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英語の"rとl"の発音方法の違いを教えて下さい。
英語のrとlの発音方法の違いと聞き取り方を教えて下さい。 「play」と「pray」でよく"r"と"l"の違いが挙げられますが、 聞き取り方と発音の仕方の違いを教えて頂けないでしょうか? よろしくお願い致します。
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- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10004/12513)
>英語のrとlの発音方法の違いと聞き取り方を教えて下さい。 ⇒たくさん聞いて馴れるのが最良の方法と思いますが、理屈が分かっていれば能率が上がるかもしれませんので、以下、もっぱら「古典的な」説明を箇条書きしながら説明します。 1.〔l〕と〔r〕はどちらも「流音」という一つの音の仲間ですので、それなりに共通点があり、似ています(だから紛らわしいわけですね)。〔l〕や〔r〕は、その流音の下位に属し、〔l〕は「側音」といい、〔r〕は「巻き舌音」といいます。 2.流音というのは、「空気(呼気)の流れを利用して調音される(つくられる)音」という意味です。空気(呼気)の流れがあるということは、それなりに開口部(通気部)が広いということで、それで、流音は「母音に近い性質」があります。 3.〔l〕は、舌をまっすぐ伸ばして舌先を上の歯茎につけ、「呼気が舌の両側面を通って外へ出る」ように発音します。呼気が舌の両側面を通るので、それで「側面音」とか、「側音」と呼ばれるわけです。 4.〔r〕は、舌先を上の歯茎に近づけて、舌先を奥の方へ丸めるようにして、そのすき間から「ル」に似たような声を出し、すぐに次の母音へと移ります。 5.上で、流音は母音に近いと言いましたが、この傾向は環境によって異なり、次のような場合は「ほとんど母音と同じような音」になります。 例えば、milkは〔ミウク〕のようになりますね(これを「湿ったl」と言うことがあります)。また、scoreは〔スコア〕となります(半ば日本語ですね)。この後者を発音記号で書けば、〔skɔɚ〕となりますが、この「あいまい母音」を表す〔ə〕にひげの生えたような〔ɚ〕(=hooked schwa)は、「小さな〔r〕が〔ə〕にくっついている」ことを表すのだそうです。つまり、この〔ɚ〕の音を分解すれば、「あいまい母音+小さな巻き舌の〔r〕」です。 6.play:prayのような対は、「〔l〕と〔r〕以外はすべて同じ音」をもつ語ですね。これをを「最小対立」(minima pair)と言います。そのほかにclock:crock、glass:grassなどの対もあります。これらの対の発音を、〔l〕と〔r〕の違いによく注意しながら何度も練習して、自分の声を録音したり、聞いたりすることを繰り返すと、発音の区別や聞き分けが上達するかも知れません。どぞ、実験なさってみてください。
- statecollege
- ベストアンサー率70% (494/701)
私も、皆さんが書いておられるように、rとlを発音し分けることには難しさは感じていません。若いころから、区別して発音しているので、ネイティブから注意を受けたことはないと思います。確かに、母国語にrとlの区別のない世界に育っているので区別して聞き取るのは難しいのですが、たいていの場合(たとえば、playなのか、prayなのかは)コンテクスト(文の前後関係)からわかるのでとくに問題を感じたことはありません。しかし、自分の知らない(lないしrを含む)語句を書きとるという問題が起きたとき、区別して書きとることができるかといわれると100パーセント自信はありません。実は、rとlだけではなく、日本語にはない区別ある言葉はほかにもたくさんありますが、あなたは発音し分ける、あるいは聞き分けることはできるでしょうか?たとえば carsとcards earとyear を区別して発音していますか?違いを聞き取ることができるでしょうか?
お礼
ありがとうございます、参考にさせて頂きます。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
#1です。補足です。 これにはご質問通り、二つの面があります。一つは「言い分ける」法、もう一つは「聞き分ける」法です。 僕は言い分ける方は、自分の舌などを制御できるので比較的に易しいと思います。 聞き分けるのは千差万別しかも語頭、語中(前後が母音か子音か)などで違い、英独仏伊葡西露など L と R の両方がある言語で違うので、複雑です。 「言い分ける方ですが」Lは、下を口の天井にくっつける、Rは、舌を口の天井にくっつけない、それだけです。
お礼
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- princelilac
- ベストアンサー率24% (1618/6634)
日本語のラ行は、舌が口の中(硬口蓋)につくことで発音します。この発音は英語圏では r の発音のように聞かれてしまいます。 実際の[ r ]の発音は舌が口の中のどこにもつきません。「巻き舌」という説明をすることがありますが、単語の先頭などでは「ウ」のように聞こえます。 例としてはrain「ウレイン」、rock「ウロック」などです。 [ l ]の発音は、舌の先が上の歯ぐきにつきます。特に日本人の耳にはラ行との違いが分かりにくいです。ただしこれは[ l ]の後に母音が続く時で、語尾などで母音がないときは、舌を何処にもつけずに「ウ」と「オ」の混ざったような曖昧な発音になります。このような[ l ]を dark L と呼んでいます。(table「テイボウ」, ball「ボーウ」などです。)(前者は clear Lといいます。) 英語は日本語ほど擬態語は発達していないのですが、それでも発音による印象の差があります。[ r ]には「ごつごつ」「ざらざら」という荒っぽい語感なのですが、[ l ]は「するする」「さらさら」のような滑らかさを感じるようです。この点も日本人には伝わりにくい感触だと思いますが、ネイティブスピーカーには、[ r ]と[ l ]から受けるイメージは全く別物のようです。 英語圏の幼児向けのアルファベット練習帳を見たことがありますが、幼児の耳にも[ r ]と[ l ]の書き分け(つまり聞き分け)は難しいようで、同様の問題が何度も繰り返されていました。擬態語的な感覚はそれをマスターした後で身につけるのだと思います。 聞き取り練習としては、この回答をカタカナで読んでも効果は薄いので、音声教材を使ってください。ネットには辞書のサイトがあり、音声データもあります。繰り返し聞くといいでしょう。それと、質問者さん自身が正しい発音をできるようにすることが、聞き取りを上達させる道になります。
お礼
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- kaitara1
- ベストアンサー率12% (1154/9141)
私がきいたのはlは舌の先をしっかり上あごにくっつけて「う」という。rは舌を浮かせて「うる」というものでした。書くwriteのwを発音するような感じだと聞きました。私の経験では普通に「裏糸」っていうと通じたみたいです。
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- double_triode
- ベストアンサー率26% (520/1997)
補筆。 >L音は,日本人にとっては「意識して発音し,聴き取る音 言語によっては,R音も「巻き舌のくどい発音」をしますから,日本人は留意が必要です。のどひこ(口蓋垂)でだすR音もあります。 英語でも,わざと誇張して「far-r-r-r-r away」(ずう~っと遠く)と発音することがあります。
お礼
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- double_triode
- ベストアンサー率26% (520/1997)
英語の地口落ち(だじゃれ)で, R と L を区別しないものがありますから,ネイティヴにとっても「同系」の音なんでしょう。 母語に L音をもたない日本人は, その点をまず開き直る。election(選挙)をerection(勃起)と発音しても,相手はにやりとするでしょうが,文脈で 通じます。英語のネイティヴ教員なら,発音がめちゃくちゃなのは百も承知しているので,ちゃんと解釈してくれます。いちどだけ,私がメールで「クラゲ」を「jerryfish」と書いたら,さすがに見かねて「jellyfish」と返信してきた(笑)。 L音は,日本人にとっては「意識して発音し,聴き取る音」です。いわば飴玉をしゃぶっているかのような音に聞こえたら,L音。
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- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
「play」と「pray」でよく"r"と"l"の違いが挙げられますが、聞き取り方と発音の仕方の違いを教えて頂けないでしょうか? 下記などをご覧ください。 https://www.youtube.com/watch?v=7r4UgskSMJ8 https://www.youtube.com/watch?v=6I_TDUfX5OY https://www.youtube.com/watch?v=WKfYFVHgsG4 混同しても生死に関わることは少ないので、「ああチャイニーズは L しかないからね」と言わせておけば済みます。
お礼
ありがとうございます、参考にさせて頂きます。
お礼
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