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和文の言い換え

難しい和文英訳は、和文を英訳しやすい文に言い換えるといいとよく言いますが、私はあまりうまく言い換えることができません。 何かコツというものがあったら教えていただきたいのですが… お願いします。

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  • Milancom
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回答No.11

Milancomです、締め切らないでいてくださって、どうもありがとうございます! 得意じゃない人が『まじめに』取り組むと、得意な人よりも高い評価を得ることがよくあると感じる理由を説明してみます。ここでは、和文英訳を例にお話いたしますが、他の分野でも似たようなことがいえるのではないかと思うのです。 高1の担任が風変わりな書道の教師で、「大賢は大愚に似たり」などといっていました。その頃はなんとなくカッコイイくらいにしか感じませんでしたが、30年以上たった今頃、こういうことなのかなと思うことがあります。いま高校生真っ只中のsinku828に、何かのお役に立てば幸いです。お読みになってつまらなかったら、どうか許してください。 和文英訳には、日本語と英語の力が両方必要です。私どもは、たいていその2つのことばしかできませんから、結局「ことばの力」が必要なことになります。 ここで、日本語で何かを伝えるときのことを考えてみましょう。日本語の得意な人の方がいつも内容のあることを伝えることができるでしょうか。sinku828さんは、1年もしないうちにご卒業です。そのとき、NHKの一流アナウンサーが来てスピーチをしたら、一番内容のあるスピーチができるでしょうか。そんなことはないでしょう。しかし、心さえあれば、ことばはいらないというわけにはいきません。どんなに、深い思い出のある先生でも、壇上に立ってじっとしていただけでは心は伝わらないでしょう。確かに、アナウンサーより下手かもしれない、でも考えに考えて、思いっきり心をこめて話したことばは、きっと皆さんの胸に大切なメッセージを伝えることでしょう。 実は、入試の和文英作だって同じことなのです。どこかで暗記した公式みたいな英文を組み合わせて出来合いの作文を書くのではなくて、この日本語なんていってるんだろう、こうかな、こうだったら私だったらこんな英語にしてみたいな、そんな解答をみたいのです。阪大のような問題を出すということは、そういう解答をみたいからとしか思えません。それを、日本語の意味にも悩むことなくまるで機械翻訳のように公式をあてはめたのでは、採点する先生も面白くなくて死にそうになることでしょう。 もうひとつ、こういう態度が高く評価されるのがまちがいないと思われる例を挙げてみましょう。入試の採点をするのは大学の先生です。高校の先生ではありません。大学の先生が、和文英訳について、とくに、阪大の問題のようないかにも日本語的な表現の英訳についてどのように感じられているかを知っておくことはよいことです。私の高校時代、友人が大学教員に英語を個人的に習っていましたので、うすうすこのことに気づいておりましたが、後にはっきりとわかるときがくるのです。 大学に入ってから、第2外国語で取ったフランス語は、何とか単位をもらうだけで切り抜けますが、そのあと国際法の論文を読んだり、会話の練習をして討論をしたりするのがすっかり面白くなったのです。英語は、日本語に比べて、理屈をきっちり述べ、互いの意見をよく聞きますが、フランス語はさらに雄弁です。フランス人が5人集まると、5人がいっぺんに話します。それでいて、他人の話はしっかり理解しているのです。彼らの言葉の速さ・理解の速さには感心いたします。 パリで6週間ほどの語学研修を3回ほどしたあと、大阪の学校に週1回、和文仏訳に通ったころの話です。学期の終わりに川端の『雪国』の冒頭に取り組みました。「空の底が白くなった」というくだりにきたときです。フランス人講師が、この日本語はどういう意味かと受講生に聞くのです。空に底があるのか? 白くなるのか? 決まり文句か何かか? 言われてみれば、確かにふつうこのような表現はしません。川端一流の表現でしょう。では、何が言いたいのか? 中学校でこの部分が教科書に載っていました。そのとき不思議に思って、教師に尋ねたことがあります。「夜の真っ暗闇だったのだが、雪の中に入ってきたので、列車の室内のランプの明かりが近くの地面に反射して、そのあたりだけ白く見え出したのを、そういう風に表現したのだ」というのがそのときの教師の説明で、以来私は固くそう信じ込んで疑いませんでした。 そのように説明すると、かの講師は、「それはその先生の読み方でしょう。この表現は、誰がいつ読んでもそのように読めますか。そのようにしか読み取ることのできない表現なのですか」と畳み掛けてくるのです。そういわれて、もう一度読み直してみました。sinku828さんは、どう思われますか。 『雪国』にはサイデンステッカーの有名な英訳が出ています。それ以外にも、英訳が1冊、仏訳が1冊出版されています。3冊とも教室に持ち込まれていました。その部分を調べてみました。「地平線が明るくなった」「地面が白くなった」「山際が明るくなった」と三種三様です。 「この表現は、普通に日本語ではいわれないでしょう。決まり文句というわけでもない。川端だけの言い方ですね。日本人の皆様も、これを読んで、あっ、普通じゃないな、なんだろう?って考えたりするわけですよね。だったら、訳したもの読む人にもおんなじ気分を味わって欲しいじゃないですか」といって、訳したのはフランス語をそのまま英語に置き換えるとするとこんな感じです。The bottom of the night became white. この講師はこういいました。日本語を訳すとき、こう決まってるからとか、他の人がこういったからではなくて、自分の頭で元の日本語をしっかり読んで欲しい。みなさんは、なんと言っても日本語のネイティヴなんですから。 高校生で、いいえ大人でも、英語が『得意』という方の中には、公式的に日本語⇔英語を暗記して、たくさんすばやくいえるだけだったり、英語で考えるとか称して、深く考えることをやめていらっしゃる方をしばしばお見受けいたします。 暗記は苦手でも、英語でなんか考えられなくても、自分のペースでこつこつとことばと取り組む態度を持っているのが、解答の中に見えやすいのが、この阪大の和文英作のような問題ではないでしょうか。 いわゆる、普通の受験対策に振り回されることなく、じっくりとことばのちからを磨く勉強をなさいますように、そして来春はみごと栄冠を勝ち取られますように、心よりお祈り申し上げております。

sinku828
質問者

お礼

英語は二次試験にも必要な教科ですので気を抜かずにしっかり勉強していきたいと思います。 長期にわたっていろいろと教えていただきありがとうございます。 がんばります!

その他の回答 (11)

  • Milancom
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回答No.12

Milancomです。下手な文章を読んでくださり、ありがとうございます。私も、和文英訳には毎日悩まされつつ格闘中です。ちっとも上達している実感がないのがいじましいところです。しかし、学ぶとはこのようなものなのでしょう。お互い、遠くの夢に向かって歩き続けましょう。また、どこかでお会いできるといいですね。

  • Milancom
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回答No.10

Milancomです、たびたびすみません! 実は、ひとつ言いそびれたことがありました。 「私は英語も国語も得意ではありません。でも、嫌いではありません。 しかし、旧帝大クラスでは半端じゃなく英語や国語ができる方がいます。このような人たちに勝たなくては合格は無いのです」とお書きでしたね。これは強みになると思います。得意じゃない人が『まじめに』取り組むと、得意な人よりも高い評価を得ることがよくあるからです。 どうしてかを聞きたいですか? もし聞きたかったら、締め切らないでいてください。これから仕事に行かなくては! どうも失礼いたしました、では!

  • Milancom
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回答No.9

Milancomです、補足拝見しました。 「阪大はこのような問題が多いです。何を言っているかよく分からないのが多いです」 そうですか! すると阪大の問題にはことばの根本的問題が含まれていて、たいへんよい問題です。「ことばをどう考えて、どう扱うか」という問題と考えてもよいでしょう。 日本語を英語に直すとき、まずその日本語の意味を考えるのが最初の作業です。文章によっては、2つ以上の意味に取れたり、意味不明であったりすることもあります。入試でそのような日本文が問題に出るのであれば、それは受験者がそういうときにどのような処置をするかという点を、試験官としてはみたいのでしょうか? 日本語の意味を取る作業は、一般的に以下のように考えられます: 1)日本語の文が1つの意味しか表さない場合は、それで確定する 2)日本語の文が2つ以上の意味を表す場合は: ア)どちらか、よりふさわしいと思われる方に確定する イ)よりふさわしいくなくてもよいから、どちらかひとつに確定する ウ)日本語と同様にどちらの意味も表す英語にする 解説: 1は問題のないところでしょう。2-アは、意味が2つあると思ったけど、どちらかの方がよりふさわしいというのですから、結局1と同じことになります。 入試の和文英訳に出題されるたいていの文はこれでどうにかなることでしょう。中には。解答となる英文を想定して問題の日本文を作っているとしか思えない不自然な日本語の問題文も見られます。 実社会で用いられる多くの文は、一見一通りの意味にしか取れないように見えて、実は2つ以上の意味を持つという、つかみにくいものです。これが、「ことばの持つ本質」でしょうか?翻訳などの作業をしているとつくづく感じることです。 もしかして、阪大の先生方は、そういうことばの持つ複雑さ・多様さを理解している受験生を取りたいのではないでしょうか。 このようにあいまいな文にであったとき、実は実際に使われている文のほとんどがこのような文なのですが、どのように英語にするかが大問題です。2-イが楽ですし、受験生としては実践てきかもしれません。翻訳をしていても、しばしばこの手を使います。 しかし、そうすると、原文の微妙な感じがわかっているんだよというのが伝わりません。せっかく生レモンでレモネードを作ったのですから、レモンスライスを飾って内容証明にしたい衝動に駆られませんか? それが、できたらウです。 純文学ではなくとも、学問は「ことば」使って行います。ことばに鈍感なものによい研究ができるわけもないでしょう。学部レベルでは、たいした研究はしないにしても、人の論文や書物をお読みになることでしょう。ことばに対する感性を研ぎ澄ませていなければ、文字は読めていても、内容は伝わってこないかもしれません。 実は、これは文系だけに大切なことではありません。理系の分野にもたいへん重要なことです。頼まれて、お医者さんや看護婦さんの集まりの通訳をすることもありますが、その中に日本語で言った内容は何でもストレートに英語に変えることができると信じて疑うことのない方々をお見受けいたします。言語を変えると内容も変わると知っていらっしゃる方は、よほど忙しくない限り同時通訳より逐次通訳を好み、両方の言語に丁寧に耳を傾けられておいでです。 補足に次のように書いてくださいました。 「たぶん本問は前者でしょう。それがそれほど運命的な歌だとは「気がつかない」という意味です」 ということで、上で述べました1または2-アの方式ということで、こういう意味に確定して、前回の訳例を手直ししてみようかと思います。 I have a song I can't shake off. Down a memory lane it changed something in me. I didn't even imagine it would do anything like that when I heard it. Only much later, I suddenly realized it was it. It was the very first song. If I did't have a chance to hear the song, I might not have been listening to contemporary American songs. 歌は、1曲だけでいいのかな、それとも何曲かあるのかな? そのあたりもちょっと気になりますね。 いかがでしょうか? また何かあったら、書いてください!

  • Milancom
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回答No.8

Milancomです。 どんなことを学びたいと思って、大阪大学の文学部を志望なさっていらっしゃるのでしょうか? 同じ文科系といっても、法律や経営といった、「役にたつ学問」と違って、何か考えやものの見方・感じ方を深める分野の勉強をなさることができるのは、幸せですね。私は、オーヘンリなどのアメリカ短編に魅せられて米文学をやりたいと思ったこともありましたが、文学じゃあ就職がないという父親の一言で法律を選びました。結局、国際法を中心に外国語の文献もたくさん読むことになり、楽しい大学生活となったので、よかったのです! さて、このレベルの問題であれば、対処法は次の3通り考えられるのではないでしょうか。そのどれでも、合格圏の解答を作ることは可能だろうと思われます。 1)わかりやすい英語で書くために言い換える。 2)本格的な英文に直す。 3)いわゆる受験英語の範囲で書く。 3では、日本語・英語に限らず「ことばのセンス」を磨くことから程遠い勉強に長い時間と多大なエネルギーを費やすことになります。世界的レベルの学問の府で文学を学ぼうという方には、百害あって一利なしではないでしょうか。 1と2はどしらもよいと思います。 1ですが、「やさしく」といってもこれだけの内容ですから、表現にも限度があります。mabomkさんがとてもよいお手本を見せてくださっています。さすが、他のQ&Aでも卓越した回答を寄せられるmabomkさんですね。 2の方法もお勧めです。込み入った内容は込み入った表現でしか表せないというのも事実です。あと、2年もすればかなり難しいものについて英語でレポートを書くこともおありになることでしょう。今からこういう内容を、完全にとはいえなくても、ある程度まで英語で表現する練習をなさるのもよいかと思われます。 お好きな日本語の小説、短編、エッセイなどで英訳が出版されているものを見つけて、原文と訳文を比べながら読むのは勉強になります。そして、一部を取り上げて、自分だったらこう訳すと練習してはいかがでしょうか? 近くに、読んで意見を言ってくれる人がいれば最高ですが、いなくても訳してみるだけで、いい練習になるはずです。気になる点が出てきたら、このサイトで意見を聞いてみるのもいいでしょう。 いかがでしょうか? 回答になっていますか? せっかく、過去問を掲載してくださったのですから、ひとつやってみましょうか。うまくいったらお慰み! 3に近いやり方でやってみます。  じぶんにとってぬきさしならない歌というのがあるのだ。その歌を聴いたことがじぶんのなかの何かを変えたという記憶が、歌のむこうに残っているような歌だ。聴いてすぐには気がつかない。けれども、ずっと後になってから、その歌だったのだと気づく。その歌が最初の歌だったと。その歌を聴くことがなかったら、それからずっとアメリカの同時代の歌に耳を澄ましつづけることは、あるいはなかったかもしれない。  I have a song I can't shake off. It has the memory behind it that it changed something in me when I first heard it. I don't realize it is that song when I hear it, but much later I suddenly realize it was it. It was the very first song. If I did't have chance to hear the song, I might not have been listening to contemporary American songs. 和文英訳の作業をしていて、英語表現に自信がない点が何箇所も出てくるのですが、これはこれから次第に身につけていきたい楽しい課題です。しかし、日本語に理解しにくい点があるのには困惑します。そして、こういうレベルの問題には、これがしばしば起こるのです。 たとえば、「聴いてすぐには気がつかない。けれども、ずっと後になってから、その歌だったのだと気づく。」というのは、最初に、すなわちのちにアメリカ同時代の歌を聞くようになるきっかけとして聞いたときには、それがそれほど運命的な歌だとは「気がつかない」という意味なのでょうか。それとも、もうアメリカの歌は聞くようになった現在、その歌を聞いても「すぐには気がつかない」といっているのでしょうか? sinku828さん、どう思われます?

sinku828
質問者

補足

みなさん、たくさんの回答ありがとうございます。 私は文学部志望ですが「英文学」の類ではなく「史学」です。 日本史が勉強したいのです。純粋な文学を勉強したいわけではありません。 昔は文学部史学科など分かれていたのですが、最近は文学部人文学科などのように合体してしまいました… 私は英語も国語も得意ではありません。でも、嫌いではありません。 しかし、旧帝大クラスでは半端じゃなく英語や国語ができる方がいます。 このような人たちに勝たなくては合格は無いのです。 人文学科になったのは私にとっては迷惑この上ないですが… まぁ、歴史だけ得意でもだめってことですね。 さて、 たぶん本問は前者でしょう。それがそれほど運命的な歌だとは「気がつかない」という意味です。 阪大はこのような問題が多いです。何を言っているかよく分からないのが多いです。

  • Milancom
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回答No.7

Milancomです。懐かしい問題文です! 中学生の頃からご一緒に英語に取り組んでいた方が、この大学を受験なさったのが何年か前で、その頃この問題にお目にかかりました。確かに、半端じゃなく難しいです!! 阪大で文学をお勉強なさろうという心意気なのですから、高校生としても半端じゃなく本格的にお勉強をなさることをお勧めいたします。 これから、用で出かけます。帰ったら続きを書きますから、くれぐれも締め切らないでくださいね!

  • mabomk
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回答No.6

三番です。 「自分にとってぬきさしならない歌というのがあるのだ。その歌を聴いたことがじぶんのなかの何かを変えたという記憶が、歌のむこうに残っているような歌だ。聴いてすぐには気がつかない。けれども、ずっと後になってから、その歌だったのだと気づく。その歌が最初の歌だったと。その歌を聴くことがなかったら、それからずっとアメリカの同時代の歌に耳を澄ましつづけることは、あるいはなかったかもしれない」 途中参入失礼、私の拙例文(訳文は更に拙!)がきっかけでお話が盛り上がっている様子拝見。 阪大の和文英訳例題拝見、一見難しそうですが、こんなヒントで何とかなりませんか? うまく英訳しようとせず、自分なりの解釈(ここで日本語力が試される)してみて(その解釈過程で自分の知っている英語の名詞、形容詞、副詞の中に該当するものがあるかどうか検証しながら)、より短い形に書き替えると案外「難物が軟物になる」のかも、ってかなり無責任な書き方でご免。以下は私の解釈で、 抜き差しならない=記憶の奥底に残り自分が無意識に影響を受けた=忘れがたく&影響を受けた=unforgettable and influenced 何かを変えた=自分の感受性を磨いた・鋭くした sharpened my sensibility(=sense) 歌の向こうに=その歌の奥底 deep bottom feeling of the song 耳を澄まし続ける=注意深くそれらの歌(複数)を自分で探し出して鑑賞する trying to find and appreciate ヒントにも参考にもならんかも知れんし、却って困惑させる危険も十分承知の助での殴り書きでした。

  • Milancom
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回答No.5

Milancomです。補足、拝読いたしました! 真剣に取り組もうとなさっている様子が、よく伝わってまいります。とてもご立派な態度だと感心いたします。Milancomもみらなわなくてはなりません!「簡単な表現をストック」するという戦略はたいへん結構だと思います。 課題文を、自分の表現できるレベルの簡単な表現に噛み砕いて、英訳すると相手にもわかりやすい英文ができることでしょう。このとき、課題文を「噛み砕いて」できたやさしい和文にすることが、最初のご質問にある『英訳しやすい文に言い換える』ことだと思われます。 前回示しました例でいえば、下のようになります。このとき、英訳がほとんど頭に浮かびながら、「英訳しやすい文」に直しています。慣れてくると、これは、頭の中でしか作りませんし、意識しないこともあるかもしれません。 課題文:  卒業後はこの学校で学んだ経験を生かして出来るだけ社会貢献したいと思います。 英訳しやすい文: 学校が終わったら、ここで学んだことを使いたい、そして、世の中でしっかり自分を役にたてたい。 英訳:  After I finish school I want to use what I learned here and make myself most helpful in the world. これは、たまたまMilancomの本日の頭に浮かんだ考えの流れを解剖してお見せした次第です。お恥ずかしい! ひとりひとり、1日1日、微妙に異なることでしょう。それでよいと思われます。 では、問題はどのようして、「簡単な表現をストック」すると戦略を実行していくかですね。以下は、Milancomの考えです。sinku828さんのお考えも聞かせてくださいね。 志望校を1校に絞っていらっしゃるわけですから、その大学の出題傾向調査ははずせないでしょう。過去5年といわず、できれば10年くらいさかのぼって調べることができるといいですね。つぎに、同じような傾向の出題をしている大学をさがすことができればよいのですが…。 これは、レベルが同等の大学の過去問を調べる、和文英訳問題集で出題大学をみることでチェックするなどの方法が使えるでしょうか。こういう大学が、1校でも2校でも見つかれば、5年くらいさかのぼって過去問を調べるとよいでしょう。このようにすれば、『実際に出た問題20問』という自分だけの問題集ができます。 20問にはこだわる必要なしです。調査の進み方によっては、10問・15問しかないかもしれませんがそれでもけっこうでしょう。25問・30問集まれば、さらにすばらしいことです。こういう調査を自分ですることで、やる気も高まるし、何が必要かがだんだん見えてくるものです。OKWaveは、すばらしいサイトですが、ここで回答をゲットしただけでは、自分の力に変わるのはほとんど不可能ではないでしょうか。 『実際に出た問題20問』に60点から70点取れる解答を書けるようにするのが最終目標です。さて、この問題集の問題には、傾向があるでしょうか? 環境問題や平和問題といった時事問題が出る? 日本語特有の表現が出る? 会話に特有な表現が出る? それとも、高校英語で学習する公式的な英語そのもので書くような問題ばかりでしょうか?  高校英語で学習する公式的な英語そのもので書くような問題ばかりであれば、学習参考書や受験参考書で、問題練習したり暗記したりすれば、かなりの範囲対応できるはずです。それ以外の問題を出されても、同じような勉強法しかしてこなかった受験生とは、互角の勝負ができるに違いありません。しかし、頭ひとつリードするためには、英語のリズムを体で覚えることです。 そのためには、どのようなものでもよいから読むことです。毎日、読むことです。もちろん休む日もあってよいのですが、前の続きを読もうとして、それ以前の内容が思い出せる程度にしておくことです。 何を読んでもリズムは身につくのですが、具体的目標があるのですから、『実際に出た問題20問』の中から、最も興味の沸く分野、内容的によく知っている分野を選んではじめられるとよいと思います。英文の程度としては、いくら簡単でもいいのです。とはいってもあまり簡単な英文では、内容が薄くなり、興味もわかないことでしょう。1ページにつき5から6くらいは知らない語句や構文があるものの、問題に対する知識や、前後の続き具合からなんとか推測できるくらいであれば、いちいち辞書を引かずにどんどん読み進めてもよいのではないでしょうか。推測を働かせることができるためには、ある程度長い文章を読む必要があります。「推測しながらたくさん読む」で、暗記では身につかない語句の運用能力や、理屈ではどうにもならない文法の感覚が身につきます。 いかが思われますか? わかりにくい点などありましたら、また書いてくださいね。

sinku828
質問者

補足

いろいろと書いてくださってありがとうございます。 やはり志望校を言ったほうが話も早いと思いますので… 志望校は「大阪大学 文学部」です。 大阪大学の英作文は2題あって、1題目は自由英作文、2題目は和文英訳です。 和文英訳はさらに全学部対象1問と文学部対象問題1問の計2問あります。 文学部の問題は英作文最難関の京都大学の問題に匹敵します。 はっきり言って半端じゃなく難しいです… このレベルの問題でも言い換えは可能なのでしょうか? 問題をあげます。(文学部問題)  じぶんにとってぬきさしならない歌というのがあるのだ。その歌を聴いたことがじぶんのなかの何かを変えたという記憶が、歌のむこうに残っているような歌だ。聴いてすぐには気がつかない。けれども、ずっと後になってから、その歌だったのだと気づく。その歌が最初の歌だったと。その歌を聴くことがなかったら、それからずっとアメリカの同時代の歌に耳を澄ましつづけることは、あるいはなかったかもしれない。 このレベルです…

  • Milancom
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回答No.4

Milancomです。回答を読んでいただいてありがとうございます! 補足、拝読いたしました。 どのような勉強方法がよいかは、実は誰も決めてを知らないようです。回りでかなり英語のできる友人たちをみても、その勉強のやり方は、まったく同じではないようです。ただし、本をたくさん読んでいるのはみなに共通しているでしょうか。 自分の国のことばである日本語にしても、よい作文をするためには、他人のよい文章をたくさん読んだ経験が不可欠です。文章は頭の中で考えてできるものではありません。 ましてや、英語は外国語です。いくら理屈を並べて、単語を覚えたといっては訳語を暗記してみても、自然な文章が書けるようになるとは思えません…。というわけで、さきほど説明しましたような方法には、大方の方が賛成してくださるのではないかと思われるのですが、いかがですか? では、問題は、すでに1校に絞ってある志望校の和文英訳に対応する受験対策としては、「具体的にどうすればよいだろうか?」ということになります。 sinku828さんは、どうすればよいと思われますか?  このようなご質問をする理由は、勉強というのは、「あっ、こうしたらどうだろう。こうしたらいいかもしれないから、ひとつやってみよう」と心から感じて取り掛かってこそ効果も出るからです。心の底から信じていると何かとんでもない力が沸いてきます。でも、表面的なやり方だけを真似るのでは、同じ効果はでません。このあたりが人間とコンピューターの違うところでしょうか。 ご意見を聞かせていただければ、私の意見も、喜んで書かせていただきます。ぜひ、それをご参考に、ご自分の勉強方法を作られることを祈っております。 なお、付け加えになりますが、英文和訳の正解はいくつもあります。できるだけ、やさしく、自分になじみやすい表現で書かれるとよいと思います。たとえば、mabomkさんの取り上げられた例題であれば、私ならこのように解答すると思います。 卒業後はこの学校で学んだ経験を生かして出来るだけ社会貢献したいと思います。 After I finish school I want to use what I learned here and make myself most helpful in the world. 関係代名詞what以外は中学英語の範囲ですが、東大でも合格範囲の解答ではないかなどと思います。いかがなものでしょう? 補足、お待ちしております。

sinku828
質問者

補足

ありがとうございます。 私ははっきり言うとまだまだ表現のストックが少なすぎます。 簡単な問題でも上手くできません。 まずは、熟語レベルの表現をストックしないと、書こうとしてもペンが進みません。 英語→日本語だと思い出しますが、日本語→英語だと「なんだったっけ…?」です… まずは、簡単な表現をストックしたいと思います。

  • mabomk
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回答No.3

例えばこんな問題(和文英訳)があれば、 卒業後はこの学校で学んだ経験を生かして出来るだけ社会貢献したいと思います。 模範(?)解答 After graduation I hope I will do some useful work for society based on the lesson I studied here. 卒業=commencementなんて言う難しい単語もありますが、極々単純にafter graduationでも必要にして十分じゃないかと。 「学んだ経験を生かして」=此処が一番悩むところですが、上記では「ここで学んだ教えを基礎にして」と言い替えました。 「社会貢献」社会に貢献する「contribute to society」なんて普通言いますが、上記では「社会に役立つ仕事をする」と言い替えています。 その日本語は言い表そうとしている本質を見抜いて別のもっと易しい言い方に出来ないかどうか普段から考える習慣を付けておくことです。 抽象的な答えですが、本質的には「英語に変換する前に、日本語を読め、日本語を書け」じゃーないでしょうか?

  • Milancom
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回答No.2

こんばんは! ご質問とお答えの内容から、大学受験用の和文英訳対策とお察しいたします。そうでない場合は、また教えてくださいね。 お受けになりたいと考えていらっしゃる大学の過去5年くらい入試に出された和文英訳をすべてごらんになってください。すでに志望校を1校に絞っていらっしゃるのでしたら、その学校を、そうでない場合は、可能性のある学校をすべて当たることをお勧めいたします。 それと並行して、英語で読書をなさることをお勧めいたします。特別難しいものをお読みになる必要はありませんが、志望校の出題レベルに近いものになさることです。大学によっては、大変日本的な表現を英訳するように要求してくるところもありますから、そういう場合は、日本語で書かれた作品の英訳を、原作と比べながらお読みになるとよいでしょう。もし、時事問題が出ているようでしたら、英字新聞などで練習しておくとよいと思います。 まずは、たくさんお読みになること。そうすれば、英語独特のことばのリズムが体にしみこんできます。どんな和文に直すと英訳しやすいかがなんとなくひらめくようになってきます。英訳しやすい和文のことを「中間日本語」といいますが、中間日本語を作るときには、頭の中で英語が半分できあがっているのです。 読むのは、毎日続けなければ効果はでません。普通の日でも、30分以上、週に1日は1時間以上読んでください。週1回くらい休むのはいいでしょう。そうすれば、早ければ3ヶ月くらいで、遅くても6ヶ月くらいで、からだの中で何かが変わっていくのを実感できると思います。それが始まったら、しめたものです。 2・3週間に1度、2時間くらいとって、和文英訳の練習をしてください。問題集や入試問題をとくのではなくて、読みためてきた英文から、興味のある部分を、範囲を決めて、やさしい英語で書き直す練習をするのです。回数を重ねるたびに少しずつやりやすくなっていくことでしょう。 このとき、初級学習者用の英英辞典をお使いになると便利です。言い換えや例文がたくさん載っていますから。 よいものが何冊かありますが、お勧めなのは、つぎの2冊です。どちらも、紙の辞書でCD-ROM付で買うのが安いです。どちらか1冊で十分です。もちろん、電子辞書にはいったものもあります。 Longman Dictionary of Contemporary English Oxford Advanced Learners Dictionary これから夏休み、ひとつやってみる大きなチャンスですね。ご健闘をお祈りしております。わかりにくいことなどありましたら、また書いてください。

sinku828
質問者

補足

ありがとうございます。 では、大学の問題を見た後どうすればいいのでしょうか? 1校に志望校は絞っています。

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