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theが付く場合と付かない場合の例文について
NHKラジオ基礎英語1のリスナーです。 11/7の演習に次の例文が載っています。 1)Are you talking about the greenhouse effect? 2)Are you talking about the food chain? 3)Are you talking about acid rain? greenhouse effect(温室効果食物連鎖)とfood chain(食物連鎖)には the がつくのですが、acid rain(酸性雨)にはthe がつかないのは なぜでしょうか? ご説明ができる方教えていただけないでしょうか?
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はじめまして。 ご質問: <acid rain(酸性雨)にはthe がつかないのはなぜでしょうか?> 1.rainが特定の雨ではなく、一般の不特定の雨だからです。acidとは関係ありません。特定の雨だと形容詞に関わらず定冠詞がつくこともあります。 例: We had (a) heavy rain yesterday. 「昨日は豪雨だった」 The bridge was broken because of the heavy rain. 「その豪雨で橋が壊された」 上のheavy rain「豪雨」は一般の雨で、下は「昨日降った特定の豪雨」になるため、定冠詞がついているのです。 2.acidはrainの性質を表す形容詞として使われており、その場合も、rainはacidの性質をもつ「一般の」雨に分類されるのです。 つまり、定冠詞の有無は、形容詞が何であれ、rainが特定か特定でないか、の違いです。 3.なお、the greenhouse effect、the food chainは不変一定のものではないので、必ずしも定冠詞がつくわけではなく、不定冠詞aを用いることもあります。ご質問文で定冠詞theがついているのは、話題に上っているので特定したためと思われます。 4.例えば「食物連鎖」は a chain of food =a food chain と不定冠詞を用いて表現されることもあります。 5.また、「温室効果」は「温室」+「効果」という造成語なので、地球以外に言及する場面でも用いられ、場合によっては不定冠詞が使われることがあります。 例: This sunroom has a greenhouse effect. 「このサンルームは温室の効果がある」 以上ご参考までに。
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- mota_miho
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greenhouse effect は、一般の人には物理学的に説明するのは容易ではない科学的な現象を、「温室」という語と「効果」という語をくっつけて、「例え言葉」的に表しています。 「温室」、「効果」とあるけれど、メロンの栽培の話ではないですよ。自然現象の用語ですよということを、the をつけることにより暗示している訳です。 food chain も同様です。マクドナルドの店のことではないですよということですね。 一方、acid rain は、「例え言葉」ではありませんので the がなくてもそのまま通じます。 ついでに応用問題(?)を出します。 (問題)global warming には the が必要なのでしょうか? それとも、いらないのが普通でしょうか? (答)一般的には the はつきません。
お礼
「例え言葉」ですか、そういう考え方もできるのですね。 ありがとうございます。
- yoohoo_7
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#3です。 >考えてみて特定できるかどうか判断できればいいのですが、なかなか難しい面もありそうです。 世界に1つしかないものという意味での「特定のもの」は、当然の前提としてそれが一定不変でなければなりません。例えば次のようなものは世界に1つしかないものですが、全て一定不変です。 (1)air (2)earth (3)food chain (4)greenhouse effect (5)United States of America これらは厳密に物理的には一定不変ではないのでしょうが、人の感覚には一定不変と映ります。(4)はその程度は次第に変化していますが、greenhouse effectはメカニズムについての概念であり程度についての概念ではないので、その意味で(4)は一定不変です。このようなものにはtheを付けます。 しかし、acid rainはその降り始めから降り終わりまでに成分が大きく変化し降り始めはpH 3とかpH 4の強い酸性でも1日も降り続いた後ではほとんど中性になることも珍しくありません。しかも、この濃度の変化は連続的でありacid rainとそうでない通常の雨との境界は(人が人為的に定めた値を除けば)ありません。 また、地域によっても酸性度は異なります。 そのため、一定不変のものとはとても思えません。 acid rainにtheを付けないのは、こそのようにめまぐるしく変化しかつ通常のrainとボーダーレスで漸移的に移り変わるものは特定のものとはとても感じられないからです。 もしacid rainが常に例えばpH 4で降る雨であったら、おそらくthe acid rainと呼んだであろうと思われます。 なお、御質問の主旨からは外れると思いますが、特定の地域に降るacid rain、既出のacid rainなど特定のacid rainについて言う場合は、もちろんthe acid rainとtheを付けます。これは、book、waterなど他の名詞が、(それが可算名詞であるか不可算名詞であるかにはよらず) 不特定のものについて言う場合にはtheを付けず特定のbook、既出のwaterなど特定のものについて言う場合にはtheを付けるのと同じです。 したがって、御質問の3)に戻りますが、この英文のacid rainにtheが付いてないのは、特定の地域に降るacid rain、既出のacid rainなど特定のacid rainについてではなく、一般的にacid rainについて尋ねている文だからだと思われます。 ただ、これは御質問の主旨から外れているのではと思いますが、その節は御容赦いただきますよう。
お礼
詳しいご説明ありがとうございました。
- 06miyachan
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冠詞の使い方に気をつけて欲しいのは、どんな人(話し手)がどういう内容を述べているのかを見極めることです。つまり、「the」をつけるか? つけないのか? は話し手が決めることであって、文法的な理由はありません。 まず、「the」の使い方は、話し手にとっての「自分の知っている事柄」であることに対して付けるものであるということです。ですから、話し手の中には、「そんなことは知らない」という人もいるはずです。その時は、つけません。 helly0426さんは、「God」に冠詞がついているのを見かけたことがありますか? ないでしょう? というのは、「God」の体重、体長なども知らないから、話し手にとっては、ただ、「それ」としか言えないはずです。つまり、「God」の全体像をつかめないから、冠詞をつけないと言うことです。 ですから、「acid rain」に冠詞をつけないのは、話し手にとって「それ、そのもの」と具体的な物として指すことが出来ないからです。結局、「あらゆる(酸性雨)」を指すために、冠詞をつけない言い方をしているわけです。 もし、「the acid rain」とあったら、話し手にとって「経験した、その・・」という言い方をとるわけです。しかし、ここでの「acid rain」は、話し手の知らない酸性雨をも含めて述べているためです。 文だけ読むと、つい、誰が話しているのかを忘れがちなので、気をつけてください。
お礼
「acid rain」でも特定できればtheがつくこともありえるのですね。 どうもありがとうございました。
- yoohoo_7
- ベストアンサー率55% (255/460)
>greenhouse effect(温室効果食物連鎖)とfood chain(食物連鎖)にはthe がつくのですが、acid rain(酸性雨)にはthe がつかないのはなぜでしょうか? greenhouse effectにtheを付けるのは、greenhouse effectは地球に1つしか存在しないものであり、そのため特定のものだからです。 food chainにtheを付けるのは、地球全体としてみれば人間を頂点として生じるものであり、そのため世界に1つしかないので、特定のものだからです。 しかし、全ての生物が地球全体にわたって生存しているわけではなく、例えばライオンはサバンナにはいますがそれ以外にはいません。そのため、サバンナにはサバンナ独自のfood chainがありそのような地域限定のfood chainは地球上にたくさんあるので、そのようなfood chainは特定のものではないためただの普通の可算名詞として扱い、a food chain、the food chain、food chains、the food chainsのいずれの形も取ります。 acid rainにtheを付けないのは、日本語にすると「酸性雨」であり特定のものであるような感じがしますが、文字どおりに「酸性の雨」という意味であり、いろいろの場所に降るいろいろの濃度の酸性雨があるので不特定のものだからです。別の言い方をすると、人はacid rainを見たりそれに触れたりするときに、それが全地球的な規模で起きている特定の現象だなどとは全く思わないで、自分が住んでいるところに降ってくるある時は殆ど中性に近いある時はかなり酸性の強いそんな酸性の雨と感じているので、つまり酸性の雨にもいろいろあると感じているので、不特定のものだからです。 *************************************************************** 蛇足です。 「酸性雨問題」はthe acid rain problemと言います。これは、全地球的な規模で生じているproblemなので特定のものだからです。
お礼
まずtheの付く名詞が特定できるかどうかを考えてみる必要がありそうですね。考えてみて特定できるかどうか判断できればいいのですが、なかなか難しい面もありそうです。 ありがとうございました。
うーん、effectとかchainは数えられる名詞なので、aかthe(冠詞)がつかないといけないんですよね。で、この場合、aは変だな、だからtheだな、と。 で、rainは数えられないので、冠詞はつけなくていいんです。つけてもいいんですが、下の方のいうとおり、つけると「その酸性雨」ということになって、どこかに降る特定の酸性雨になってしまう。
お礼
冠詞のつく名詞が数えられるかどうかも判断の要素のひとつになるということですね。参考になりました。ありがとうございました。
- larme001
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うまく説明できなくてすみませんが、、、 The greenhouse effectやThe food chainっていうのは ある特定の”効果”や”機構”をあらわしていますよね。その意味で話してと、話している人の間ではある特定のものを指します。よって"the"。 一方、acid rainっというのは酸性(の)雨のことであり、それ自体が何か限定したものを表しているのではないですよね。酸性雨というの雨の状態であって、それには強い酸性のものもあれば弱い酸性のものも含まれるでしょう。それを"the acid rain"というとおかしいからです。
お礼
特定できるかどうか、限定できるかどうかですか、冠詞は難しいですね。 参考になりました。ありがとうございました。
お礼
お礼が遅れてすいません。 「rainが特定の雨ではなく、一般の不特定の雨だから」というのは納得できました。 greenhouse effect、chain of foodも不定冠詞がつくことがあるのですね。 ありがとうございました。