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分詞構文
Unheard of when war ravaged Chechnya the first time, from 1994 to 1996, female suicide bombers have taken part in at least 15 attacks since the war erupted again, in 1999. 分子構文の Being が省略されたと見てよい構文があると文法書に書いてあります。 上の英文もunheardの前のbeingが省略されたと見てよいのでしょうか? 又意味するところは原因、理由と文法書は言ってますが、訳してみてどおもしっくりこないのですが、どう訳したらよいのでしょう?
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こんにちは 1.>上の英文もunheardの前のbeingが省略されたと見てよいのでしょうか? そう考えられます。 1-1. unheard-of:形 と見なしたうえで、 分詞構文と理解して問題ないはずです。 分詞構文の基本形は-ing ↓ 受身は being/having been p.p.⇒p.p.のみ、あり ↓ p.p.は形容詞的なものという感覚からか、p.p.の所に形容詞が入って ↓ being/having been 形⇒形のみ、というかたちは結構目にします (本文は、-を抜いてあることからすると、Unheard ofを感覚的には句動詞の過去分詞として扱っているようにも見えますが、形、過去分詞どちらに解しても同じです)。 例 Unable to bear her miseries, she ran away from her husband. Unable=Being unable 生活苦に耐え切れず、夫と別れた(江川泰一郎 英文法解説より。回答者による変更あり) 1-2. ついでながら、being/having been 名⇒名のみ、というかたちもあります (Being)An artist by nature, he had little sense of money. 生まれついての芸術家気質のせいで、金銭感覚に乏しかった(同上) 2.>意味するところは原因、理由と文法書は言ってますが、訳してみてどおもしっくりこないのですが、どう訳したらよいのでしょう? 2-1.分詞構文の意味は、本来は同時性が基本のはずですから、たとえば 1.時、2.付帯状況、3.原因・理由、(4.条件、5.譲歩←慣用的な表現に限る。日常、きわめて稀) の順に考えてみてはどうでしょうか? 本文は、あえて言えば、2.付帯状況 Unheard of when war ravaged Chechnya the first time, from 1994 to 1996, という事態と female suicide bombers have taken part in at least 15 attacks since the war erupted again, in 1999. という事態が、何らかの関係で接し合っている、 というのが基本構造。 そのような事実関係が、訳に表われていればよいはず。 ただし、私の訳はやや、5.譲歩的 Chechnyaが初めて戦禍に見舞われた1994年から1996年の時期には、けっしてありえなかったことだが、 戦争が再燃した1999年以後は、女性による自爆テロが、少なくとも15件起きている〔女性が、少なくとも15件の自爆テロに関与している〕。 英文にあえて接続詞を補ってみると、 Female suicide bombers were unheard of when war ravaged Chechnya the first time, from 1994 to 1996, but they[=female suicide bombers] have taken part in at least 15 attacks since the war erupted again, in 1999.(付帯状況) Though they[=female suicide bombers] were unheard of when war ravaged Chechnya the first time, from 1994 to 1996, female suicide bombers have taken part in at least 15 attacks since the war erupted again, in 1999.(譲歩) 2-2.上の、分詞構文の意味の区別はあくまで概要・原則。 実際の文例には厳密にはどれにも振り分けられないようなものも少なくなく、 区別そのものに厳格にこだわらない方がいい場合もあるように思います(本英文)。 私の経験からすると、 振り分けに困ったら、一応、2.付帯状況と考えて、 分詞と主節の論理的・合理的な関係を、文脈にそって具体的につかむようにすると、 大体整合的な理解がえられることが多いように思います。 日本語訳にこだわる必要がある場合は、 とくに付帯状況の訳し方にはいくらか慣れが必要なように思いますので、 まずは、文法書、参考書などの訳例を参考になさるとよいかと思います。 慣れてくれば、それをふまえて、自由に訳せるようになるはずです。 私の個人的な意見としては、 肝要なのは、文脈の把握。 文脈・文意がつかめれば、日本語訳はおのずと決まってくるもののように思われます。 分詞構文一般が、そもそもかなり自由な訳を許す文体なのではないでしょうか。
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- bunnbukuchagama
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チェチェンの国土が荒廃した、1994年から1996年にかけての第一の戦争があった当時には前例のない(耳遠い)話しでしたが、 1999年に戦争が再燃してからは女性による自爆テロが少なくとも15件は発生している。 はいかがでしょうか。 unheard-of (名詞) 《the ~》前代未聞{ぜんだい みもん}、前例{ぜんれい}のないこと、 This kind of contract was unheard of at that time. : そんな契約は、当時では前代未聞でした。 だそうです。
お礼
回答ありがとう御座いました。 多くの方に回答いただきましたが、結論的には貴回答にある訳になるのでしょうね。
- Buchikun
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1994年から1996年の最初に戦争がチェチェンを荒らした事を原因に、1999年に戦争が再燃して以降女性の人間爆弾(自爆テロリスト)は少なくとも15回の事件の役割を担った。 私もNO.1の方の言う通り、定型の形容詞句と思ったのですが、そのまま訳していくとWhenとsinceが一文に同居していて、いったいいつ自爆テロが起きたのか分からなくなりますね。 (最初に考えた訳) 1994-1996年の間、最初に前代未聞の戦争がチェチェンを破壊した時、戦争が再燃した1999年以来、女性自爆テロリストは少なくとも15回以上の事件の役割を担った。 質問者さんの仰るように、理由/原因として意味を取ると、しっくりきます。 どちらにしても自信無しです。 参考になれば...。
お礼
回答ありがとう御座いました。
- パんだ パンだ(@Josquin)
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接続詞、主語、Be動詞の省略と考えて、普通の文に戻すと Because female suicide bombers is unheard of when … になり、意味も取れるかと思います。 ただし、#1さんが書かれているとおり、厳密な意味での分詞構文とは言えないと思います。
お礼
回答ありがとう御座いました。
補足
>Because female suicide bombers is unheard of when … になり、意味も取れるかと思います。 Because の導く節の意味は明確になりましたが、それが理由で female suicide bombers have taken part とつなげるのが変だと思います。 例えば Because の代わりに while 又はthough 等を当てはめると、意味は通じると思いますが?
- matchboxtwenty
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分子構文は、現在分詞か過去分詞が動詞と接続詞の役割を兼ねて、その分詞が導く句が副詞句として機能するものです。 この文のunheard は何かの動詞の過去分詞ではなく、形容詞ですから厳密な意味での分詞構文とは言えないのではないでしょうか。 それと、unheard of は、unheard-of と表記されることが多く「前代未聞の」とか「あきれるほどの」という意味の形容詞です。 私もこういう形の文は見たことがありませんが、unheard of がwhen 以下の節を修飾しているとは考えられないでしょうか。
お礼
ありがとう御座いました。 参考にさせていただきました。
お礼
ありがとう御座いました。 分詞構文の全般にわたる解説が大変参考になりました。 私の場合はたまたま見た文法書の一節の記述にとらわれて頭が固くなっていました。