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関数fが無限大に発散する
「関数fが無限大に発散する」の定義 「全てのrについて『あるnについて「m>nならばf(m)>r」』」 がよくわかりません。 宜しくお願いします。 ∀r∃n∀m「m>n→f(m)>r」 ということなんだと、思いますがピンと来ません。
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「どんなrでも」 たとえばとても大きい r=1億 としても、 「あるnがあって」 fがいつも1億以上になるのは たとえばn=2000以上のときだな じゃぁ、n=2000としよう。 「m>n なる すべての m について」 nは2000なので、 それより大きいm(2000以上)ならば、 「f(m)>r」 そんなm(2000以上)については、f(m)は1億よりおおきい! 次に「rはどんなのでもいいのだから、もっと大きい r=100兆にしよう」 「nは2000ではダメで、もっと大きいn=350000以上にしよう」 「m>n なる すべての m について」 nは350000なので、それより大きいm(350000以上)ならば、 「f(m)>r」 そんなm(350000以上)については、f(m)は100兆よりおおきい! てな感じで、 どんな(大きな)r に対しても、 nを決めることができて それより変数(f(m)のmの値)が大きいところでは、fの値をr以上にできるとき →fは無限大に発散 と呼ぶことにしたんです。
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ピンと来るためにはいくつか例題を解いてみるといいかもしれません。 例えばfがf(m)=mで定義されるなら質問文中の「あるn」としてrそのものを考えるとf(m)→∞が確認できますね。 任意のrについて、m>rならf(m)=m>rだから。 f(m)=logm (m>0)の場合はどうか、単調でない関数の場合はどうかなど、発散の判定を自分なりに練習してみると、定義の理解が深まると思います。
お礼
回答有り難うございます。 具体的で簡単な例題に置き換えると分かりやすいですね。
- WiredLogic
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日本語と欧米の言葉、普通の生活に使う言葉と数学の言葉、などの違いのため、こういう表現は確かに解り難いところがあります。 こういうとき、「全ての~」は「どんな~に対しても」、「ある~について…」は「…となる~がある」と、翻訳^^すると、解り易くなることがあります。 質問の定義だと、必要以上に^^言葉を補って、翻訳^^すると、 どんなに大きな数rを持ってこられても、mがnより大きかったら、必ずf(m)>r になるような、そんなnが必ずあるよ、 もっと思いっきり意訳すると、 どんな大きい数でもいいから、何か数を言ってみてごらん、この関数は、あるところから先はずっと増えていって、どこかに、その先では、君が言った数より、必ず大きくなっている場所が必ずある。僕は、君がどんな数を挙げても、そうなる場所を示して、そうなる理由もちゃんと教えてあげることができる。そうやって、示していったら、この関数が上限なんかなくて、どこまでも大きくなっていける関数だってことを、君は信じてくれるかい? ってな感じでしょうか。
お礼
回答有り難うございます。 大変勉強になりました。
お礼
回答有り難うございます。 理解できました。