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樋口一葉「大つごもり」か「大つもごり」か
先日、樋口一葉記念館に行きました。2階の展示室に、作品の解説コーナーがあり、「大つごもり」の作品コーナーに、当時掲載された雑誌「文学界」がおいてありました。眼を凝らしてみると、なんとそこには、「大つもごり」とありました。家に帰って辞書を引いてみると、言葉としては、両方あるではありませんか。樋口一葉の名作、どちらが正しいのですか。単なる誤植なのでしょうか。ご存知の方、教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
全くの門外漢なのですが、今、刊行されているものがすべて「大つごもり」なので、これが「正解」というか「定説」なのではないでしょうか。 樋口一葉の研究者は多数いると思います。その方々がすべて、質問者さんがご覧になったという『文學界』表紙の「大つもごり」という表記を見逃しているとは思えないので。 どうしても気になるなら、『文學界』をご自身でご覧になっては? 目次がどうなっているか、本文冒頭の題名がどうなっているか……。国会図書館へ行けば閲覧できます。 それでも、果たして雑誌の誤植であったのか、樋口一葉が「つもごり」という表記にこだわっていたのかは、分からないと思います。 直筆原稿が残っていたとしても、活字化にあたって修正したかもしれませんし。 もしまだ先行研究がないのであれば、論文一本が書けそうですね。
その他の回答 (3)
大つごもり・・・・ つまり、今でいうところの大みそかを題材にした作品ですから、 現代風に言うと正しくは「おおつごもり」ですが、 しかし、同じ疑問を持った人が調べたところ、 「「 つもごり 」 とは 「 つごもり 」 の 【 訛 】 だと(爆)。 ( by 講談社 『 日本語大辞典 』 ) 古くは あの『 浮世草子 』にも記載されてる由にて、 由緒正しい(笑)訛であるものらしい。」 http://plaza.rakuten.co.jp/ryu2smilingly/diary/200912300000/ なので、あながち間違いとは言い切れない。というのが 本当のところのようです。 徐々に今の言い方に収斂されていったのでしょう。
- TANUHACHI
- ベストアンサー率31% (791/2549)
演劇評論家であり新国立劇場演劇専門委員である村井健氏の「近代演劇史年表」によりますと、1894年(明治27年)の事象として「樋口一葉 『大つもごり』」の記述が見えます。 また日本文学館に所蔵されているのはいわゆる「未定稿」などの肉筆であり、「決定稿」は刊本ですので出版された作品とは異なる可能性もあります。 文学史や近代史では一般に『大つごもり』と読み慣わしています。
お礼
ご回答感謝します。「大つごもり」が文学史上一般的であることをわかっての質問です。かなり意地悪な質問でゴメンナサイ。現実に、「文学界」の表紙には、「大つもごり」と印刷されているのです。「文学界」の中を見ることができないのでの質問なのです。中を確認できましたら、また教えてください。
- Kirby64
- ベストアンサー率27% (668/2450)
一葉の作品としては「大つごもり」が正しいニャ。
お礼
ご回答感謝します。「大つごもり」が文学史上一般的であることをわかっての質問です。かなり意地悪な質問でゴメンナサイ。現実に、「文学界」の表紙には、「大つもごり」と印刷されているのです。「文学界」の中を見ることができないのでの質問なのです。中を確認できましたら、また教えてください。
お礼
ご回答感謝します。「大つごもり」が文学史上一般的であることをわかっての質問です。かなり意地悪な質問でゴメンナサイ。現実に、「文学界」の表紙には、「大つもごり」と印刷されているのです。「文学界」の中を見ることができないのでの質問なのです。中を確認できましたら、また教えてください。