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疑問点: 英文のwouldの使い方
- 助動詞wouldが、誰かの想像世界内であることが明示されていない文脈内に現れる場合、その使い方はどのような意味を持つのか疑問に思います。
- ある参考書の例文を通して、その使い方を具体的に考えてみました。この文の記述は、仕事が終わる前になされたものなのか、仕事が終わった後になされたものなのか、またそれぞれの場合に和訳にどのようなニュアンスが含まれるのか気になっています。
- 具体的な和訳パターンを考える際に、「仕事が終わるだろうからだった」「仕事が終わることになっているからであった」「仕事が(いつも)終わるからであった」という3つの和訳を試みましたが、どの和訳がもっとも適切であるのか迷っています。
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No.1です。補足にお答えします。 結論から言うと、(b)、(b')の解釈とは考えられません。(a)、(a')ですね。 このような「when」はよく、非制限用法の関係詞とか呼ばれてるんですね。ご存じのとおり、関係詞は基本、先行詞というものが必要です。今回の文では、「five thirty」ですね。 次に、「then」ですが、これは「at five thirty」の意味です。「asked」の時点ではありません。なぜなら「when」の先行詞が「five thirty」であり、「then」は「when」の言い換えとしてお書きになっているからです。 要するに「when」以下は、(a)、(a')のように、クオーテーションの中身を修飾する説明です。「asked」の時点について説明しているわけではありません。 I asked ... five thirty, which I meant I would be off work then. などと言えば、先行詞は「five thirty」ではなく、「I asked ... five thirty」全体となるので、(b)、(b')のような解釈と言えるのではないでしょうか。「then」はここでも「at five thirty」の意味ですね。この場合は、「であった」みたいな「理由」を説明しようとする語尾でも分かる気がします。「five thirty」の理由(って意味分かりませんが)ではなく、直前部分全体の口述の理由を説明しようとしているということです。 >……とされる事情について教えていただくと嬉しいです。 改めて理由を説明せよと言われれば、以上のようになるかと思いますが、理屈よりも、自動的にそのような意味に感じられるという感じです。今後も、必ずしも理論をうまく説明できないとしても、英語に関しては、「こういうもんだ」という内容、感覚的な回答を寄せていきたいと思います。語学ですからね。言葉をコミュニケーションのためのツールという捉え方で見る限り、数学や科学のように理論をそれほど重視しようとは個人的には考えておりません。
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- princelilac
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(1) この英文の記述(または発話)という行為は、当日の夕方仕事がオフになる前になされたものです。記述(発話)はすでに過去の出来事になっています。asked の時点では未来の出来事になりますが、asked そのものが過去の出来事なのです。そのような時は、「時制の一致」という制限を受けるのです。 (2-1) 〇和訳1 → 仕事明けの時間が、あくまで発話者I(=記述者)による(主観的)予想・推測であるとして試みた和訳。 ※自分の行為のことなので、「意志」とすべきです。「予想」というのは「雨が降りそう」などのように、自分の意志の届かない場合に使うと思います。 〇和訳2 ※このような状況では be going to の構文を使います。will, would は意志を表す言葉で「私が仕事を終わらせるつもりであり、その気持ちが変わることを想定していない」のです。 〇和訳3 → 発話者I(=記述者)による主観的予想・推測というよりも、むしろ5時半に仕事が終わるのは発話者Iの過去の習慣(的行為)であった、として試みた和訳。 ※この一文からは習慣であることを読み取れません。 ※「仕事を終わらせるつもりであった」が最もよいと思います。ただ単なる予想で人を待たせるよりも、きちんと自分の意志を伝えるべきでしょう。 (2-2)の書き換えは、別の意味になってしまいます。was to は自分の意志とは無関係に、会社の就業時間の都合になります。will, would を使うと、規則ではなく「私の意志で」仕事を終えるつもりにしているのです。 市販の問題集などにこの手の書き換えが紹介されていますが、意味が変化する書き換えをしてはいけません。意味が似ているからと安易に書き換えて話すと、相手(英米の人など)に、まちがったメッセージを伝えることになります。
補足
ご回答ありがとうございます。 ご回答の(2)の部分については私には理解できない点がありますので、ここでは(1)について確認をさせてください。 (1)で >記述(発話)はすでに過去の出来事になっています。asked の時点では未来の出来事になりますが、asked そのものが過去の出来事なのです。そのような時は、「時制の一致」という制限を受けるのです。 とご説明されています。 が、これは、この英文の記述(または発話)という行為がなされたのが当日の夕方仕事がオフになる前であるか、後であるかに関わらず成り立つご説明ではありませんか? ●よって、 「この英文の記述(または発話)という行為は、当日の夕方仕事がオフになる前になされたものです。」 というご回答は 「この英文の記述(または発話)という行為は、当日の夕方仕事がオフになった後だけでなくオフになる前になされたものと考えることも可能です。」 という意味でお書きになったものと解釈してよろしいでしょうか?
- MarcoRossiItaly
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単なる時制の一致。質問者さんがお書きになった「I asked her to wait until five thirty, when I will be off work.」という文では一致していないので、「will」→「would」としただけ。 予想・運命・習慣というよりも、単なる未来の will/would。つまり ask した時点から見ると5時半というのは未来だったので、would と言っただけ。will と言ってしまうと、この文を言っている現在以降の話となるので、おかしいです。仮に今が5時半より前だったとしても、通常は何も考えずに would と言います。 >なお、出典の参考書の和訳は「仕事が終わっているだろうから」でした。 全くそのとおり。「和訳1~3」のどれでもなく、出典の訳が最善だと感じます。「であった」は不要。 >下のように書きかえてもほぼ同じ意味を表すことができると考えてよろしいでしょうか? 構わないと思います。なおその文で would を書かないのは、「was to be off work」となっているのが5時半以降ではなく、ask した時点での状況であるからです。
補足
ご回答ありがとうございます。 私のもやもやをどのようにご説明すればいいのかどうもうまく言葉になりませが、私の質問の(2-1)が私には一番説明がしやすいように思いますので、この部分のご回答について何とか私のもやもやの事情を書く努力をしてみます。 ご回答に 「>なお、出典の参考書の和訳は「仕事が終わっているだろうから」でした。 全くそのとおり。「和訳1~3」のどれでもなく、出典の訳が最善だと感じます。「であった」は不要。」 とありました。 (1) まず前提として、ここでは和訳は以下の後者としての働きをするものとします。 ・ 翻訳というか、文脈から判断して日本語として自然なもの ・ あくまで直訳というか、中間言語というか、あくまで英語の構文や文脈が正確に理解しているかどうかをチェックするためのいわば便法の役割を担うもの (2) 本題です。 私がこだわっているのは、件の英文の後半が、whenの前にカンマが付いたいわゆる非制限用法になっている点です。つまり、when以下が ”私がaskした(過去時制)” という主節からは意味単位として独立させて記述されていることです。 別の言い方をすると、件のwhen以下は「私」が直接彼女に言葉として表した[askedした]ものとして記述されているのではなく、あくまでaskした内容ではなく主節とは独立した地の文として記述されているように思えるのです。つまり、件の文を直接話法を用いて説明すると、 (a) I said to her, “Please wait until five thirty. I will be off work then.” (a’) I said to her, “Please wait until five thirty, when I will be off work.” ではなく、 (b) I said to her, “Please wait until five thirty.” (That was because) I would be off work then. (b’) I said to her, “Please wait until five thirty.” (That was because) I was to be off work then. と解釈すべきではないか、と感じています。 (3) このように感じているから、元の質問の(2-1)で、 ・ 出典訳が「(仕事が終わっている)だろうから」 であるのに対して、 ・ 私は和訳1~3をすべて「~だった」 としました。 ●以上今までの私なりの英文解釈の仕方を確認しながら、その解釈に基づいて考えるとこのようになりました。 MarcoRossiItalyさんが >…「和訳1~3」のどれでもなく、出典の訳が最善だと感じます。「であった」は不要。 とされる事情について教えていただくと嬉しいです。
お礼
>結論から言うと、(b)、(b')の解釈とは考えられません。(a)、(a')ですね。 と改めてのご回答いただきました。ここまで付きあっていただいたことに感謝いたします。 もう少し考えてみることにします。