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損失最小化問題の計算
E[L] = ∫∫{y(x)-t}^2p(x,t)dxdt - (a) を最小化するy(x)を求める問題で、変分法を使って δE[L]/δy(x) = 2∫{y(x)-t}p(x,t)dt = 0 - (b) となると教科書に書いてあります。これはオイラー方程式の第二項が消滅した形で ∂E[L]/∂y(x) = 0 としたものだと思うのですが、どうして(a)をy(x)で偏微分すると(b)になるのか(なぜxについての積分の部分が消滅しているのか)よく分かりません。 よろしくお願いします。
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noname#221368
回答No.1
確認:p(x,t)は既知関数ですよね?。 >これはオイラー方程式の第二項が消滅した形で ∂E[L]/∂y(x) = 0 としたものだと思うのですが、・・・ その通りだと思います。 最小化する関数を、E=∫L(y'(x),y(x),x)dxとすると、オイラー方程式は、 (d/dx)(∂L/∂y')-∂L/∂y=0 となり、xに関する積分は消えます。さらにオイラー方程式は、Lに余分なパラメータxが入っていても、お構いなしです。 今回の場合は、さらにパラメータtも入っていて、tに関してたまたま積分する形になっただけです。 E=∫∫L(y'(x),y(x),x)dxdt うるさい事を言わなければ(ふつう言いません^^)、xで先に積分してからtで積分しても良いので、y=y(x)に注目し、y(x)に関する変分を先に取ったので、xに関する積分が消え、 δE/δy=∫((d/dx)(∂L/∂y')-∂L/∂y)dt=0 となっただけですよ^^。
お礼
ありがとうございました。E[L]をxについての積分と見ればいいんですね。