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to不定詞の意味
They worked closely with the architect to guide the design. (本の和訳:彼らはその建築士と綿密に連絡を取って設計の仕事を進めました。) 基本的なことなのですが、この和訳文ではto不定詞の意味がよくわかりません。直訳すると「彼らは設計を指導するために、その建築士と密接に働いた」になるでしょうか。
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私がこの文章を読んだ場合、読取りの課題は3つあるように思われます。(1) architect とは?(2) guide の主語は誰か? (They, architect, or….) (3) guide とは何か。 (1) architect は建築家、設計者の2つの意味があります。設計者という場合は意味が広くなり「(欧州の) EU を立ち上げる」などということも意味し得ます。 (2) to 以下は目的を表すだけですから、文法的には主語は特にありません。でも実際には行動の主体は they なのか they + architect (共同作業) なのか微妙な違いがあります。「建築士と綿密に連絡を取って設計の仕事を進めました」と訳せば、なんとなく they が主体のように響きますね。architect は協力者の立場で。「その建築士と密接に働いた」と訳せば対等な共同作業のニュアンスがなんとなく強く響きます。 (3) guide は導くと訳しますが、グループを指導しつつ設計を仕上げるというような意味です。 さて主題に入ります (to というより work with の読み取り方ですね):work は直訳では確かに「働く」です。「連絡を取って」と訳せば意訳になります。でも日本語として文脈などから「連絡を取って」ぐらいに訳した方がよいと思えばその程度の意訳は許されます。文脈というのは「行動主体は they か they+ architect (共同作業) か」といった判断です。
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- MayIHELPY
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They worked closely with the architect to guide the design. この場合のto不定詞は、「形容詞用法」と「副詞用法」の両方の解釈が可能で、さらに、副詞用法では、目的と結果の両方の解釈が可能です。 (1)形容詞用法 the architectがto guide the designの意味上の主語で、「その設計を指導する建築家」です。 全体では、 「彼らは、その設計を指導する建築家と緊密に協力し合った。」 (2) 副詞用法 (a)目的(=~するために) 彼らは、その設計を指導するためにその建築家と緊密に協力し合った。 (b) 結果(~してその結果~した) 彼らは、その建築家と緊密に協力し合ってその設計を指導した。 和訳文はこの用法の変形です。 その他の例 I used the dictionary to solve the problem. 目的用法の場合 「私は、その問題を解くためにその辞書を使用した。」 結果用法の変形 「私は、その辞書を用いてその問題を解いた」 上記のように、いずれに該当するのは前後関係で判断するので、この例文だけでは断定不能です。