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She'd find out that I was rummaging...

NHKラジオ英会話講座より Ted:But Sue is the one who organaizes all that stuff. I don't know where she keeps it, and she'd find out that I was rummaging around in our files. (質問) she'd find out that I was rummaging around in our files. の仮定法についてお尋ねします。 (1)[if]が見当たりません。省略されているのですか?珍しいことではありませんか? (2)be動詞が[was]になっています。[were]のほうが普通では? (3)If I were rummaging around in our files, she would find out it.  では如何でしょうか? (4)「仮定法では、現実から距離をおいて、現実の反対や、ありそうもない仮想の状況を設定します。現実に起こりうる事柄を条件として設定する場合は仮定法を使いません。」とテキストにはあります。 本文の「ファイルを引っかき回す」行為は『ありそうもない仮想の状況」ではないように思えますし、現実に起こりうる事柄だと思いますが。「もし私が鳥なら/スーパーマンなら」ならわかります。「自分が、起こりえない/ありえない」事柄と仮想すれば、仮定法として成立するのでしょうか?混乱しています。質問の趣旨が理解できましたらご回答いただきたく。よろしくお願いいたします。 以上

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回答No.3

 私は、(4)に限って、説明させていただきたいと思います。まず、「仮定法」という言い方にこだわらないでほしいということです。正確には、「叙想法」というべき用法ですが、念のために、広辞苑をひいてみたら、無かったので、普通の言い方ではなさそうですが、だからといって、初心者にはわかるまいと、誤解を与えそうな用語を持って説明するのは少々無責任ではないでしょうか?  話がそれたみたいですが、次の文を見てほしいのですが、 a) He can be a teacher. b) He is aa teacher.  やさしい英文なので、訳は載せませんが、a)の用法は、「仮定法」であると言ったら、違和感をもたれるのではないでしょうか? そうでなく、「目の前の人(現実の)の素性がわからない、その人の過去(経緯)がわからないから、職員室にいる以上、きっと先生に違いない、先生かもしれない」という仮定を述べているという説明を聞かされたら、納得しますか?  これは、話し手の想像を述べているから、「叙想法」という用語を使った方が、わかりやすくて、誤解が出ないと思うのですが、子供(中学生)にはわかるまい、と日本の英語教師は身近な(?)用語を選んだのかもしれません。  さて、b)の説明に入りましょう。「be」と「is」との違いが、「想像上の」と「現実」との違いであることに気をつけてほしいのです。ちなみに、「叙想法」の反対語は、「叙実法」です。しかし、学校文法では、「直説法」と述べているようですが。。。  たとえば、「水のない砂漠で、水筒を持っていなかったら、”ああ、水がほしい。。。”」という状況を思い浮かべてほしいのです。このため息は、「希望、期待」であって、「仮定」ではありませんよね? でもね、そのような言い方にも「仮定法」である、と説明するから、質問者みたいに問題意識のするどい人には、違和感をもたれるようです。  話がそれましたが、「叙想法」というのは、あくまでも「話し手」の気持ちを表すもので、けっして、現実に行われたことを指していないことにきをつけてほしいのです。わかりやすくいえば、「”ああ、水がほしい。。。”」というため息は、「砂漠を歩いている」現在の状況と『反対する事柄』を述べている点にあるということです。わかりにくいかな?  つまり、周りに水があるにもかかわらず、「水があれば・・・」と言う(仮定する)人が居たら、周りの人は、どういう意味で言っているのか理解できないはずです。ですから、現実に行われる、行われたことに反する事柄に「叙想法」をつかい、現実そのままの事柄を述べる、述べた事柄には、「叙実法」を使うのです。  もう少しわかりやすく言うと、「飲酒運転で、あやまって人をひき殺した」という人が、「ああ、酒を飲まなければよかった。」と、どんなに悔やんでも、その時点(過去、もはや戻れない時点)に戻れないというあがき(?)に対して、「運転する時点に戻って、酒を飲まないで運転を始めたい」という要望を述べるのが、「叙想法」の言い方であることを理解してほしいのです。「仮定法」では、どうしても実際の運用(英語の)とは、齟齬があるというか、ずれが出てしまうのです。(まさか、中学生に「齟齬がある」とは言えませんよね?)  さて、以上の説明を理解できた上で、『「be動詞が[was]になっています。[were]のほうが普通では?』という疑問に移りましょう。  ところで、「切る」意味で、英語ではどういうかご存じでしょうか? また、「置く」という語もご存じでしょうか? こう書くと、「ばかにするな」と言われるかもしれませんが、日本語の「切る」の過去形は「切った」ですから、当然、英語も「cut, cuted ...」と変化するはずではないでしょうか?  しかし、英語辞典を引いてみると、「cut, cut, cut」と現在形も過去形も同じ形をしている。。。しかも、「置く」をみても、「put, put, put」となっている。なぜでしょうか? 日本語では、「切る」、「切った」というように「語変化:曲用」しているのに、英語は変化しない。。。この違いを理解してほしいのです。(こういう点はなかなか気づかれにくいようですが。。。)  まず、「cut」という行為(運動)がどういうものか?を理解する必要があります。つまり、大根に包丁を載せるだけでは、「切る」ことにならないということです。つまり、大根の下まで包丁を下ろす、まな板の所まで「切らないと、切り終わらない」と、その行動を済む(過去にすること)までにしないと、「切る」という表現ができないということです。  また、「put」という行為も、ものを下へ、ある位置へすえるという運動を済ませない限り、「置く」という表現ができないわけです。また、日本語でも、なにかを探して、やっと見つかったとき、「あった! あった!」と叫び、「ある! ある!」という現在形を使わないのはなぜでしょうか?  つまり、英語の「過去形」は、「もはや、終わったこと」を意味しているのでなく、「運動を完了する」ことを意味していると言うことです。ですから、「was」でないと、「引き出しなどをかき回す」ことを「完了する」ことにならないからです。わかりにくいかな? 別の例を挙げてみると、  「ああ、鳥だったら、・・・」という「叙想法」の表現だと、「were」を使うことは知っていますね? 仮に「was」だと、どういうニュアンスが出るか? を考えたことありますか? 「were」でなく、「was」だと、「実行可能な事柄」を意味し、「鳥人になれば、人間に翼をつければ」というニュアンスが出てきますが、現実として、「どうあがいても、人は鳥になれない」という厳重な事実がありますね? このように、どのようにやっても無駄、という絶望的な気持ちがあるから、「叙想法を意味するwere」を使うわけです。  じじつ、古英語を見ると、「叙想法」の時制が「叙実法」の「過去体系」を利用する形で使われているために、現代英語で見ると、同じ形になるために混乱を起こしやすいようです。とにかく、「どうあがいても、手の届かない世界」を述べるときは、「叙想法」を使い、「努力すれば、なんとか手が届くような世界」には、「叙実法」をつかうと考えてほしいのです。  ですから、「ああ、鳥になれたら・・・」という願望でなく、「ファイルを探し回す」という要望(願望)は、「実行不可能なことがら」でしょうか? そうでなく、やろうと思えば、「実行できるわけで」、「鳥になれたら・・・」というあがきとは違うものです。もし、「were」だと、たとえば、「刑務所に入っていて、そこまで行くことができない、行けないというあがき」を意味することになるわけです。  そもそも、現代英語では、複数の「were」と仮定法の「were」とが同じために、混乱してしまうのですが、もともとは、別のものです。詳しくは、「古英語入門書」などをみていただく必要がありますが、そこまでやらなくても、とにかく、「叙想法の過去形」と「叙実法の過去形」とは、形が似ていても、使い方が違うことに気をつけていただきたいと思います。つまり、述べる内容が「質的」に違っていることです。  念のために書くと、「and she'd find out that I was rummaging around in our files.」というのは、「実際に引き出しなどをかき回した(実際に実行すること)ら、Sueというやつは、きっと気づくぞ。」という想像(実際に実行可能な点であることに注意。)をしているだけであって、「もしも、」という「仮定法」を使っているわけでないことに気づいてほしいと思います。  「仮定法」は奥が深いために、他の回答者が説明してくれるだろうと思っていましたが、他の回答をも含めて満足していないようなので、自分の説明不足をおぎなう形で、投稿させていただきました。

tommy0313
質問者

お礼

素晴らしい回答を有難うございました。繰り返し何度も読み直してやっと理解できました。まづ叙実法(直接法)の存在を知りませんでした。 (1)実行可能な場合は叙実法になり、ありえないことは叙想法(仮定法)になる。 (2)[were]でなくwas]であるのも叙実法のためである。 (3)「引っ掻き回す」のは「見つかる前」だから過去形である。 このような結論をで納得しました。 とても判りやすく、詳しく説明頂き感謝に耐えません。短い説明ではとても私の能力では理解できなかったでしょう。お手数を取らせて申し訳ありません。今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。感謝と尊敬をお礼の言葉と致します。敬具

その他の回答 (2)

  • Hideto123
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回答No.2

ちょっとだけ・・・、 >(1)[if]が見当たりません。省略されているのですか?珍しいことではありませんか? よくあることです。話の流れから省略しても混乱が生じないと話し手(書き手)が考えれば、省略されることはよくあると思います。 >(2)be動詞が[was]になっています。[were]のほうが普通では? 帰結節の that 以下が示す内容のなかの be 動詞ですから、 仮定法上の 条件節 の were とは違います。 if 節(条件節)では、文法上 were ですが、最近では、 were ではなく was が使われることが多いように思います。 >(3)If I were rummaging around in our files, she would find out it.  では如何でしょうか? それでいいと思います。 ただし、最後を find it out にする必要がありますが。 句動詞では、代名詞は(it)は動詞と副詞の間に入ります。 >(4)「仮定法では、現実から距離をおいて、現実の反対や、・・・・・ 今現在、探していないのだから、現在の事実と正反対のことを述べる という意味で仮定法が使えます。 たしかに、「これから探すかどうか」を議論するなら、単なる「仮定」です。 また、ありえるかどうか は、客観的、科学的事実がどうこうではなく、 話し手(書き手)が「ありえない」と考えているから、仮定法を使っているのです。 Ted 自身は、「なんと言われても探すつもりなどないが」もし探し回ったとしたら ということです。 違っていたら申し訳ないです <(_ _)>ペコリ

tommy0313
質問者

お礼

いつもご回答有難うございます。完全とは行きませんが何となく判ってきました。 (1)>話し手(書き手)が「ありえない」と考えているから、現実にありえなくても仮定法を使う。 (2)>帰結節の that 以下が示す内容のなかの be 動詞ですから仮定法上の 条件節 の were とは違います。 で[was]の件納得です。 (3)>ifは省略されることはよくある。 等 で納得に到リました。本当に有難うございました。今後ともよろしくご指導のほどお願い申し上げます。 まづは御礼まで。

  • tjhiroko
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回答No.1

she'd find out= she would find out で、このwould が仮定法であるということでのご質問かと思いますが、お手持ちの辞書でwould のところを引くと分かりやすい説明が出ているかと思います。 とりあえず手元の辞書の説明をまず書いておきますと: 《仮定・条件などを示す節や句を伴わない文で》 [弱い推量・不確実]多分...だろう、恐らく...であろう(あっただろう) 例文:That would be fine. それで結構だと思います    That wouldn't be the house we're looking for, surely. まさかあれは私たちの探している家じゃないだろう 【語法】このwouldは元来は裏に、もしそれが許されるとすれば、仮にそのような事情になれば(であったら)、といったような仮定の気持ちが含まれているので、丁寧で控えめな意向や推量を表すことが多い ということになります。 で、今回お尋ねの文ですが、この文で仮定されている条件は「もしSueが何か変だぞと気づくような状況になったなら」というような内容が仮定の条件として含まれていると思います。 ですので(1) に関しては、はい、珍しいことではありません、という答えになり、(2)は、このthat節の部分が仮定の条件ではないのでこのwasは仮定法ではありませんからwasでいいでしょう。 (3)は仮定条件が上に書いたとおりですので、こういう文にはならないと思いますし、(4)も上に書いたことで解決するかと思います。

tommy0313
質問者

お礼

いつもご回答有難うございます。ifの省略、なぜwasが使われているか、wouldについて等、大変参考になりました。お陰様で少しづつ英語を理解しやすくなってきてます。今後ともよろしくご指導のほど、お願い申し上げます。まづは御礼まで。