厳密に言えば、英語と日本語を比較すれば子音、母音とも同じ発音は存在しません。
しかし母音では英語の発音記号の[ou]と日本語の「オウ」とは比較的近いので、
ネイティブに対しても通じます。
また子音では t/d, p/b, m/n などは、単語の最初に来る場合は原則として次に母音がくるので、日本語式に発音しても弱い音ながら、ネイティブはわかってくれると思います。
従って、最初のうちはそれほど神経質にならずに、自己流で何とか工夫をすることです。
私は英語の発音コーチをやっていますが、普通の人なら(日本語なまりが、極端に多くない人)は、個人指導で10-16時間で、英語の発音のコツを説明して、大きな成果を挙げています。後はご本人が自分で練習すればよいわけです。
はっきり言って、英語の発音はコツさえ納得すればそれほど難しくないのです。いずれ、なんだこんなに簡単だったのかと早く気づかれるときがくるのを願っています。
発音記号の精密な図解説明をみれば、ネイティブのような発音が割合簡単に学習できます。そのような教材は今の日本では数冊しか発行されておりません。
例えば f/vの発音は下唇をかむというような、とんでもないデマが流れてでいますが、
これの発音方法は上前歯を下唇の少し内側に当てて発音します。その時下唇は下方に引かれています。
頑張ってください。