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万葉線の駅に掲示されている歌について
先日、北陸を旅行し富山港の日本丸を見に行った際、高岡市から万葉線に乗りました。のんびりなローカル線で、乗務員の人がお年寄りに親切なのも、心あたたまりました。 ところで、駅によってはホームなどに万葉集の歌が掲げられていました。一駅に一首か二首、けっこうな数見受けたように思いますが、遠かったり角度の具合などのため読み取れず心残りになっています。 ご存知の方がおられましたら、駅名と歌を教えていただけませんでしょうか。 万葉集は若いころから好きでした。
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お礼
ありがとうございます。やっと巡りあえました。 全首調べようと会社の方にも問い合わせのメールを出しました。 なお、船は日本丸ではなく海王丸、風流な旅というより、風まかせのいいかげん。でした。
補足
すべて調べがつきました。お礼方々。 中伏木駅 大伴家持(巻19・4150) 朝床に 聞けば遥けし 射水河 朝漕ぎしつつ 唱ふ舟人 六渡寺(ろくどじ)駅 秦八千島(巻17・3956) 奈呉の海人の 釣する船は 今こそば 船棚打ちて あへて漕ぎ出め 庄川口駅 大伴家持(巻17・3989) 奈呉の海の 沖つ白波 しくしくに 思ほえむかも 立ち別れなば 射水市新湊庁舎前駅 大伴家持(巻17・4017) 東風 いたく吹くらし 奈呉の海 人の釣する 小舟漕ぎ隠る見ゆ 新町口駅 大伴家持(巻17・4018) 水門風 さむく吹くらし 奈呉の江に 嬬呼び交はし 鶴さはに 鳴く 中新湊駅 田辺福麻呂(巻18・4032)奈呉の海に 船しまし貸せ 沖に出でて 波たちくやと 見てかへりこむ 東新湊駅 田辺福麻呂(巻18・4033)波立てば 奈呉の浦みに 寄る貝の 間なき恋にぞ 年は経にける 海王丸駅 田辺福麻呂(巻18・4034)奈呉の海に 潮のはや干ば あさりしに 出でむと鶴は 今そ鳴くなる 越の潟駅 大伴家持(巻19・4213) 東風をいたみ 奈呉の浦廻に 寄する波 いや千重しきに 恋ひ渡るかも 質問者 tinosannpo0811