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「食べられる」は普通「食べれる」と発音されるのでしょうか
いつもお世話になっております。 正しい日本語とは言えないかもしれませんが、少し気になっていて、口語の時のある言葉の習慣についてお聞きしたく思います。 「食べることができる」の「食べられる」は実際のところ、よく「食べれる」と発音されるのでしょうか。 以下のような日本語は耳に入りました。 ーー中華料理は油っぽくて、食べられますか。(私) ーー食べれません。(日本人) 以前も「食べれる」という発音を聞いたことがあります。その時、少し「あれっ?」という感じでした。それで、お聞きしたいのは現代日本語の口語の中で、すでに「食べられる」を「食べれる」と発音されるのでしょうか。(それとも親しい人同士だけで「食べれる」と発音して、改まった場合に、やはり「食べられる」と発音されるのでしょうか。) 日本語を勉強しているので、質問文の中で、不自然な日本語の表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ幸いです。 宜しくお願い致します。
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質問者が選んだベストアンサー
「食べれる」はら抜き言葉です。 ら抜き言葉とは、動詞を可能動詞形にするとき、 本来あるべき「ら」を抜かしたものです。 最近広まった言葉です。 「食べれる」と言って間違いに気付く人が どんどん少なくなっているので、 「食べられる」「食べれる」のどちらをお使いになっても 支障はないかと思います。 「食べれる」の他に、 「寝られる」→「寝れる」、 「着られる」→「着れる」なんかもら抜き言葉ですね。 間違った日本語なのですが、最近はアナウンサーですら ら抜き言葉を使うようになってきてしまいました。 言葉はこうやって変わっていくものなのかもしれません。私はどうにも、聞いていて気持ち悪くて、 あんまり好きではないです…。 「ら抜きの殺意」なんて劇もあるんですよ。 あらすじを聞いたときは大笑いしました。 よろしければ、お暇な時にでも検索かけてみてください。 日本語を勉強されているとのことですが、 とても流暢でいらっしゃるのでびっくりしました。 「以下のような日本語は耳に入りました」は 「以下のような日本語を耳にしました」、 (でも、あとに続く文からすると、 ちょっとおおげさな言い方な気がします) 「中華料理は油っぽくて、食べられますか」は 「中華料理は油っぽいですが、食べられますか」 としたほうが自然かもしれません。 素人なので、間違ったところがあれば どなたかご指摘ください。 何かのご参考になれば幸いです。
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- millennium-man
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ーー中華料理は油っぽくて、食べられますか。(私) 「油っぽくて」の「て」は理由を表すと考えられるのでこ の文では少しおかしいです。 ーー中華料理は油っぽくて、食べられない。 のように否定文の場合が正しい語法です。 ーー中華料理は油っぽいのですが、食べられますか。 ーー中華料理は油っぽいけれど、食べられますか。 ーー中華料理は油っぽくても、食べられますか。 が正しい日本語です。
お礼
millennium-manさん いつもお世話になっております。 ご添削ありがとうございました。 私は以前「て」を連続詞として認知しました。 大変いい勉強になりました。
- MAE-BREIT
- ベストアンサー率7% (2/27)
ら抜き言葉に関しては、国語学者の故金田一春彦氏が以前テレビでこんなことをおっしゃってました。 「食べられる」という言葉は「食べる」の尊敬語と「食べることができる」の二つの意味を持ちますが、ら抜き言葉を用いて「食べれる」とすることで尊敬語の意味をなくすことができます。 言葉は時代とともに進化していくものですから、こういった使い方は非難されるべきことではありません。 とのことでした。
お礼
MAE-BREITさん 金田一春彦氏は国語分野の専門家ですね。 いい参考になりました。 ありがとうございました。
- orange001
- ベストアンサー率32% (83/253)
他の方も書かれているように、 「食べれる」は「ら抜き言葉」と呼ばれ、 公の文書では誤用とされています。 ただ、言葉というものは社会に影響を受けますし、 多くの人が使うことで、これがスタンダードだと 認知されることも多くあります。 方言のことに言及されている方もいらっしゃいますが、 「ら抜き」というのはあくまでも標準語に対して こう呼ばれているものであり、 方言を否定するものではありません。 「行けれる」というというのは、 あまり聞いたことがないです。 一般的には、「行くことができる」=「行ける」です。 質問者さんもお書きのように、 親しい間柄では使っても良いかもしれませんが、 改まった場や書き言葉では、やはり「食べられる」とするべきでしょう。
お礼
orange001さん 早速のご返事ありがとうございました。 いい参考になりました。
- md-81
- ベストアンサー率27% (190/685)
食べれる というのは 方言です。 ですから 正しくない日本語だから 使うべきでないと言うのなら すべての方言を否定することになります。 しかし 現実には 本当の意味での標準語を話す人など 存在しないのでは ないのでしょうか? また 「食べられる」というと 尊敬、可能、受身の三つの意味に 取れます。しかし「食べれる」を使うのは 可能の場合のみです。日本語を母国語としない人には 「食べれる」の方が 理解しやすいとおもいます。 「ら」抜き言葉などと 言われていますが 実際にこの言葉を 使っている地方の人間の立場から すると 「ら」が 抜けているという 認識は ありません。 「食べる」と言う動詞に 可能を表す 「れる」と言う助動詞が 付いたものと理解しています。 他の地方の方には 変に聞こえるでしょうけど たとえば「行くことができる」を 「行く」プラス「れる」で 「行けれる」 といいます。
お礼
md-81さん 早速のご返事ありがとうございました。 いい参考になりました。 確かに現実には本当の意味での標準語を話す人など存在しないのですね。 そう考えると、変遷した言葉現象もだんだん気軽に受け取れるようになりました。 本当にありがとうございました。
- shangyan
- ベストアンサー率41% (117/284)
#6です。「来れる」「来れない」両方使うは、47.5%でした。すみません。 2000年に行われて文化庁の意識調査について以下のページがありました。 http://www.bunka.go.jp/1kokugo/main.asp{0fl=show&id=1000001711&clc=1000000073&cmc=1000001687&cli=1000001691&cmi=1000001706{9.html
お礼
再びありがとうございました。 ページは開けませんでしたが、おっしゃったことは良く分かりました。 本当にありがとうございました。
- shangyan
- ベストアンサー率41% (117/284)
四段動詞の「食べる」は、「食べられる」とするのが正しい日本語とされています。 しかし、一段動詞の「走る」の可能動詞は「走れる」で、これに対応する形で「食べれる」という、いわゆる「ら抜き言葉」が生まれるようになったといいます。 これに関しては古くから調査があり、 1970年の東京都内の小中学生の○×調査で、 「見られる」64.5% 「見れる」9.5% 両方使う24.1% 「来られない」41.7% 「来れない」10.2% 両方使う 10.2% となっています。 いろいろな調査結果から分かることは若い人であればあるほど「食べれる」を使うということです。 また、「食べられる」には可能のほかに、尊敬・受け身の意味があるのに対して、「食べれる」は可能だけを表すという違いがあります。 改まった場面に使うのかというご質問ですが、「られる」には元々尊敬の意味がありますから、目上の行動には「られる」を使うことが多いということは言えます。
お礼
shangyanさん いつもお世話になっております。 早速のご返事ありがとうございました。 「ら抜き言葉」の生まれた契機も分かりました。 いい参考になりました。
- piyocchi
- ベストアンサー率26% (96/369)
食べれるってカジュアルと言うか少々ラフすぎて 大の大人が使うとしたらちょっと違和感があります(^^;) 食べられるといった方がしっかりした知識のある人って 感じがします。 わたし個人的にはら抜き言葉は格好悪いと思っているので 出来るだけ使わないようにしています。 ちなみにご質問文はとても綺麗に日本語が使われていて 良いと思いますよ。 直接的な回答になっていなくてごめんなさい(^^;)
お礼
piyocchiさん 早速のご返事ありがとうございました。 いい参考になりました。 気をつけます。
- whitepepper
- ベストアンサー率27% (683/2442)
言葉は常に変遷します。時とともに誤用が正用になった言葉はたくさんあります。かつて敬称であった二人称の「おまえ」は、今では蔑称になっています。 ら抜き言葉もその一つだと思います。むしろ、使用を勧める学者もいます。尊敬語としての「~られる」と区別できるからです。ただ、使用は会話表現に留めるべきだと思います。公用文書では、やはり誤用とすべきです。
お礼
whitepepperさん いつもお世話になっております。 貴重なアドバイスありがとうございました。 文語では、使わないように心がけております。
- rensyo
- ベストアンサー率20% (81/402)
「食べれる」って方言だと思ってました(汗) (うちの地域では年配の方も「食べれる」と言ってるので・・・) でも改まった席や会話の時は御指摘のとおり「食べられる」と言います。 いくら方言を話す方でも目上の方など相手によっては標準語(?)に直しますよね。 それと同じだと思ってました。 私もお恥ずかしいです。。。
お礼
rensyoさん 早速のご返事ありがとうございました。 いい参考になりました。
- elmclose
- ベストアンサー率31% (353/1104)
「食べれる」は、正しい伝統的な日本語としては「食べられる」です。 この「食べれる」のように、「可能」の意味を表す助動詞「られる」を省略して「れる」という言い方が、ここ最近20年くらいだと思いますが、段々と広がってきました。「ら」を抜くので、一般に「ら抜き言葉」と呼ばれます。 この「ら抜き言葉」は、本来は文法的には誤りでしたが、あまりに広く使われるようになってきて、現在ではTVなどでも普通に使われています。従って、そのように定着してしまった状況を追認する形で、現在ではそれほど厳しく誤りとは捉えられなくなってきています。 日本語をお勉強中とのことですが、現段階では、無理にこの「ら抜き言葉」を使おうとしなくても良いと思います。ちゃんと「食べられる」と言ったほうがキレイな日本語ですので。親しい人同士の非公式な会話では「食べれる」と言っても、まあ、問題ありませんが、徐々に慣れていけば良いのではないでしょうか。 頑張ってください。
お礼
elmcloseさん 貴重なアドバイスありがとうございました。 いい参考になりました。 TVなどでも普通に使われてるのでしょうね。 そうしたら、慣れるしかないですね。 励まして下さって、ありがとうございました。 頑張りますp(^0^)q
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お礼
kopipiさん 「ら抜き言葉」についてのご意見ありがとうございました。 いい参考になりました。 ご添削にも感謝致します。 覚えておきます。 日本語は四年間ぐらい勉強しましたが、文章はまだうまく書けません。 勉強しなければならないことはいっぱいあると思います。 これからもよろしくお願い致します。 「ら抜きの殺意」の感想文をインターネットで拝読しました。 面白そうです。 もし見当たれるなら、すぐ買って拝見したいと思います。 本当にありがとうございました☆