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英文の解釈
ある教材に以下のような英文があります。訳して下さい、 またカリフォルニアはsurfers, EST, gaysが多いということでしょうか? It has been famous since the 1960s for its experiments in lifestyle – surfers, EST, gays. Itはカリフォルニアのことです。
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こんにちは。 お示しの文ですが、ネットで検索してみますと、 http://lingueletteratureculturestraniere.uniroma3.it/bacheca/nisenberg/wp-content/uploads/sites/33/2014/11/McCrum-et-al.-An-English-Speaking-World_2.pdf のp. 37の4行目からの文ですね。つまり、R. McCrum, R. Macneil and W. Cran. The Story of English. という本の文章のようです。 前後を読んでみると、おっしゃるようにカリフォルニアについて述べています。概略は、カリフォルニアはアメリカの中で人口も多く、経済も豊かで、所得水準も高く、北米在住にすむあらゆる民族がいずれも多数住んでいて、いろんなとんがった人たちも多く、いろんなことが時代を先取りして起こり、産業はそれぞれの分野の最先端で、ロサンゼルスはメディアの都市でもある(のでそういった勢いのあるカリフォルニアで話されている英語は影響力があり、その代表がロナルド・レーガンだ)、てな話ですね。 お示しの文はこちら本の文と比べてみるとやはりちょっと舌足らずな感じがしますので、おそらく、このThe Story of English. から取ってきて引用者がちょっとはしょったものなのかもしれません。というわけで、この本の文を解釈してみます。 Ever since the late 1960s, it has been famous for its experiments in lifestyle, from the surfers to the Valley-girls to the EST freaks to the gay community of San Francisco. まず、lifestyle, まで。 「1960年代後半から、カリフォルニアは、さまざまなライフスタイルの実験で有名でありつづけてきた。」 ちょっとこなれさせてみると、 「1960年代後半から、カリフォルニアは、さまざまな実験的なライフスタイルで名を馳せてきた。」 その後は、実例を列挙してるわけですね。それをくっつけると、 「1960年代後半から、カリフォルニアは、さまざまな実験的なライフスタイルで名を馳せてきた ーー サーファーからヴァリーガール、そして自己啓発セミナー・フリークから、サンフランシスコのゲイの共同体まで。」 という感じでしょうか。 >またカリフォルニアはsurfers, EST, gaysが多いということでしょうか? これについて、文中の例を順に見てゆきますと、サーフィンはやはり北アメリカではカリフォルニアがひとつの大きな拠点みたいですね。 ↓こんなことを言ってるページがあります(知らない方のページです) http://www.sipec-square.net/~mt-home/students/khashimoto/caj.html ヴァリーガールは、1980年代初めに合衆国の若者文化の象徴的存在となった、ロサンゼルス近郊、San Fernando Valleyに住む10代の女性たちだそうです。 ↓こんなページがあります。 http://www.fashion-headline.com/article/2013/07/01/2354.html 自己啓発セミナー・フリークと訳してみましたが、ESTというのは、Erhard Seminars Trainingという、1971年にWerner Erhardが始めた自己啓発セミナーの「はしり」のようです。1970年代後半には日本の若者の間にも自己啓発セミナーというのが相当流行しました。そのおおもとなんでしょうか、ESTの拠点がサンフランシスコにあったみたいですね。 ↓こんなページがあります(知らない方のブログです) http://getnews.jp/archives/295729 サンフランシスコのゲイ・コミュニティというのもネットで調べてみると有名らしいですね。 ↓こんなページがあります。 http://www.veltra.com/jp/north_america/san_francisco/a/16463 というわけでお尋ねの点についてはそういう人たちの具体的な数が一番多いかどうかはわかりませんが、それぞれカリフォルニアはサーフカルチャーの発信地であり、自己啓発セミナーの発祥の地であり、ゲイのコミュニティがあることでも有名な場所である、ということで、たこ焼きといえば大阪、天理教といえば奈良というように、サーフィンや自己啓発セミナーやゲイのコミュニティといえばカリフォルニアのことを思い出す人がそれなりの数はいるような状況なのだと思います。 以上お役に立てばさいわいです。
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It has been famous (カリフォルニア)は(ずっと)有名である <since the 1960s> 1960年代から ・famous for ~ ~で有名である famous {<for its experiments (in lifestyle) – surfers, EST, gays>} ・its experiments (in lifestyle) :生活習慣での新しい試み、実験 ・its experiments - A, B, (and) C.:サーファーや、ESTや、ゲイ等の(人々の生活のような)新しい試み(ゴメンナサイ、ここは上手い意訳が必要になりそうです) ※ESTは何のことだか分かりませんでした、多分本文内に脚注があると思います。 ⇒カリフォルニアは、サーファーや、ESTや、ゲイ等の人々の生活習慣での新しい試みで、1960年代からずっと有名である。 こんな感じでしょうか。 ポイントは、何か新しい試みを(他の国や地域より)先駆けて実施した、ということで、多いという訳ではないと思います。
お礼
ありがとうございました(*^_^*) サーファーや、ESTや、ゲイの人々のライフスタイルということなんですね。
お礼
大変詳しく長い解説ありがとうございました。 仰る通り、The Story of Englishの教材からの文章です。 教材用にかなり省いてあるので、よく分からないことが多いのが事実です。 でも、よく分かりました。 ありがとうございました。(*^_^*)