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大規模山城

戦国時代の山城ってそれぞれの曲輪が独立してたくさんあるイメージで、全体の連携が取れるように思えないのですが、大規模戦に適した山城全体に連携線があるような山城ってあるのでしょうか? 連携線をかくほするとなると当然城門や曳橋が多用されないといけないので、だいぶ山城のイメージからずれてしまいます。

みんなの回答

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34516)
回答No.2

戦国時代の山城に限らず、要塞(陣地)というのは相互が支援できるように作られています。例えばある曲輪を攻撃しようとすると、その曲輪の他に別の曲輪からも射撃を受けるようになっているとかね。あるいは、ある小さな曲輪を占領すると、その背後に二つの大きな曲輪があってその双方から攻撃を受ける。小さな曲輪は最初から占領されることを前提にしてあるというようになっています。 視点を攻略側に移しましょう。ある要塞(山城)を攻略するときに正面から平押しすればこちら側の損害は甚大になります。だから可能であるならば、その陣地の側面や背後に回って防御が薄くなっている場所から襲いたいものです。 当然それは防御側も分かっていますから、対策が必要です。だから防御線をぐるっと作ればそれこそ包囲されても防御ができます。これを全周防御といいます。要塞は基本的に全周防御になるように作られ、それぞれの要塞を連絡線で結ぶというのが基本になります。 質問者さんのイメージする「連携されている山城」となると、そのどこかの曲輪が攻略されてしまうと、繋がってしまっている分、ドミノ式に攻略されてしまうことになります。それならば攻撃側はどこか一か所の曲輪に攻撃を集中させればいいとなります。そこさえ落とせればそこからは一気だからです。 防御側の難しさは「いつどこを攻めるかは攻撃側が決められる」という点にあります。どこを攻められるかは分からないから、どの方向にも兵士を配置しなければならない。そうするとどうしても「どこも足りない」ということになります。そもそも攻撃側は十分な兵力があるから攻撃してくるわけですからね。 優れた城は、そういうのがよく考えられています。

jkpawapuro
質問者

お礼

>質問者さんのイメージする「連携されている山城」となると、そのどこかの曲輪が攻略されてしまうと、繋がってしまっている分、ドミノ式に攻略されてしまうことになります。 はいまさにそんな城がないのかと思って質問です。 八王子城の曳き橋の画像をたまたま見かけたんですよね。 曲輪と曲輪に堀切作って曳き橋を通せば、攻められた曲輪に瞬時に増援が送れて且つ曳き橋をあげればドミノ攻略も防げるのにと思いまして。 ただし、浅井家のような盟主とそれに集まる土豪達みたいな中世的な家臣構造だと、そういった全体発想にならないでしょうが。 ご回答ありがとうございました。

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1972/9601)
回答No.1

jkpawapuroさん、おはようございます。 島根県の月山富田城がそんなイメージになると思います。 詳細は下記のURLを参照ください。 月山富田城 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E5%B1%B1%E5%AF%8C%E7%94%B0%E5%9F%8E

jkpawapuro
質問者

お礼

うーむどうでしょう、曲輪と曲輪の連携は蛇行した細い道になって連携悪そうですが。 ご回答ありがとうございました。

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