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中国の人口と日本の人口の比較
- 中国の人口は日本の人口の10倍ですが、as large asの表現により左部分と右部分が同じを意味しています。
- この表現を解釈するには、as large asの前の部分が基準となり、後の部分がそれと比較される対象を示します。
- つまり、左部分の中国の人口が基準であり、右部分の日本の人口がそれと比較される対象となることを意味しています。
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回答者#4のsasaki_sanです。追加のご質問にお答えします。 1. The population of China is ten times large. 2. The population of China is ten times as large. 1番は正しい文法ではありませんので、使われません。2番が正しいです。「ten times」(10倍)と言うからには、何かを比べている事になります。この場合は(人口の)多さを比べているので、「large」の前に「as」を付けます。確かに、日本語では「中国の人口は10倍多いです」だから、英語でも「The population of China is ten times large」で良いような気がするのは分かりますが、それは間違いです。日本語と英語は必ずしも1対1の関係にはなりません。 別の方法で説明しましょう。「The population of China is ten times as large.」は「The population of China is ten times as large (as that of Japan.)」と言った具合に、「as that of Japan.」の部分を省略した文です。「この際ついでに!」と最初の「as」も省いてしまう事は出来ません。 更に別の方法で説明しましょう。この「as~as」が人によってややこしいのは、あたかも「as~as」は「=」と同じ役割を持っていて、2つの「as」は常に対にして使うように教えられるからだと思います。それは間違いです。最初の「as」と後の「as」は同じに見えても、意味・役割が違います。たまたま同じ単語を使うようになってしまっただけです。これが理解できれば「as~as」はもっと分かり易くなると思います。もう少し詳しく説明しましょう、、、 1)最初の「as」は<何を>を比較するかの示しています。「The population of China is ten times as large.」では、「as」を使って、<大きさを>比べています。 2)後の「as」は<何と>比較するか示しています。「The population of China is ten times as large as that of Japan.」と言った具合に、 <日本の人口と>比べていると補足する時に使います。 3)この2つの「as」は対にして使う必要はありません。最初の「as」の単独での使用例は上記の通りです。後の「as」も「My car is the same as yours.(私の車はあなたのと同じです。)」と言った具合に、最初の「as」がない文でも使えます。 4)「as」と言うのは色々な使われ方があります。「as~as」はその一つに過ぎません。 as for as in as if as is as of as such as yet as well insomuch as so much as not so much ~ as ~ 如何でしょう。それでもまだ「The population of China is ten times as large as that of Japan.」が「中国の人口の10倍=日本の人口」に見えるのなら、次のように考えると良いと思います。(日本語の文法に問題があるので、あくまで頭の中で考えるだけにしましょう。) The population of China is ten times as large as that of Japan. 中国の人口は10倍多いです、日本の人口に比べて。 My car is three times as expensive as his car. 私の車は3倍(値段が)高いです、彼の車に比べて。 My essay is twice as long as your essay. 私の作文は2倍長いです、あなたの作文と比べて。 「My essay is two times as long as your essay.」でも構いませんが、文が長くなるので普通は使いませんね。 このように訳すと英文を見てもあまり不自然には見えないのではないでしょうか。 これからも英語の勉強頑張って下さい。
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- sasaki_san
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回答者#4と#5のsasaki_sanです。少しお役に立てたようで光栄です。追加の質問にお答えします。 1番目の「as long as」(~する限り)は接続詞です。「while」とか「unless」でお馴染みの接続詞ですが、「as long as」は複数の単語を使った接続詞なのだと受け入れるしかないですね。 2番目の「as long as」は二つの川の長さを比べています。この場合は「~as~(最初の文)」と「as~(後に続く補足)」に分けて考えられるようになるのが理想的だと思います。 どちらなのかは、文脈から判断するしかないですね。 1番目は、(Any car will do) as long as (it runs.) と言った具合に、2つの完全な文を「as long as」で繋いでます。よって、接続詞を使った文です。 2番目は、(This river is as long) (as that river.) と言った具合に、最初の文と、後に続く補足に分けられます。これは比較文の典型的な形ですね。 1番目の文を、(Any car will do as long) (as it runs.)とは分けられません。 2番目の文を、(This river is) as long as (that river.) とは分けられません。 そんな事をしたら、意味のない言葉の集まりになってしまいます。 「as long as」を指先で隠してご覧なさい。指の左と右の文がそれぞれ完全なら接続詞です。意味がないフレーズ2つになったら「~as~」と「as~」の間に縦線(境界線)を引けば比較文に見える筈です。一番手っ取り早い判断方法でしょう。 ___ 「as well as」は頻繁に使われる慣用句なので深く考えないで受け入れると良いでしょう。「~そして~」と言う意味です。感覚的に理解したいのなら、次のように考えましょう。まず「well」(良い)は分かりますね。 「as well as」→「同じ良さで」→「同じレベルで」→「同等・同様に」→「~そして~」 それに対する「as well」は「as well as」の特別な使い方と考えると良いでしょう。 「I have a Porsche. And I have a BMW as well.」 「僕はポルシェを持っている。そしてBMWも持っている。」 言い換えると「I have a Porsche as well as a BMW.」(僕はポルシェそしてBMWを持っている。)になります。「I have a Porsche」と言い切ってしまった後に、「ああ、そう言えばBMWも持ってんだ」と思い出したら、「And I have a BMW as well」と言った具合に「as well」を語尾に付ける事により直前に言った文の続きである事を示せます。 ちなみに「~だけでなく」と言いたいのなら、「not only」を使います。 「Not only was she smart, but she was also pretty.」 「彼女は頭が良いだけでなく、美人でもあった。」 ___ 「as far as」と言うのは「~の限りでは」で良いです。これを感覚的に捉えるのなら、次のように考えると良いでしょう。 「as far as」→「これ程遠く」→「ここまでの距離」→「限界」→「~の範囲内」→「~の限りでは」 対する「as far」は、それだけの使い方は思い浮かびません。「as far」だけを使って表現するものはないです。 ___ 「so far」は2つの使い方がありますね。これは非常に頻繁に出てきますが、慣れるしかないと思います。 本来は「so(非常に)」と「far(遠く)」は別々の単語です。 「But, we have come so far!」 「でも、すごく遠くまで来たのに!」 そして慣用句として「ここまでは、これまでは、今のところは」になります。この際の「so」は「非常に」ではなく「そのような・このような」です。次のように考えると良いでしょう。 「このような遠さ」→「ここまでの距離・道のり」→「ここまでは」 「We have done well so far.」 「ここまでは上手くやりました。」 ___ あと、参考までに「So far so good」(今のところ順調)はポピュラーな常套句なので覚えておくと良いでしょう。常套句なのであまり深く考えずに受け入れましょう。宿題をしている出題者さんの部屋に、お母さんが顔をだして「どう、捗っている?」と聞いた時などに、特に問題がなければ「So far so good」と答えるのです。 以上です。頑張って下さい!
お礼
sasaki_sanありがとうございます。 本当に、教え方が上手ですね。 「as far as」→「これ程遠く」→「ここまでの距離」→「限界」→「~の範囲内」→「~の限りでは」 こういうイメージの発展のさせ方の説明とかも、とても分かりやすいです。 日本語、英語ともに精通されているだけではなく、教え方も上手で、すごいです。 今、英語を勉強する楽しさが分かってきて、勉強するのが、楽しいです。 ハマって、どんどん調べたくなってきたりしてしまってます。。。 ここでも、新しい質問を加えてみました。 もし、お時間ございましたら、お忙しいとは存じますが、ご教授いただけますと幸いです。 http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6195909.html http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6197769.html
補足
>1番目は、(Any car will do) as long as (it runs.) と言った具合に、2つの完全な文を「as long as」で繋いでます。よって、接続詞を使った文です。 ここの部分ですが、このas long asのように、複数の語を使って接続詞になるというようなものは、他にもあるのでしょうか?(as far asとかのasシリーズ以外で)
- sasaki_san
- ベストアンサー率72% (63/87)
確かに日本人には「中国の人口の10倍=日本の人口」に見えるかもしれませんね。私は子供の頃にアメリカに来て、日本語と英語、それぞれ別々に馴染みながら育ったので、今まで気が付きませんでした。(笑) 一つの文として見るから見た目がややこしいので、2つに分けたら如何でしょう。 1)「中国の人口は10倍大きいです。」 2)何の10倍「大きい」の? => 「日本の人口です。」 My car is three times as expensive as his car. 1)「私の車は3倍(値段が)高いです。」 2)何の3倍「高い」の? => 「彼の車です。」 My garden is twice as nice as theirs. 1)「私の庭は2倍きれいです。」 2)何の2倍「きれい」なの? => 「彼等の(庭)です。」 My horse can run 5 times as fast as her donkey. 1)「私の馬は5倍早く走る事が出来ます。」 2)何の5倍「早い」の? => 「彼女のロバです。」 実は、この形の文は英語でも「as ~」の後で一旦切れているんですよ。例えば質問者さんが挙げた例だと、、、 「The population of China is ten times as large.(中国の人口は10倍の大きさです。)」で一つの完全な文になります。 この文の前に、「中国の人口は日本の人口と比べて何倍ですか?」という質問があれば、答えはこれで足りるわけです。でも、その質問が無いのなら、もう少し説明が必要になるので「as that of Japan.」と言って、何と比べての事なのか補足をします。 日本でどのように「as~as」を教えているのか知りませんが、「as~as」と「=」は同じだと教育しているのなら、それは誤解を招きます。「as~」で一つの文、その後に続く「as~」が補足の文です。 「I am just as tall as you are.」は、「I am just as tall.」で一つの文、そして「as you are.」で意味の補足をしています。 如何でしょう。お分かり頂けましたか?
お礼
ありがとうございます。 さすが、アメリカで長く育った方のご説明。 日本では習わないような説明で勉強になります!! 1. The population of China is ten times large. 2. The population of China is ten times as large. この2つの文は、同じ意味になるのでしょうか?
- bakansky
- ベストアンサー率48% (3502/7245)
> as large asで、左部分と右部分が同じを意味しているわけですから ひょっとしたら、この解釈の仕方が問題なのかもしれません。 A is B. という文の場合、A をいいかえると B ともいえる、あるいは A は B である、または A と B とは同じものだ、という意味になることが予想されます。 The population of China is ten times as large as that of Japan. という文の場合、形の上では A → The population of China B → ten times as large as that of Japan ということになります。 ですから、「中国の人口」 に対して何かを対置しようとしているということが分ります。 B の部分は、全体が1つのカタマリです。そして、that は何を指し示しているかというと、the population です。だから、B を丁寧に書くと ten times as large as the population of Japan となります。この部分だけ訳すと、「日本の人口を10倍した大きさ」 ということになります。 A is B. という文の構造でしたから、「A は B である」 という訳し方が出来ると想像されます。 実際にそのように訳してみると (というか、A の訳と B の訳をつなげてみると)、 A [ 中国の人口 ] は B [日本の人口を10倍した大きさ] です。 となります。もう少しスマートな日本語にすれば、たとえば 中国の人口は、日本の人口の10倍です。 となります。
お礼
確かに、そのように考えると、 SVCの第2文型で、理解することができと思いました。 ありがとうございます。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
下記の例では「~の n 倍ある」は、「A is n times as XX as B」という形になっていて、A がでかい方、B が小さい方、n がその倍数、となっています。 http://eow.alc.co.jp/times+as+large+as/UTF-8/ 例えば My house is three times as large as Tokyo Dome.「僕の家は東京ドームの3倍の大きさである」(ほんとはそんなに大きくないんですけど英語の練習ですから) Your house is ten times as large as mine「貴方の家は僕の家の10倍も大きい」 となります。ですから前後が「同じ」場合に使う as large as と「同じでない」 n times as large as では、同じような材料が使ってありますが別物なんです。覚えることがもう一つ増えて、すみません。
- reinoare
- ベストアンサー率24% (7/29)
The population of China is ten times as large as that of Japan. この例文の主語は" The population of China "のはずです。 つまり、和訳は『中国の人口は・・・』で始まらなくてはならなく、 決して『中国の人口の・・・』で始まることはありません。 "is"の後が"The population of China"の説明だから、述語の"ten times"がそれにあたります。 つまり『中国の人口は10倍です』という文が出てきます。 "as"以降は"ten times"を修飾していると考えれば、正しい和訳ができるはずです。 理解してくだされば光栄です。
お礼
ありがとうございます。sasaki_sanの解説を読んだ後、reinoareさんの回答を読んで、なるほど、と分かりました。また教えてください。
お礼
ものすごい、分かりやすい説明をありがとうございます。 1. The population of China is ten times large.が正しい文章ではなく、2. The population of China is ten times as large.が正しいという説明と、 1)最初の「as」は<何を>を比較するかの示しています。「The population of China is ten times as large.」では、「as」を使って、<大きさを>比べています。 2)後の「as」は<何と>比較するか示しています。「The population of China is ten times as large as that of Japan.」と言った具合に、 <日本の人口と>比べていると補足する時に使います。 ここの説明で、ほぼ理解できたと思います。ありがとうございます。学校で教わった事とは全然違いますが、今なら、中国の人口が日本の10倍であると、理解できました。 ただ、【まだ理解が不十分だな】と、思うのは、以下の例に挙げて頂いていることの意味が、「丸暗記でこういう意味と覚えたから」という調子でしか意味がわからないことです。 4)「as」と言うのは色々な使われ方があります。「as~as」はその一つに過ぎません。 as for as in as if as is as of as such as yet as well insomuch as so much as not so much ~ as ~ 例えば、学校や一般の教材では、 as long as~ ~である限り と、習います。そして、次のような文章で使われます。 1. Any car will do as long as it runs. I'm not particular about it. ちゃんと走るんなら車はなんでもいいよ。こだわりはないです。 ところが、 2. This river is as long as that river. この川はあの川と同じくらい長い。 という場合もあり、【今までの学習法では?】意味を判断して、「~である限りは」なのか「as~asの=構文」なのかを判断する。みたいな感じでした。 ところが、sasaki_sanに、教えて頂き、この【今までの学習法】による考え方は、間違いであるな、と思った次第です。 他にも、 as well as ~だけでなく as far as ~の限りでは というのが有名ですし それらは、 as well as far so far のような形で、後ろのasがない形で使われることもあり、【今までの学習法】では、これらは、「そういう意味だから丸暗記しなさい」ということになっております。 これらのas絡みの考え方を、更に、教えていただけましたら、幸いです。お願いばかりですいません。ありがとうございます。