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カプロラクタム
ε-アミノカプロン酸をカプロラクタムにするとき、なぜ一回環状にする必要があるのですか?そのまま縮合すればいいのではないのですか?また、ラクタムってどういう意味なんですか?おしえてください。
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ナイロン6のモノマー単位は確かにε-アミノカプロン酸ですが、 ε-アミノカプロン酸を一旦環化させてε-カプロラクタムにする わけではありません。ベンゼンを水素化してシクロヘキサンを製造、 これを空気酸化してシクロヘキサノンを製造、ヒドロキシルアミン と反応させてオキシム( >C=N-OH )にして、ベックマン転位で ε-カプロラクタムに導きます。
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noname#211914
回答No.3
ダイレクトな回答ではありませんが、以下の参考URLには関連質問がありますが、参考になりますでしょうか? 「カプロラクタムの画期的な新プロセス」 ●http://www5.plala.or.jp/pokorin/chem/synthesis/beckmann.htm (Beckmann転位) ご参考まで。
- psa29
- ベストアンサー率64% (150/231)
回答No.1
環状アミドのことをラクタムといい、環状エステルをラクトンというのだと思います。 ε-カプロラクタムは7員環の環状アミド化合物ですが、ナイロン6の原料として有名です。