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古典からの引用だとおもうのですけど
あまり意味がわからないというか、 どのように翻訳、解釈しますか。 それともこの英文自体(スペルも含め)少しおかしな書き方なのでしょうか。 Physitions deafen our eares with the ho(文中に出てくる何かの名詞と仮定してそのままhoとしてください) of their heauenly Panachaea, their soueraign Guiacum. おそらくこれだろうという直訳でも構わないので教えてください。 よろしくお願いします。
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Honorificabilitudinitatibus はラテン語、というかラテン語の造語法でで無理矢理作り上げた単語ですから、要素を分解すれば何がいいたいのかはおよそ分かります。 ・honor これは英語と同じ「名誉」 ・honorifico 「名誉になる・名誉を獲得する」という動詞。-ifico は英語の -ify の語源。 ・honorificabilis 「名誉を獲得できる」という形容詞。-abilis は -able の語源。 ・honorificabilitudo 「名誉を獲得できること」。-itudo は magnitude, multitude などの語尾と同じ。 ・honorificabilitudinitas 「名誉を獲得できること」。-itas は reality, ability の -ity とおなじく名詞を作る語尾。しかしこの語尾は形容詞につくものであり、また -itudo と意味的にダブっているので本当の必要性からできたとは思えない。 ・honorificabilitudinitatibus 「名誉を獲得できることから/でもって」。上記の名詞の複数・奪格。ラテン語で奪格は分離や手段を表す。 以上から「名誉獲得可能性」までは何とかできても最後の奪格語尾まで入れると和訳はできても助詞などを付けざるをえなくなります。ただ、この英文では前に with the があり、これはまさに奪格「~でもって」と意味が重なるので、with the を含めて訳してもいいでしょう(実はラテン語でも「~でもって」という意味をはっきりさせるために奪格に前置詞 cum(withに相当)を付けることがあります)。 「医者どもはヤツらの言う神聖万能薬(パナカイア)、薬効のあるグアヤクで我々の耳を聞こえなくするのだ」 Panachaea は#2さんの指摘で女神の名前でもあることが分かったので万能薬とのダブルミーニングにしてみました。「万能薬」に「パナカイア」の読みがなを付けたつもりです。 ただし表面的に訳しても言いたいことが何なのかはこれだけでは分かりません。
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- Agee
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No.2です。 >どうしてこのようになるのでしょうか Wikipediaの説明を引用しただけです。 新たに次のサイトの説明を見つけました。 http://www.wordwebonline.com/en/HONORIFICABILITUDINITATIBUS "honorificabilitudinitatibus The quality of deserving honour or respect; characterized by honour - honorableness [US], honourableness [Brit, Cdn]" これに従えば「栄光」、「高貴さ」、「尊(たっと)さ」などと訳せると思います。
お礼
再回答ありがとうございます。 やはり名誉とかそういうニュアンスを含むのですね。 リンク先参照してみます。 ありがとうございました。
- trgovec
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肝心なものが抜けていました。 「医者どもはヤツらの言う神聖万能薬(パナカイア)、薬効のあるグアヤクのホノリフィカビリトゥーディニタスで我々の耳を聞こえなくするのだ」 「~で」が奪格の部分なのであえて主格を仮名にしました。また和訳なので複数形にしていません。本来複数主格は honorificabilitudinitates。
- trgovec
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ご質問の意味が今ひとつ分からないのですが Physicians deafen our ears with the Honorificabilitudinitatibus of their heavenly panacea, their sovereign guaiacum. これを訳すということですか。 元の英文自体はおかしなものではありません。典型的な中英語です。英語の綴りは誰かがこうしようと言って決めたものではありません。中英語から現代英語にかけて徐々に固まっていったものです。 慣れないと奇異に感じますが、こればかりは慣れです。この文に見られる中英語の特徴は; physition = physician 発音してみると同じであると分かります。 eares のように今日では必要ないところに e がある。(例) olde, yonge など(本来は文法的意味がありましたが中英語ではほとんど意味を失いました)。 u と v の混同。 ei/ai, ey/ay, o/ou, ou/ow など母音の書き方の違い。 panacea を panachaea のようにわざとか間違ってかで、より「古典語っぽく」すること(panacea は古典ラテン語でもこの綴りですが、ch[k] とか ae[i:] があると古めかしいような勘違いをします)。 Honorificabilitudinitatibus を短い日本語で表すのはほぼ無理と思いますが、その点を除けば訳せませんか。
お礼
回答ありがとうございます。 これらの英語は中英語なんですね。 おっしゃられるように現在の単語はこれかなとか、 スペルで遊んだりしながら翻訳してたのですけど、 hoの部分を省いてもあまり意味の通じる文章になりません。。。 正確にどのように解釈されるのか聞きたくて質問しました。 ありがとうございました。
補足
書き忘れました。 >Honorificabilitudinitatibus を短い日本語で表すのは ほぼ無理と思いますが、その点を除けば訳せませんか。 長文であれば表せるということでしょうか。 よろしければ教えていただけますでしょうか。 先ほど違う回答者の方も英文で書いてくださったのですけど、 何を根拠にというか、どこからそのような英語とするのかわかりませんでした。 教えてください。 よろしくお願いします。
- Agee
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色々調べてみました。以下のような感じなら訳せるでしょう。 Physitions=physicians Honorificabilitudinitatibus="the state of being able to achieve honours": heauenly=heavenly: 神々しい Panachaea: 女神 soueraign=sovereign: 霊験あらたかな Guiacum=guaiacum: ユソウボク[グアヤク]材、グアヤク脂【薬用】
お礼
回答ありがとうございます。 調べてくださったのですね。 このHonorificabilitudinitatibusをthe state of being able to achieve honoursというのはどこからというか、 どうしてこのようになるのでしょうか。 よろしければ補足してください。
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The earliest use listed in the Oxford English Dictionary is 1599, by Thomas Nashe: "Physitions deafen our eares with the Honorificabilitudinitatibus of their heauenly Panachaea, their soueraign Guiacum." ってことらしいです。
お礼
ウィキペディアからですね。 T>he earliest use listed in the Oxford English Dictionary is 1599, by Thomas Nashe これはどこに誰によって記載されてるかとかだとおもうんですけど(通常の英語)、 質問に書いた文がどのように翻訳するのかわからなくて古典とかの そういう言い回しなのかなと。ありがとうございました。
お礼
再回答ありがとうございます。 それで前述されていたような翻訳になるのですね。 こちらの解釈もありがとうございます。 とてもうれしいです。 >医者どもはヤツらの言う神聖万能薬(パナカイア)、 薬効のあるグアヤクのホノリフィカビリトゥーディニタスで 我々の耳を聞こえなくするのだ。 参考にさせていただきます。 この表面的な解釈だと、名誉(権力とか)がそれに対応する、 ニュアンスとしてはそのようなものを指してるのかなぁともおもいます。 少し調べてみたいとおもいます。 ありがとうございました。