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先入観の研究
人間の先入観、思い込み等といったものを分類した書籍や研究などありますでしょうか?
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- harrywithers
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こんにちは、 中々解答がつきませんね、 一見、大変単純な質問のように思えますが、考えるほどに難しい設問ですね。 「先入感や思い込み」を「先入感や思い込み」にしているモノ…事実や真実… 所謂、“本当のこと”と比べて見ない限り、それが「先入感や思い込み」とは気づきませんし、 先に、ある偏見が(先に)在って、モノゴトの真実が見えないことを、“先入観”と言い 自分がこうだと信じている、ことが真実と違っていたことを“思い込み”と定義しても ほとんど、言葉遊びのようなもので意味を持ちません。 要は、人間の認識システムのエラーを、調べれば、わかるかも知れません…が、しかし 今のところ、人間の認知システム(脳は)簡単に騙される事が、 近年の脳科学の発達でわかってきましたが、逆に外界の真実は確かめられません。 私の脳とあなたの脳で、解釈した世界が同じものかどうか、 比べる方法がまだないのです、つまり、個々の(頭で解釈した)事実はあっても、 私たちに共通の真実かどうかは確かめる方法がありません。 脳内のニューロンを流れる微弱な電気信号で外の世界を再構築しているのが 私たちで、こうして、見知らぬ他人と疑問や情報を交換しているのは、 ある意味、奇跡のようなできごとだと思うのです。 このように、考えると実は逆で、私たちには真実を知る術がなく、 お互いの思い込みや先入感、認識エラーの世界で生きている、ことになります。 参考文献になるかは…読み方しだいかも知れませんが、以下の2冊を挙げておきます。 ・幻肢の研究で有名な、ラマチャンドラン博士の「脳の中の幽霊」 脳がどのようにない腕を、あるものと認識させるのか、優れた考察と示唆にとんだ本です。 ・マルコム・グラッドウェル著、『第1感 「最初の2秒のなんとなく」が正しい』 正しい直感について著作ですが、何が先入観をや思い込みを起こし、 正しい認識を誤らせるのか?についての秀作です。
お礼
回答ありがとうございます。 ご紹介いただいた書籍を読んでみようとおもいます。