漢詩の読みと意味教えてください。
盧溝曉月墮蒼煙,十二門開日色鮮。海上仙山無弱水,人間平地有鈞天。寶幢珠珞瞿曇寺,豪竹哀絲玳瑁筵。春雨如膏三萬里,盡將嵩呼祝堯年
宋本 元 の 大都雑詩 四首 のうちの詩です。
書道の作品を作るときに使う墨場必携という本にこの中のニ句が載っています。
「海上仙山無弱水,人間平地有鈞天」ですが読みが、海上の神仙、弱水に非ず。人間平地鈞天あり。
意味:海中に神仙がいると聞いているが、それは蓬莱島の弱水ではない。
この世の安泰なるが地に天楽があるのである。
となっています。
蓬莱島は東方の神仙がいる伝説の島、弱水は内陸西方にある崑崙山の周りを流れる伝説の川だと思います。全く別のもので“蓬莱島の弱水”という訳が間違っていると思うのですが。またうえの詩から蓬莱島のという語が出てきたのはなぜでしょう。
“海上の神仙”=蓬莱島のことでしょうか。とすると神仙は蓬莱島(海上)や弱水あたりにいるのでは無い。この世の安泰なる地に天楽(天の楽園=神仙世界)はあるのである。
と私は訳したのですがどうでしょうか。漢詩、中国文学に詳しいかた教えてください。もしわかれば詩全体の読み、意味もおしえてください。
お礼
ありがとうございました。