• ベストアンサー

英文解釈

下記の英文のthatはどういう役割をしているのでしょうか。 No more stupid apology for pain has ever been devised than that it elevates. thatは代名詞でit elevatesが後ろからかかっているのでしょうか。ちなみに、この一文のみで前後の文章はございません。 お手数かけますが、ご教授いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.50

祝50回答突破!現存しているこのスレでは最高記録かな? ってくらい余裕綽々ですけどね,私としては。 質問者さんはすべてにお礼をしてくれて申し訳ございません。 もう何年も前に30くらい回答がついたときもある回答者の方から 「一つ一つにお礼しなくていいよ」というアドバイスがありました。 で,本題ですが,もう自分で何を回答したのか覚えていません。 同格をとる名詞について,belief/thought のように動詞の名詞形となっているものと fact/news のようにそうでないものがあります。 だから apology も動詞と関係なく,同格で使ってもいいはずです。 ただ,ジーニアスには that 節を目的語にとる他動詞用法が載っています。 それを意識してか,ウィズダム英和辞典には(まれ)として,載せています。 need のように動詞では that 節をとらなくても,名詞「必要性」では同格がOKのものもあります。 believe that 節の名詞化表現が the belief 同格 that というのは大切な考え方ですが, それがすべてではありません。

Eusebios
質問者

お礼

これまでに何度も補足していただきありがとうございます! >祝50回答突破!現存しているこのスレでは最高記録かな? まさか50回答もいただけるとは思ってもみませんでした。質問者の私としては、各回答者様よりいろいろな側面から問題提起していただいたので、とても勉強になった質問でした。 区切りがいいので(もちろん、議論が終息したと思うからですが)、ここで終了とさせていただきます。 失礼ですが、ここで回答してくださった皆様にお礼を申し上げたいと思います。 特に、wind-sky-wind様には何度も文脈・語法の観点から詳しく説明していただきまして、とても助かりました。 googoo1956様からはさまざまな観点から問題提起をしていただき、とても勉強になりました。 litsa1234様にはモーム専用の辞書の紹介、「メタ言語」からの解釈、サイトの紹介等、さまざまな情報提供をしていただき、とても勉強になりました。 go_urn様には何度もとてもわかりやすい説明(筋道がはっきりと明示されていてとても理解しやすいです!)をしていただきました。本題とは関係ないですが、物事の伝え方の勉強にもなりました。 MarcoRossiItaly様には議論の要所要所でご見解を提示していただくとともに他の回答者様のご見解の補足説明をしていただいたりと、とても助かりました。 ここではお名前を出さなかったご回答者様も貴重なご回答ありがとうございました。

その他の回答 (49)

回答No.9

elevate は普通には SVO で用います。 だから,「痛み」「弁明(謝罪)」とあったら, 「弁明」が「痛み」を高める と感じてしまいます。 ただ,ここでは it elevates で「痛みが人間の徳を高める」の意味で使っています。 文脈が必要ですし,それにしてもわかりにくい英語を書くなあ,と思ってしまいます。 無理やりには日本語の「高める」と同じ感覚,と下で説明しました。 痛みを感じなければ楽なのですが,人間は痛みを感じることで危険を察知する仕組みになっています。 痛みが人の知を高めてくれる,などというキリスト教的な見地ほど愚かなものはない。 http://www.myownthoughts.com/2003/02/22/why-would-a-good-god-allow-suffering/ ここに, an author who says that Christians say that "pain elevates," meaning pain makes people better とある通りです。 英語の構造としては 「これまでに~より(ほど)愚かな痛みに対する弁明はない」 痛みというものの存在を正当化する,という意味で「弁明」と言っているのでしょう。 stupid の比較級は普通は stupider で,more stupid もあり。 その~より,の部分が that it elavates こんな~より愚かな弁明はない。 「痛みが徳を高めること」が,結果的に最も愚かな弁明ということになります。 あとは英語としての解釈で,この that で「~ということ」という that 節, 同格の that(同じ接続詞の that に違いありません)で「~という弁明」(比較の観点で「弁明」を補う) 無理には that = the apology で同格の that の省略として「~というそれ(弁明)」 どれも実質上,同じことです。 elevate がこういう使い方をしていますので,議論になるのもやむを得ませんが, 英語,さらに日本語を正しく理解できないと,とんでもない解釈に走ることになります。

Eusebios
質問者

お礼

毎回補足説明ありがとうございます>< >http://www.myownthoughts.com/2003/02/22/why-would-a-good-god-allow-suffering/ >ここに, an author who says that Christians say that "pain elevates," meaning pain makes people better とある通りです。 後に続く文章がありましたか。問題の英文のみしか手元になかったので、てっきりこの文だけだと考えてしまいました。お恥ずかしい限りです>< >痛みを感じなければ楽なのですが,人間は痛みを感じることで危険を察知する仕組みになっています。 >痛みが人の知を高めてくれる,などというキリスト教的な見地 文脈からしてもwind-sky-wind様のご回答していただいた内容ですんなり理解できます。 >この that で「~ということ」という that 節, 同格の that(同じ接続詞の that に違いありません)で「~という弁明」(比較の観点で「弁明」を補う) 無理には that = the apology で同格の that の省略として「~というそれ(弁明)」 >どれも実質上,同じことです。 どのthatの解釈も可能性はあるということですね。そして、それは実質同じことと。 とてもよく理解できました。誠にありがとうございました。お手数をおかけしまして申し訳ないです。

回答No.8

no more … than …  …ほど…でない that         ~ということ(名詞節を作る「接続詞の」that) that の意味は、実はかなり基本的なものですが、参考 URL の辞書ページでご確認ください。そのページ中、下から 1/3 くらいの位置に載っています。 2 文を次のとおりつなげるために、「more stupid」を追加するだけでなく、「that」を付けて名詞節化しています。訳にあるとおり「行い」というふうに捉えると、理解しやすいかもしれませんね。 No apology for pain has ever been devised. An apology elevates the pain. 痛みに対する弁明が考えられたことはない。ある弁明はその痛みを増大させる。 ↓ No more stupid apology for pain has ever been devised than that it elevates (the pain). 弁明によって痛みを増大させてしまうということ(行い)ほどに愚かな、痛みに対する弁明が考えられたことはない。

参考URL:
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=that&stype=0&dtype=1
Eusebios
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ご提示くださいました文から判断するとthatはあくまで「~ということ」という名詞節で、前に何らかの名詞が省略されていたり、that自体が指示代名詞ということではないということですか。 比較対象の一致ということからthat自体がan apologyを指しているかthatの直前にan apologyが省略されているのかなと思いましたが、それとはまた違うのでしょうか。

noname#202629
noname#202629
回答No.7

itとthis/thatは代名詞として使います。使い方はほぼ同じですが、若干の違いがあるようです。 その一つとして、必ずしもと言うわけではないが、一般的な(良い書き手としての)ルールとして前文に単数名詞が一つ以上あるときに、itは主文の主語が代名詞となりthis/thatは文章上の直近の単数名詞を示す。 ならば、 it=apology that=pain となり。 that it elevates = the pain (that) the apology elevates = the apology elevates the pain と言う意味になる。 謝れれば謝れるほどムカつくと同様に謝れれば謝れるほど痛みが増す。と言う様な意味でそれ以上にと前に掛かる文章と一般的に理解されるはずです。 謝罪されると痛みが増すので、それ以上に馬鹿な言い訳(謝罪)があってはならぬ。 と言う様な意味にもなります。

Eusebios
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >必ずしもと言うわけではないが、一般的な(良い書き手としての)ルールとして前文に単数名詞が一つ以上あるときに、itは主文の主語が代名詞となりthis/thatは文章上の直近の単数名詞を示す。 >ならば、 it=apology that=pain 良い書き手でない場合は逆もありえるということですね。書き手によって解釈が変わるのは難しいですね。

回答No.6

あと,elevate ですが,自動詞的に「品性を高める」という意味が リーダーズとランダムハウス,研究社英和大辞典には出ていました。 偶然か,言葉の本質なのか,日本語でもただ「高めてくれる」というと 知性などを高める意味になります。 だから,目的語がない以上,自動詞にはなりますが,目的語が省略されて, ただ「高める」でそういう「知性を高める」という意味合いで使っているとも言えます。

Eusebios
質問者

お礼

elevateについてご説明ありがとうございます。 >自動詞的に「品性を高める」 >日本語でもただ「高めてくれる」というと 知性などを高める意味になります。 とてもよくわかりました。ありがとうございます。

回答No.5

なぜ考え直したかというと,やはり比較の対象は apology 同志。 that it elevates において,it = pain この that は接続詞で the apology that ~「~という解釈・弁明」 という同格の関係が成り立つ。 apology 同志の比較のために, that の前に the apology を補いました。 可能性としては that = the apology で,同格の that は省略もあり得ます。 that 自体はやはり接続詞としても,結論は変わりません。 同格の that も接続詞ですし,#1 の方がおっしゃるように, that 節が than の後という解釈でもいいと思います。 ただ,私としては than の後に that 節というより, あと,apology 同志の比較という観点から, than 以下で「痛みが徳を高めるという解釈」としました。

Eusebios
質問者

お礼

補足説明ありがとうございます。 >比較の対象は apology 同志。 基本的なことをすっかり忘れておりました。そのように考えると、 >この that は接続詞で the apology that ~「~という解釈・弁明」 という同格の関係が成り立つ。 ということですね。そしてthatの役割としては >apology 同志の比較のために, that の前に the apology を補いました。 >可能性としては that = the apology で,同格の that は省略もあり得ます。 どちらの可能性もあるわけですね。

回答No.4

なるほど,elevate に自動詞の用法があって, 品性・知性を向上させる 日本語では他動詞みたいでも,英語的に目的語がなければ自動詞です。 となると,that は「~ということ」という接続詞となり, the apology that ~「~という解釈・弁明」 apology のこの意味も文語的です。 これまで,痛みというものの存在の解釈として,それ(痛みが)徳を高めてくれる ということ(解釈)ほど愚かなものはない。 こちらの方が正しいように思いますが,ちょっと文脈が必要ですね。

Eusebios
質問者

お礼

補足説明ありがとうございます。 elevateが他動詞ではなく自動詞として使われているなら、直前のthatは関係代名詞の先行詞ではなく、 >that は「~ということ」という接続詞となり, the apology that ~「~という解釈・弁明」 となるわけですね。

回答No.3

elevate は基本的に他動詞で「~を高める」です。 その目的語がなくなっているということは,前にあるということで, すなわち,目的格の関係代名詞の構造になっている。 一つの考えは that が関係代名詞ですが,先行詞がなくなります。 関係代名詞の that には必ず先行詞があります。 前にあって,共通関係でもない限り。 すると,ここでは that 自体が先行詞で目的格の関係代名詞は省略ということになります。 すると,この that は前の名詞を受ける that of ~と同じタイプのものということになります。 この that は that of でなくても,that in ~とか,that 関係代名詞節もありです。 すると,that が表す名詞と,it が表す名詞があるはずで, となると,apology と pain しかありません。 どっちがどっちか。 apology = that pain = it とすると, これまで,痛みが高める謝罪ほど愚かな,痛みのための謝罪が作り出されたことはない。 逆だとすると, これまで,謝罪が高める痛みほど愚かな,痛みのための謝罪が作り出されたことはない。 後者だと理にかなって, 謝罪することでかえって痛みを増してしまうような謝罪ほどおろかなものはない ということでしょうか。 これはまた議論になりそうですが, 私の説明だと,apology と pain を比較しているのではないか。 ちょっといったん切ります。

Eusebios
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

  • litsa1234
  • ベストアンサー率28% (230/795)
回答No.2

>No more stupid apology for pain has ever been devised than that it elevates. 「ひとに(暴力などで)苦痛を与えておいて(ぬけぬけと)苦痛というものは人間の精神を高めるものなんだよという言い草ほど、ひとを小馬鹿にした言い訳をこれまで聞いたことがない。」 以上、参考になれば幸いです。

Eusebios
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 全訳参考にさせていただきます。

  • go_urn
  • ベストアンサー率57% (938/1643)
回答No.1

No more stupid apology for pain has ever been devised than that it elevates. 1)No more ... than ~ で、最上級構文です。「~ほど・・・なものはない」ですね。 2)that が指示代名詞の場合は、that of~の形に限られます。この that は、「~ということ」の that で、that it elevates で名詞節を形成します。 3)that it elevates の it は pain を指します。 4)この名詞節は、an apology that it elevates と、an apology の同格です。「苦痛が人間を高めるという弁明」 5)よって全体の訳は  苦痛が人間を高めるという主張ほど、おろかな苦痛の弁明はこれまでに考案されたことがない。  意訳しますと  これまでに考え出された苦痛に対する弁明の中で、苦痛が人間を高めるという主張ほど愚かなものはない。  となります。

Eusebios
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

Eusebios
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 大変恐縮なのですが、下記の点につきましてもう少しお教えいただければ幸いです。 >2)that が指示代名詞の場合は、that of~の形に限られます。この that は、「~ということ」の that で、that it elevates で名詞節を形成します。 >4)この名詞節は、an apology that it elevates と、an apology の同格です。 (1)thatは接続詞(~ということ)で直前にan apologyが本来くるはずなのに繰り返しになるので省略されていると考えてよろしいのでしょうか。(an apology) that it elevates。 >「苦痛が人間を高めるという弁明」 (2)「人間を高める」の「人間」はどこから訳出できるのでしょうか。英文には「人間」を表す単語がないので少し気になりました。 以上、2点につきまして補足いただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

関連するQ&A