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神道と仏教と儒学とキリスト教の違い

4者の違いはどのようなところにあるのでしょうか? 時代によって廃れたり、隆盛したりしていると思いますが、 現代の勢力図はどのような割合になっているのでしょうか? 女性の権利の拡大とこれらの宗教の教えは矛盾しないでしょうか?

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  • eroero1919
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回答No.2

壮大すぎる質問ですなー。 まず、儒学が宗教かどうかはなかなか難しいと思います。儒「学」と名乗っているのですから学問のひとつと考えるべきかな。確かに宗教は価値観のひとつであり、儒学も価値観だと考えることはできると思いますけどね。 神道と仏教とキリスト教の決定的な違いは、神道と仏教が多神教的テイスト(神道ははっきりと多神教ですが)なのに対してキリスト教は一神教であることです。 現代の勢力図といいますが、創価学会や立正佼成会などを仏教の一派と考えるか、新宗教と捉えるかで勢力図は全く違いますね。日本での勢力図ということでしょうが、キリスト教と一言でいってもカソリック(旧教)とプロテスタント(新教)に分かれていて、この両者は創価学会と総本山の間柄なみに仲が悪いですから、十把ひとからげに「キリスト教」とはくくれないですね。 女性の権利拡大と宗教の関係となると、もう質問者さんの意図がどういうのかわからないと答えようがないですね。そもそも、日本の女性解放運動というのは宗教とは無関係のスタンスにあるところです。女性解放運動に宗教的立場から横槍が入ったことは(目立った形では)ありませんし、逆に宗教指導者が女性解放運動に関わったこともないと思います。 平塚らいてうが「原始、女は太陽だった」といったのは彼女の文学的センスによるもので、別にアマテラスへの信仰心を利用して女性解放運動を展開しようとしたわけではないと思いますよ。

vbg90424
質問者

お礼

儒学はやはり宗教でないとする見解が一般的なのですね。 学問が生活習慣にまで影響するというのはあまり聞いたことがないですね。自分の乏しい知識、体験からは。安岡正篤氏くらいしか知りません。

その他の回答 (5)

  • HANANOKEIJ
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回答No.6

日本人の宗教観、祖先崇拝、山、水、いろんなものに畏敬の念をもつ感情は、稲作と関係があるかもしれません。 偶然、中公新書「日本の米」富山和子著を読んでいて、日本の地形は、日本人が稲作をとおして創り上げてきたのだと思うようになりました。 宗教も、人類の数千年、数万年の労働と環境と人間関係の産物なのかもしれません。人間の労働とは、小さいようでまことに奇跡をおこすものです。

  • HANANOKEIJ
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回答No.5

横井小楠は、肥後熊本の儒学者ですが、朱子学、陽明学、実学など実践的な思想家でした。熊本での評価は低かったそうですが、越後福井藩で藩政改革の指導に当たり、改革に成功し、松平春嶽候が幕府の要職につくと、その参謀として、幕政改革にも手腕を発揮しました。勝海舟、坂本竜馬にも、大きな影響をあたえていました。 明治政府の中枢に抜擢されますが、坂本竜馬暗殺の1年数ヵ月後に同じ京都のすぐ近くで暗殺されました。 横井小楠の親族、弟子たちのなかから、京都同志社大学の学長になったり、熊本のキリスト教の中心になる人物がでました。徳富蘆花、徳富蘇峰も、小楠ゆかりの人たちです。 NHK大河ドラマ「篤姫」のなかの、篤姫の生き方には驚きました。 世の中や時代が大きく動くとき、女性は大きな仕事をしています。表に立つかたたないかは、どうでもよいのです。 封建制度の社会から、身分差別のない自由主義経済の明治時代に変動するとき、キリスト教の平等の考えは、進歩的な役割を果たしたと思います。また、自由民権運動、大正デモクラシーなどのなかから、近代民主主義や近代的な政党、労働農民運動から、無産政党、日本共産党が生まれてきました。 宗教といえども、変化するのです。地動説を唱えて、処罰されたガリレオの復権をローマ法王が認めたりしています。科学の進歩と人類の福祉がすすめば、その時代の常識的な教養と矛盾しないように変化していくのです。

  • magga
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回答No.4

仏教を主に学んでいます。 仏教でも初期のパーリ語の仏典の教えを学んでいます。 思うところを書いてみますね。 女性の権利拡大となんら矛盾するところは無いと思います。 勢力図は…常に少数派ですね。というか、矛盾なき実践方法・生き方・検証方法を科学的論理的に実証的に説いているだけなので宗教ともいえないと思います。 よくある宗教に主にある根拠無視の「信仰」を勧めないものですし。 「信仰するんだ」といって学び始めても信仰(無根拠で決め付ける)の立場を壊す道ですから成り立つとはいえないと思いますw 「仏教徒」と名乗っていても、仏教文化にて暮らしているだけで、実践する方はほんとに少ないと思いますね(涙) 「神道」はなんとも言えないです。 「固定の教え」が無いように感じます。 「キリスト教」は「民族宗教」と私は個人的に感じています。 インドの「ヒンドゥ教」もインドカースト内の民族宗教と。。 一神教には民族限定を感じさせられます。 創造論に観られる矛盾は、創造者を全知全能永遠であるとすると、一つは「永遠ならば、変化生滅しない。そうであるなら、我々と関係性を待つことが出来ない。関係自体が変化だから。。。」と、「全知全能ならば、全ては創造者の思惑道理。悩み苦しみも犯罪も、信じる信じない云々何もかも。そうでなく駄作を創ったというなら、全知全能出なくなる。。」 「全知全能ならば、全ては創造者の思惑道理。」ここからみると「女性の権利の拡大」することもしないことも矛盾しないのかな、、、と思いますw 仏教は「差別心」を滅すること、能力を最大限使って自他の幸福に使うことを勧めるものです。 何か参考になれば幸いです。

vbg90424
質問者

補足

>「神道」はなんとも言えないです。 >「固定の教え」が無いように感じます。 ここが一番知りたかったです ありがとうございます

  • cobamax
  • ベストアンサー率41% (157/381)
回答No.3

ご質問の四つでは 世界的宗教はキリスト教と仏教です、 イエスと釈迦の一神教です 1位キリスト 19億人 2位イスラム 3位ヒンズー4位仏教 3億人 神道は日本固有の自然信仰と多神教を基礎とした考え(宗教の一種) ですアマテラスが根源といわれています 儒学は儒教の学問で中国の孔子の考えをもとに道徳などをかんがえる 考えで宗教とは少し違います これらはみなの女性の権利はみとめていますが古い儒教のなかに男尊女卑の考えもありましたが現在はありません http://www.bekkoame.ne.jp/i/funyara9/syukyo/s_jinkou01.htm http://www.alpha-net.ne.jp/users2/proverbs/world2.html#paku

vbg90424
質問者

お礼

質問に対する回答を端的な文章で余すところなく書いて頂き ありがとうございました。 日本における時代ごとの勢力分布も知りたかったです。 日本はイスラムとは無縁なのですね。

  • HANANOKEIJ
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回答No.1

http://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/2008/radio/r2_rinri/ http://www.nhk.or.jp/kokokoza/library/2008/tv/katei/ 神道は、日本の古い宗教というくらいの知識しかありません。 儒教は、中国、朝鮮半島から伝わった、宗教というより、ものの見方考え方、行動の指針のような気がします。一人だけ、幕末の思想家「横井小楠」を調べてみてください。 仏教は、宗教なのかどうか、よくわかりません。 キリスト教、イスラム教は、世界的な宗教です。 古代社会は、女性の地位が高い社会でした。「元始、女性は太陽であった」平塚らいてふ。同じように、女性の地位が高い社会が、アメリカ大陸の先住民(インディアン、インディオ)に見られました。 回答になりませんが、貧困と格差、国家間の戦争がなくなるとき、宗教が日常生活の習慣になるときがくるかもしれません。

vbg90424
質問者

お礼

横井小楠という儒学者は知りませんでした。ありがとうございます。 >貧困と格差、国家間の戦争がなくなるとき、宗教が日常生活の習慣に>なるときがくるかもしれません 原始古代に戻るということですか。 カタカムナの世界に

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