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「find that~」と「find+目+形」の違い
「~に気づく」は上の2つの言い方ができると思いますが、その違いがよく解りません。以下は「TOEIC FRIENDS」という雑誌の99年11月号の問題で、文法的に誤っている語をA~Dから選ぶというものです。 141. The manager found one of [the(A)] chairs [in(B)] the restaurant [was(C)] broken and called the supply division [to replace it(D)]. 答えは(C)でこれを削除するのですが、この問題の解説の部分がよく解らないのです。以下が解説の部分です。 「動詞findは、直後に節を従える場合を除き[find+目+形]のかたちを採る。(中略)なおここではone of以降brokenまでの部分をthat節と見なすことはできない。その理由は、(1)[find+that節]は主語がthat以下の内容を自ら発見したのではないことを示唆する(つまり、報告や調査結果などから判断した、というニュアンスを持つ)限定的な表現であり、ここでは文意からその可能性が低いことと、(2)このように目的語にthat節を採ることで特別な意味が生じる用法では節の開始を示すthatを省略できないためである。」 わからないのはこの解説の(1)の部分で、辞書などで例文をさらったのですが、辞書ではそのような違いを意識して例文をまとめてあるようには見えないので、どうもこの2つの違いが具体的に見えてきません。どなたかわかりやすい例文で解説してもらえないでしょうか。ちなみに私のTOEIC SCOREは740です。このレベルでも解るぐらいの解説でお願いします。
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- yutaro
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[find+目+形] 第5文型S+V+O+Cにおいて、補語が形容詞の例で、 I found the bottle empty.(瓶が空だった。) 例文で説明しますと The bottle (was) empty. と言う形が成り立ちます。つまり、第5文型の文には第2 文型の文が組み込まれており、組み込みに当たって補語と 第2文型のbe動詞が削除されます。この考えに従うと、第5 文型の目的補語と第2文型の主格補語とは基本的に同じであることがわかります。 [find + that節] I found that the car was stuck in the mud. (車が泥の中に入って動けなくなったのに気づいた) あまりうまく説明できなくてすみません。
- Naka
- ベストアンサー率44% (527/1181)
kayzeeさんが引用された雑誌の解説が全く正しいかどうかということはとりあえずおいといて… supersonicさん、すごくいいところに目をつけていますよ。ただ逆なだけです。 例えば、I found the book interesting. という文は「自分で読んでみた結果、面白いことがわかった」という意味合いを持ちますよね。 これに対して、I found (that) the book was interesting. となると、「面白い、という評を聞いた、」「皆が面白がっていることがわかった」というニュアンスを持つことがあるんです。 もっともこの例文の場合、「本が面白いことがわかる」のは、通常自ら読んでみた結果であると考えるのが自然なので、どちらも同じ意味でとってかまいません。 ご質問の例文の場合も同様に、自分で座ってみたりして「壊れていることがわかった」と考える方が自然ですから、that節を伴わない表現が好ましい、と言っているわけです。(解説では断言しちゃってますけど…) こんなもんでよろしいでしょうか?
- supersonic
- ベストアンサー率52% (57/109)
初めに断っておきますが、私は、それほど英語が得意ではありません。興味があるので、お付き合いするということで、勘弁してください。 私の持っているジーニアス英和辞典では、一応、分けてあるようです。 項目findから引用です。 5 a[SVO (to be) C/(that)節]<人>が(偶然に、経験・試みによって)O(人・事・物)が…であるとわかる。(現在分詞の場合、to beは略される) という用例が出ています。(thatは省略できることになっちゃてますね^^;) 用例を引用します。 I found him (to be) a kind man. = I found (that) he was a kind man. (話してみると)彼は、親切な人だとわかった。 また、I found the bed comfortable. (寝てみると)そのベッドは寝心地が良かった。―to beの省略となりますね。 多分、重要なのは、that節だと、「話してみると」とか「寝てみると」という、ニュアンスが含まれるということだと思います。 ご質問の例では、支配人が、わざわざ、ちょっと座ってみたり、椅子を調べたあげく、壊れていることが「わかった」というニュアンスならば、that節になるのだけれど、「わかった」ではなく単に「見つけた」というニュアンスでは、that節は使わないということだと思います。 ご質問の例では、通常SVOCの形であるという解説がついていますが、そっちは、辞典によると、<人>がO<人・物>が…であるところを見つける(見かける)。(Cは形容詞・分詞など)、となっています。 やっぱり通常こっちを使うみたいです。 しかし、私の辞典を見た限りだと、場合によっては、that節でも良い気がします。ただ、was以外のものを取ると、文章が成り立たないので、それしか正解がないと思いますが…。 これがTOEICですか。普通の言い回しまで問題にされると、難しいですね。^^; それでは~!
- 参考URL:
- ジーニアス英和辞典 大修館書店
お礼
ありがとうございました。私も「ジーニアス」と「プログレッシブ」を調べてみたんですが、やっぱり語法関係はジーニアスがいいですね。 ジーニアスでは肉体的知覚(see)と精神的知覚(learn, understand)に分けて、SVOCでは両方の意味を表すがSV+that節では精神的知覚のみ表す、と書いてあります。混乱したのは例文の「(話してみると)彼は親切な人だとわかった」ところで、SVOCとSV+that節はイコールでつないであるのでこれは精神的知覚の場合の例だとわかるのですが、私は「話してみ」たんだから肉体的な知覚に入るんじゃないの?と思ったんです。 精神的だったら例えば他の人と話していたときに彼のことが話題にのぼり「ああ、彼は結構親切な人なんだ」ってわかった、というようなニュアンスになるんじゃないのか?と思ったんです。よってこの肉体的、精神的という区別があまりぴんとこなかったために質問した次第です。ぴんとこないと言うよりも実際はあまり厳密に区別していないんじゃないのか、という疑念が生じたと言う方がいいかも知れません。厳密じゃないんだったらこんな問題出すなよなー、と思ったりして。
お礼
ありがとうございました。私はよくfindにはthat節を使っていたんですけど、基本はSVOCなんですね。日常の場面で考えてみても実際自分が見聞きして「わかる、気づく」ことの方が多いですから。また間接的に知ったことでもSVOCならthat節同様表現できるようですし。読んだりするときはともかく自分で書いたりしゃべったりする時には気をつけるようにします。 質問にあげた解説の回答の決め手は、やはり(2)の「thatの省略不可」の部分だと思いますが、ほとんどの例文では省略可になっていて?です。またこれはかなり苦しいのですが、問題文の(D)のto replace itのitは省略できないのでしょうか。確か生成文法でいうバリアー(and)は先行詞(one of the chairs)と痕跡(it)との間に1つだけだったら、この場合のitは省略可能だったのをうろ覚えに記憶しているのですが、どうなんでしょうか。でも等位接続詞andは違うのかな? すみません、よく覚えていないので質問できません。 しかし実際このfind+that節で間接的・精神的知覚(ジーニアス英和の用語)を表すという用法はどのくらい厳密に守られているのでしょうか。またfind+that節の使用・出現頻度はやはり少ないのでしょうか。