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図形と連立微分方程式の問題です。

P(x.y) は連立微分方程式 (dx/dt)=y (dy/dt)=-x を満たすものとする。 t=0で原点以外の点から出発した点P(x、y)は、 tが増加するにつれてどのようにふるまう

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回答No.4

複素平面でやりましょう. z(t)=x(t)+iy(t) とおきます.さて方程式は dz/dt=dx/dt+idy/dt=y-ix=-i(x+iy)=-iz ∴z=e^{-it}z(0) z(0)≠0ならば,z(t)はz(0)を出発して,原点のまわりを時計方向に角速度1で回転します.つまり, 『点(x,y)は点(x(0),y(0))≠(0,0)を出発して原点まわりを時計方向に角速度1で回転する』 ということです.

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  • alice_44
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回答No.5

ついでに、(d/dt)^2 x = -x もやってみよう!

回答No.3

r=(x,y)^T dr/dt=(dx/dt,dy/dt)^T=(y,-x)^T とおきます.^Tは転置です.R(θ)を原点のまわりのθ回転行列とすれば R(θ)の第1行:(cosθ -sinθ) R(θ)の第2行:(sinθ cosθ) であって, dr/dt=R(-π/2)r が成り立ちます.これの解はdx/dt=kxの解がx=e^{kt}x(0)であるのと同様に r=e^{tR(-π/2)}r(0) となります.ただし,Aを2次の正方行列とするとき e^A=Σ_{n=0}^∞A^n/n! は行列の指数関数です.今の場合 R(-π/2)=J とおくとEを2次の単位行列として, J^2=R(-π)=-E J^{2n}=(-1)^nE, J^{2n+1}=(-1)^nJ (n=0,1,2,・・・) となりますから, e^{tR(-π/2)}=e^{tJ} =Σ_{n=0}^∞t^{2n}J^{2n}/(2n)!+Σ_{n=0}^∞t^{2n+1}J^{2n+1}/(2n+1)! =EΣ_{n=0}^∞(-1)^nt^{2n}/(2n)!+JΣ_{n=0}^∞(-1)^nt^{2n+1}/(2n+1)! =Ecos(t)+Jsin(t) =R(-t) よって, r=R(-t)r(0) となります.P(x,y)が原点以外の点P_0(x_0,y_0)から出発すれば OP=R(-t)OP_0 つまり 『点P(x,y)は原点中心半径OP_0=√(x_0^2+y_0^2)の円周上を点P_0(x_0,y_0)から出発し,時計回りに角速度1ラジアンで回転する運動を行う』 ことが分かります. 図はP_0(1,√3)を出発した場合の位置ベクトルと速度ベクトル,さらに軌道を描いています.

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.2

今は、高校では、やらないのでは? ベクトル化して (d/dt)(x,y) = (x,y)A {Aは2×2行列} とするか、 複素化して (d/dt)(x+iy) = y-ix とするか、 y を消去して (d/dt)^2 x = -x とするか すれば、解法の糸口は見えてくると思う。 いづれにせよ、準備は高校範囲を越えるけれど。

回答No.1

高校数学の微積分の教科書を読み直しましょう。

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