万葉集について
図解雑学「万葉集」というのを買ってきて、斜め読みしています。私の疑問について教えてください。どれか一つでも構いません。
1 この本の中で、「作者未詳」とあるのですが、これは、以前、「読み人知らず」(私の記憶ですので、極めてあいまいです。)というのと同じなのでしょうか???表現の仕方にルールはあるのでしょうか???
2 全体のほぼ半数近くが、「どこの誰がつくったのか、わからない歌」ということのようですし、さらに「万葉に生きたすべての人々が歌びとだったといえるでしょう。」とあるのです。でも、「まさか、そんなことはないよね」というのが私の印象なのですが、どうなのでしょうか???「作者未詳」っていったって、それなりの教養と生活の余裕がないと……「歌」なんて歌えないし、歌う気持ちにならない……という気がするのですが、どうなのでしょうか???
別に万葉集や図解雑学「万葉集」にケチをつけるつもりはないのですが、例えば、防人の歌にしても、防人自身が歌って、書き残したものというのではなくて、教養のある人が、防人の気持ちを聞き取って、あるいは想像して、それを「代作」というか、「代読」というか、「代筆」というか???そんな感じじゃなかったのかなぁと。「作者未詳」の実態はこんなものではなかったのか???と。生活が豊かになったという現代人にだって、短歌の1つだって作れる日本人、作ろうと思う日本人って多くないと思う。
3 男女が歌をかけあう「歌垣」というのがあったようです。うらめしい~~いや、うらやましい。笑……その場所として筑波山が挙げられていますが、筑波山には、今でも、その場所が、「それらしく」残っているのでしょうか???
4 「歌垣」にこだわりますが、日本の中で、他にも、万葉の時代の「歌垣」の場所として知られている個所はありますか???今の様子も教えてもらえればありがたいです。行くつもりはありませんが。