかし、「他人の回答を見ないようにしている」とか「無視する」という(たぶん、私に対する)批判をそのまま見過ごすわけにはいきません。 ここでは様々な意見を読ませていただいて参考にさせていただいた上で、ご質問者のお役に立てればという気持ちで回答しています。したがって、他の回答者の主張を読んでいておかしいな思うことも少なからずあるのですが、あえて触れないようにしてきました。しかし、ご要望とあらば、あえて疑問を書かせていただきます。 Sky さん、上記の2つの要望に応えていただければ幸いです。説明や講釈は不要です。「使用例」があるのであればご提示していただければ結構です。
お礼
何度も補足していただきありがとうございます。 >ご質問者のことを考えるとこのサイト上では他の回答者との議論はできるだけ避けた方が良いのではないかと思っています。 こちらのことまで配慮していただき恐縮です><ここで回答しておられる方は該博な知識を有しておられる方ばかりなので、私としては「ふむふむ、そういう考えもあるのか~!」と驚くとともにとても勉強になっております。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
The fact that S1 V1 is clearer than (the fact) that S2 V2. こんな風に,比較するんであれば後の the fact は省略するんじゃないですか? 比較構文は省略が行なわれますので,一般に同格の前の名詞が省略されるのを見たことがないというのとは別じゃないでしょうか。 「~ということほど~な事実・意見はない」 どうですか,同格で使えるような名詞でこういう比較構文を作る場合, 「~ほど」の部分は「こと」できわめて自然です。 だから,ある意味同格である 名詞 と that 節が比較級 than をはさんで分かれる というのが非常に自然な表現となります。 普通には「~ということ」的な that 節が同格の場合には「~という名詞」となってしまうわけですが, 理屈としては fact/idea/apology のような名詞と「~ということ」という that 節が=で同格。 日本語では「~という事実・意見・解釈」と普通はなる。 この同格が分かれて,than の後に that の方を残し, 「~ということほど~な解釈はない」 than の後は that 節で自然なわけです。
お礼
補足ありがとうございます。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
私はこういう関係詞でない,名詞節 that(同格も含む)が than の後にくるのがいたって自然に感じます。 同格で用いられる名詞を適当にもってきて(お約束の fact でいいでしょうか) "no more * fact * than that" で検索してみてください。 "fact than that" でもいいです。 関係詞とは考えられない,いわゆる完全な文が来ている例ばかりです。 たまたま elevates で終わっているのが罪作りとしかいいようがありません。 何か目的語を置いてくれていたらこんな議論を生むこともなかったのに。
お礼
何度も補足していただきありがとうございます。 >私はこういう関係詞でない,名詞節 that(同格も含む)が than の後にくるのがいたって自然に感じます。 wind-sky-wind様としては、この英文は自然な感じなのですね。 >たまたま elevates で終わっているのが罪作りとしかいいようがありません。 >何か目的語を置いてくれていたらこんな議論を生むこともなかったのに。 確かにそうですね><またいろいろな人を巻き込んでしまいました><
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
No other country is better than Japan. こんな例を見るまでもなく,別に apology そのものでなくても比較はできます。 おっしゃっているように同種ならいい。 下でも述べましたが,なかなか同格の that というのをしっかり理解できていない。 the apology that SV で同格。 that SV という名詞節が the apology とイコールである。 だから,that 節で (no more stupid) apology との比較が可能なんです。 まあ,そんなのはささいなことです。 than (the apology) that SV の省略,でいいですよ,別に。
お礼
補足ありがとうございます。
お礼
これまでに何度も補足していただきありがとうございます! >祝50回答突破!現存しているこのスレでは最高記録かな? まさか50回答もいただけるとは思ってもみませんでした。質問者の私としては、各回答者様よりいろいろな側面から問題提起していただいたので、とても勉強になった質問でした。 区切りがいいので(もちろん、議論が終息したと思うからですが)、ここで終了とさせていただきます。 失礼ですが、ここで回答してくださった皆様にお礼を申し上げたいと思います。 特に、wind-sky-wind様には何度も文脈・語法の観点から詳しく説明していただきまして、とても助かりました。 googoo1956様からはさまざまな観点から問題提起をしていただき、とても勉強になりました。 litsa1234様にはモーム専用の辞書の紹介、「メタ言語」からの解釈、サイトの紹介等、さまざまな情報提供をしていただき、とても勉強になりました。 go_urn様には何度もとてもわかりやすい説明(筋道がはっきりと明示されていてとても理解しやすいです!)をしていただきました。本題とは関係ないですが、物事の伝え方の勉強にもなりました。 MarcoRossiItaly様には議論の要所要所でご見解を提示していただくとともに他の回答者様のご見解の補足説明をしていただいたりと、とても助かりました。 ここではお名前を出さなかったご回答者様も貴重なご回答ありがとうございました。