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文意が分かりません。
先日回答をして頂いた方、ありがとうございました。 また後日お礼を書きますので、もうしばらくお待ちくださいませ。 質問です。 Like the cabin boy kicking the ship's cat, only you're no cat. 直訳は「船の猫を蹴っているキャビンボーイのように、 お前はネコではない」 となり、意味不明です。 ある小説の一節なのですが、前は「Sorry, Tanya! I guess I'm passing on to you what I've been getting from N.Y.」 後ろは「Can I do something?」 となっています。 どういうことか分かる方、どうかご教授ください。
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こんにちは。 1.Sorry, Tanya! I guess I'm passing on to you what I've been getting from N.Y.: (1)原文を読まないと推測の域を出ませんが、この現在完了の使い方、pass on toの動詞から、彼がNYで何らかのトラウマを受けてきたことが推察されます。暴力か虐待か、、、。 (2)I'm passing onの進行形の使い方は、「いつも~してばかりいる」という、動作の恒常的な状態を指しています。 (3)pass on toは、ここでは「そのまま伝える」という意味で使われています。 (4)以上を踏まえて訳例は 「ごめんターニャ、NYで僕がされたことと同じ事を、君にやってるんだと思う」 となります。 2.Like the cabin boy kicking the ship's cat, only you're no cat.: (1)catは自分より弱い存在の象徴的な生物として描かれています。弱者である女性ターニャに置き換えているようです。 (2)onlyはここでは逆接の意味になりますが、「ただ」ぐらいの訳でいいでしょう。 (3)cabin boyは必ずしも船に関わり無く、「住み込みの給仕(ボーイ)」という意味で使われますが、ここはその後にshipとあることから、船の給仕とわかります。 (4)以上を踏まえて訳例は 「まるで船の給仕がネコに八つ当たりするみたいに。ただ、君はネコじゃないんだけど」 3.Can I do something?: (1)この部分は、八つ当たりして罰悪い彼が、ターニャにどうしたら赦してくれる?というニュアンスで語りかけている言葉です。 (2)訳は 「僕はどうすればいい?」(どうしたら赦してくれる?) となります。 以上ご参考までに。
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- Ganbatteruyo
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Gです。 こんにちは!! 又私なりに私の知っている限りで書いてみますね。 この文章を見ると「古いな」とか「この小説の背景は古い情景を表現しているな」と感じます。 タイタニック号があった頃、と言う感じですね。 つまり、客船があったころの事と言う感じですね。 cabin boyと言う表現が古さを感じさせます。 もちろん、その頃のことを「比ゆ的に」使ったと言うことも考えられます。 とにかく、この表現の古さを感じてもらいたいのですね。 (この表現から感じる、または作者が出そうとしているフィーリングと言う事になります) ホテルのボーイと言う表現はお分かりですね。 このボーイの働くところが客船と言う事なのです。 なぜcabinと言う表現を使ってShip's boyと言う表現だけにとどまらなかったのかは私には分かりませんが、ship's boyと言う表現も使います。 もちろん、boyと言う表現だけでも使われます。 見下げた表現で、いまでも、ウェイターなどををboyと呼ぶとまずい表現とされていますね。 今の豪華客船では考えられないと思いますが、あの頃の客船には猫も紛れ込み、どた働きをしなくてはならないcabin boyにとっては、猫は鬱憤をはらういい的になったわけです。 つまり、アメリカ人にとっては、このような時代背景は、ちょうど日本の時代劇のせりふに出てくるような聞いただけでそういう時代があったな、と分かるようなものなんですね。 猫にとってはいい迷惑ですが大きくなった猫を可愛げのない動物と思っても仕方なかったのでしょうね。 何かわかるような気がします。 「Sorry, Tanya! I guess I'm passing on to you what I've been getting from N.Y.」と言っているところを見ると、Tanyaに何らかの八つ当たりか思いやりのない言葉を発したか行動をしたのに気がついたのでしょうね。それで謝っているわけですが、I'm passing on to youと言う現在進行形の表現で「今それをやってしまった」のか「今までやっていたのか」はこれだけではわかりませんが、what I've been getting from N.Y.ニューヨーク「から」受けてきた事を、そのまま同じ事をpassing on順送りしている、受け渡ししている、と言っているわけですね。 言い訳もいいところです。 同情してくれよ、分かってくれるだろう?なんていうフィーリングも入っていると思われて尾も仕方ないせりふですね。 会社で上司におこれっぱなしで奥さんや子供に八つ当たりしていて奥さんに言及されて、I guess I'm passing on to you what I have been getting from the office.と言っているのと同じなわけです。 ここで、fromと言う表現をしていますね。 I've been getting at N.Y.とは言っていないのです。 She died from cancerとかIt is made from flourと言う表現でfromと言う単語のフィーリングを習ったことがあると思います。 いわゆる原料・原因を示すfromと言う事なのですが、このfrom N.Y.と言う表現でat/in N.Y.と言いたいのではなく(場所的なフィーリング)N.Y.と言う原因となる状況がそこにあるんだ、と言うフィーリングを出しているわけですね。 文法を応用するからこのフィーリングを感じることが出来るわけで、from N.Y.と言う表現は実は大きな表現力の高さを示すものであると言うことなのですね。 ですから、会社での苦しみを分かってくれよ、と言う表現をI wnat you to understand the stress at the officeでは物足りない、と言う事になるわけです。 difficulties/stress from the officeと言う表現の方がフィーリングが出ていると感じませんか? >Like the cabin boy kicking the ship's cat, only you're no cat. 前半は、「よく知られているように、キャビンボーイが船の住居人の一人である猫を蹴ったときのようにね」と言うフィーリングが、もしこの小説がその頃を時代背景としていなければ、出ているわけで、諸説がその頃のものであれば、よくやるだろう、キャビンボーイが客船の猫を蹴るみたいにね」といって、ピリオドでもいいのにカンマにして、でも、君は猫じゃないよ、と言う表現をして、君を猫だとは思っていないよ、君を猫のようには扱いたくないよ、と言うフィーリングを出しているわけです。 こういう表現をして、I'm sorryと言う謝罪表現が「社交辞令的な気持ちのこもっていない謝罪とは違うんだ」と言うフィーリングを出しているわけです。 小説と言うフィーリング表現だけを基にした状況表現・感情表現を出せる表現力があるかどうかで作者の英語力、つまり、表現力が試されるわけです。 脚本もそうですが、有無を言わせない表現力、これを私は感じて欲しいのです。訳だけ出来ても、小説のうまみを感じることは出来ない、と言うことでもあるし、フィーリングを感じる実力と言うものがどれだけ小説を更に楽しめるかと言う事になるわけですね。 奥が深いと感心するだけでなく、フィーリングと言うものの大差切さを感じてもらいたいために少し詳しく書かせてもらいました。 参考になりましたでしょうか。 理解しにくいところがあったり追加質問がありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。
お礼
補足的にさまざまなことを書いていただきまして、 ありがとうございました。 fromを使っているのはそういうイメージからだったんですね。 また、機会がありましたら宜しくお願いします。
- d-y
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一人の人が続けてずっとしゃべっているせりふでしょうか? もしそうなら、 「ごめん、ターニャ。ニューヨークでずっとひどい目にあっていたから、君に八つ当たりしちゃったね。(お客や先輩たちからいじめられた)キャビンボーイが船の飼い猫を蹴飛ばすみたいにね。でも、きみは猫じゃない。で、何か用?」 のようなことではないかと思います。 onlyは、「しかし」の意味の接続詞として使うこともあるようです。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=only&dtype=1&dname=1na&stype=0&pagenum=1&index=05016000 (一番下のところ)
お礼
参考URLも載せていただきまして、ありがとうございました。 onlyにはそういう使い方もあったとは、勉強不足でした… また、機会がありましたら宜しくお願いします。
お礼
いつもありがとうございます。 完璧な解説だったと思います。とてもよく 分かりました! また、機会がありましたら宜しくお願いします。