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アミノシランとCNT表面の反応
化け学初心者ですがCNTの表面修飾について調べています. いくつかの論文を読んでみてシランカップリング剤にアミノアルキルシランを用いている際の反応に疑問があります. シランカップリングについて調べると,加水分解でできたシラノールがOH基と水素結合して脱水縮合(かなり大雑把ですが)とありました. しかし,アミノアルキルシランを用いた場合,トルエン中で加熱撹拌(~8 hr)とありました. トルエンを用いて不活性ガス雰囲気中ということは加水分解できない...はず. となれば上記の反応ではない...? これらは一体どのような反応がおきて表面にカップリングしているのでしょうか?
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シラン系カプリング剤は,表面のOH基と直接に反応できます. アルコキシシランの場合,アルコールの脱離ですね.エステル交換のようなイメージです. 水を含む系では重合して,どこかが表面と反応して,ということが平行しておこりますが,このときもエステル交換的な反応と,シラノール化した部分との脱水とが平行しておこっているでしょう.どちらが主かは,相手方の水酸基の反応性や,溶液条件に依存します.
お礼
お礼が遅くなりもうしわけありませんでした。 問題の方はどうにか解決できました。 ベストアンサー付けさせていただきます!