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奥の細道【三代の栄耀一睡のうちにして】の訳し方

奥の細道 三代の栄耀一睡のうちにして この【一睡】の訳し方を教えてください 中学の先生は ・一眠り(ひとねむり) 塾の先生は ・うたた寝 と意見が別れています 塾の先生は、入試でも問われた場合はうたた寝が正解であり、一眠りは有り得ない この一睡には元ネタ(芋や粟を鍋で煮る間にうたた寝する話をしてくれました)があり、それがうたた寝を指しているので芭蕉もうたた寝のような短かい時間を指して使った、と言っていました それを聞いて学校の先生に質問に行ったら 「あんたんとこの塾の先生は毎年毎年そういって私の教えを勝手に覆す、ウザいわ その先生わかい(20代)んでしょ?私はベテラン(50代)よ」 と言います 学校の先生の方が理屈が無く結構無茶苦茶なことを言ってるように聞こえるのですが 実際はどちらの意味なんでしょうか? 入試の過去問を見た際、実際に塾の先生が言うようにこの問題があり、 選択肢の中にうたた寝と一眠りどちらもありました 正解はうたた寝でしたが、その学校がたまたまうたた寝を正解として、普通は一眠りの意味で使うのか それともうたた寝が正解なのか、どちらなのでしょうか? 入試も近づいてきたので、気になって仕方ありません

みんなの回答

  • Postizos
  • ベストアンサー率52% (1786/3423)
回答No.9

「一眠りが一晩寝ること」はあとから付け足したように見えますけど。 まあ3の回答で言われてる通りではないですか。

soranone
質問者

お礼

1さんのお礼でも言ってますけど学校の先生の説明です。 相談する私の言い分が信じられないのでしたら、そもそも回答する必要は無いと思います。 相談内容を信用いただけない方からの回答は不毛ですので、私のことが信じられないようでしたら質問自体無視してください。 長々とありがとうございました。

  • Postizos
  • ベストアンサー率52% (1786/3423)
回答No.8

7の回答者です。 あなたは、2の回答の補足に 「塾の先生の考え方では、話している最中に眠くなり、布団にも入らずごろ寝していること、結果としてひと眠りするほどの時間も無かったことから、ひと眠りでは時間の感覚的に妥当では無いと言っていました。入試もそれを理由にうたた寝が正解なのだろうと解説がありました」 と書いていますよ。「過去問題の正解がそうだからそうなんだ」とは言ってないよね。 (学校の用意している過去問題は答えはついてないものなのだけど、まあ付いていたのが事実だとしても)説明会に使われたならその問題はもう出ないのは確実なのだからこだわって悩むことは無意味でしょう。 受験を抜きにするなら、書いたように邯鄲の枕の「一炊の夢」つまり出された枕でわざわざ眠った話なのだから「転た寝」ではないでしょう。 http://www.bashouan.com/Database/Kikou/Okunohosomichi_29.htm あと「一睡」は一晩眠る意味ではありません。辞書を見て。 だけど、そんなくだらない問題にこだわらないで芭蕉の句やその元ネタのおもしろさを楽しまないと古典の理解の本質からどんどん離れてしまって勉強する意味が無くなります。進学校の古典の授業は過去問題の正解なんかにこだわるような次元の低いものではないですよ。 学校の先生などは最初から頭から信じてはだめに決まってます。ですが礼儀も処世もある。

soranone
質問者

お礼

塾の先生には「学校の先生と答えが違うからどうしてか」と聞いたんです。 そして塾の先生は入試での回答はうたた寝になっていた、それを大前提になぜうたた寝なのか?とその理由を解説(といっても一言だけですが)を見て納得できるように説明してます。 私の書き方はそんなにわかりにくいですか?すみません。 一眠りを一晩眠ると説明したのは学校の先生です。 調べて出てきたわけではありません。

  • Postizos
  • ベストアンサー率52% (1786/3423)
回答No.7

過去問題集の「正解」というのは出題者が書いたものではなくて塾の先生や問題集の発行者が頼んだ先生が書いている想定正解なんで間違っていることはざらにあります。 ↓どういう人達が書いているかの例。 https://www.google.co.jp/search?q=%E9%81%8E%E5%8E%BB%E5%95%8F%E9%A1%8C%E9%9B%86+%E5%9F%B7%E7%AD%86%E8%80%85&ie=UTF-8&oe=UTF-8&hl=ja-jp&client=safari それと先生同士を比較するような言い方をしたら気分を悪くされるだけなんで、「ある本に書いてあった」とか言っておくぐらいの知恵もつけたほうがいいと思います。 その学校の先生はいなすことのできる公平ないい先生だなあと思いました。 そもそまあまり良い問題ではないと思いますから気にしないほうがいい。 この文の理解で大事なのは「一睡」が人の盛衰のはかなさのたとえだということと、唐の文学の「邯鄲の枕」の「一炊」を下敷きにしているという知識なのです。 http://www.bashouan.com/Database/Kikou/Okunohosomichi_29.htm 「昨晩は一睡もできなかった」という例文から一睡がうたたね=予期せぬ居眠りではないのは理屈では確かにそうだろうとは思いますけど、そんな細かいことは本質的でない。

soranone
質問者

お礼

過去問は赤本とかではなく、学校説明会に行ったときにもらえる、学校が準備した過去問です。 だから出題者の先生自体がうたた寝を答えにしていました。 塾の先生はうたた寝は認めない、受験で出た場合、かつてはうたた寝が正解になっていた。 もし選択肢でうたた寝とひと眠りがあったなら、受験ではうたた寝が正解である。 受験では出題者の答えが絶対であり、それ以外の答えは認められない(からあり得ない)との説明でした。 学校の先生には月曜の授業でクラス全体に向かって「塾の先生と私の教えることに相違があり、私の教え方がおかしいと思うのなら、今後私の授業は聞かなくてよろしい。私も教えない」と言われました。 授業後ここの回答を読んで学んだことを先生に話に行ったところ、「あなたと話すことは何もない、質問があるなら塾の先生に聞けばいい」と言われました。 私は質問に行ったときに、「塾の先生が受験ではこう出たと言ってます」と借りた過去問のコピーを持って行ったんですが 過去問と先生の教えが違う場合でもダメだったみたいです。 一年生の頃にはこの先生はイソホ物語に出てくる「失ふ」を現代仮名遣いで「うしのう」だと教えており、だけど今過去問をやっていると、どこの学校でも「失ふ」の現代仮名遣いは「うしなう」が正解になっています。 だから無条件に学校の先生の言い分だけを信じるのが怖くなりました。 でも質問に行ってもはねのけられますし、これからどうすればいいのか・・・

soranone
質問者

補足

すみません、一部おかしくなっていました 塾の先生はうたた寝は認めない、と言ったところで、受験で出た場合、かつてはうたた寝が正解になっていた。 です

  • boko10cho
  • ベストアンサー率55% (64/116)
回答No.6

まずは辞書で意味を調べてみます。 いっ‐すい【一睡】ちょっと眠ること。ひと眠り。 https://dictionary.goo.ne.jp/jn/13373/meaning/m1u/%E4%B8%80%E7%9D%A1/ ひと‐ねむり【一眠り/一睡り】しばらくの間、眠ること。ひとねいり。 https://dictionary.goo.ne.jp/jn/186184/meaning/m1u/%E4%B8%80%E7%9C%A0%E3%82%8A/ うたた‐ね【転寝】眠るつもりもないまま、うとうとと眠ること。仮寝。 https://dictionary.goo.ne.jp/jn/19137/meaning/m1u/%E8%BB%A2%E5%AF%9D/ 芭蕉は「三代の栄耀一睡のうちにして」と、奥州藤原氏の栄華の儚さを 述べています。 実際には奥州藤原氏の支配は百年位続いていますが、儚さを強調するために おそらく「一炊の夢」を意識して「一睡のうち」と言っています。 もしも一睡を言い換えようというのであれば、短いという意味を含まないと 芭蕉の意図を無視することになるのではないでしょうか。 この点で、転寝という言葉には時間の長短という概念が含まれていません。 勘違いしやすいのは、実際に転寝をする時に長いか短いか、ということは 別の問題だということです。 例えば、つい何時間も寝てしまったとしても、転寝は転寝なのですから。 ついでに、「一炊の夢」を見てみます。 沈 既済(しん きせい)の「枕中記(ちんちゅうき)」という小説では次のようになっています。 [原文]    言訖而目昏思寐。 [書き下し文] 言ひ訖(を)はりて、目昏(くら)み、寐(い)ねんことを思ふ。 [訳]     言い終わると、眠気を催したので、寝ようと思った。 この後、枕を借りてもいますし、これは転寝とは言い難いと思います。

soranone
質問者

お礼

ありがとうございました。 長時間寝た場合もうたた寝、とのことですが、それは私は本寝入りだと思います。 周りも寝るつもりがなくグースカ眠ってしまった場合、「うたた寝してたら寝入って朝になった」という会話をします。 気づかぬうちにころっと寝てしまう その行為自体がうたた寝であり、その後の寝る時間はうたた寝とは言わないのではないのでしょうか? 私も経験がありますが、授業中ウトウトしてしまい、気づいたら一瞬ころっと意識が飛んでいることがありました そのウトウトからのころっとまでの短い時間がうたた寝であり、その間って夢現になります でもハッと目を覚ましたとき、大抵その夢現は消え去って、何の夢を見ていたか、跡形もなく消えてしまいます。 私は藤原三代の栄光も、そんな気持ちの良いうたた寝時に見る幻のように消え去ってしまったことを芭蕉がいいたくて、ロマンチックだなぁと思ったんですが 私の妄想が過ぎるでしょうか。

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.5

 テスト問題の解答としては「ひとねむり」にすべきです。  広辞苑や大辞泉など、そうそうたる大辞典に「一睡」の言い換えとして「一眠り」が書かれているからです。  質問者さんが一眠りと訳した回答を見て、「間違っている」と、複数の大辞典様に反旗を翻せるような国語学者は、おそらくいないだろうから、です。  ただ、個人的には、「病気の母が心配で、昨夜は一睡もできなかった」というように、今でも「一睡」はふつうに使う言葉です。あえて「大和言葉」的な言い換えが必要なのかな、と思ってしまいます。  俳句というのは、一言一句をおろそかにせず、選びに選び、削りに削って作るものです。俳諧師が書いた文なら、俳句そのものでなくても、やはり選びに選んで書いた2文字「一睡」なんだろうと、思います。  下手な人間が訳して「これが正解」なんて言わないほうがいいんじゃないでしょうかね? ----  あえて訳すなら、「一眠り」か「うたた寝」がいいか、という質問なら、私は「うたた寝」説に一票入れます。  日本には「本歌取り」というテクニックが昔から有ったのです。本歌を彷彿とさせる言葉をちょっと入れて、自分の歌の詩情を深め、広めるテクニックです。  また、俳句のことを俳諧と言いました、今でも言いますが。俳諧の諧は、諧謔の諧で、ユーモア、おどけ、おもしろさなどを表します。  詳細が思い出せないのですが、中国に、生まれてから死ぬまでの一生をリアルに体験した人がいて、気がついたらその体験は、マメを煮る間のごく短時間、囲炉裏前でうたた寝した間にみた夢だった、という逸話があるのです(中国語では一睡だと思う)。  一睡を「うたたね」と訳すことで、中国の逸話を本歌取りして、「中国ではうたた寝の間で一生を体感したが、本邦ではうたた寝の間に三代の栄華を味わえる」という、諧謔を含むことができるので、「うたた寝」のほうがおもしろいと思うからです。  ♪箱根のヤマハ天下の険・・・ と、箱根を函谷関と比べて胸を張るような、日本は昔から中国と子供のような張り合いをしてきたので、そういうユーモアを感じ取るのもアリかな・・・ 奥の細道の作者(芭蕉?曾良?)にそういう諧謔を好む心が無かったとは言えない・・・ と思うのですが。

soranone
質問者

お礼

ありがとうございました。 詳しい説明があってとてもわかりやすかったです。

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1972/9601)
回答No.4

soranone さん、こんにちは。 奥州藤原三代の栄華がひと眠りの間にしてというのが私の訳ですね。奥州三代の栄華がいずれにせよ一瞬にして消え去るという事でしょうね。

soranone
質問者

お礼

ありがとうございました。 栄華の儚さというのがわかっていれば問題なさそうですね。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.3

 #1です、補足です。 >>じゃあ中学の先生が言う「一晩ぐっすり眠った一眠り」って解釈が正しくて 塾の先生が言う「すこしウトウトしてちょっと眠ってしまったうたた寝」という解釈が間違ってるんですね  僕は、「一睡」は「ひとねむり」あるいは「うたた寝」のどちらが正解か、という問題の選び方自体が、芭蕉の言葉から離れていると思います。  もし過去の入試に出、その答え如何で受験者の将来が決まるのなら、もう少し問題の「質」を上げる必要があり、この場合、入試問題自体が落第だと思います。

soranone
質問者

お礼

ありがとうございました。 滑り止めの学校なので、深く考えないようにします。

  • nekosuke16
  • ベストアンサー率24% (903/3668)
回答No.2

中学の先生の弁は、やや傲慢なものを感じますが、「一眠り」かな。 元ネタの芋や粟を煮る時間というのは、「一炊の夢」から来たもののようですが、物語自体は、若者が旅先で老人から栄華が思いのままになるという不思議な枕を借りて眠ると、自らが栄華にとんだ人生を終える夢を見たが、目が覚めると炊きかけの黄粱(粟)がまだ煮えていないほどの短い時間だった。 つまり、鍋の前でうたた寝したのではなく、枕を借りて本当に眠ってしまったようです。 「一睡のうちに」という時間経過の表現としても、「うたた寝」よりも「一眠り」の方が分かりやすい。 ただ、入試目的となると、どちらが本当かというよりも正解でなければ意味がありませんから、正解例の確認が必要かもしれませんね。

soranone
質問者

お礼

ありがとうございます 入試の過去問で見た問題は、一夜の眠り ひと眠り うたた寝 昼寝の四択でした その時はうたた寝が正解でしたが、入試の問題が悪いってことですね 中学の先生がひと眠りを一晩眠ることと言っていたので、本当は一夜の眠りかひと眠りになりますね この場合だったら本当はどっちが正解かわかりますか?

soranone
質問者

補足

塾の先生の考え方では、話している最中に眠くなり、布団にも入らずごろ寝していること 結果としてひと眠りするほどの時間も無かったことから、ひと眠りでは時間の感覚的に妥当では無いと言っていました 入試もそれを理由にうたた寝が正解なのだろうと解説がありました

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

 この平泉の冒頭を書き始める前には、芭蕉の心中を色々な連想が駆け巡ったのではないでしょうか  「三」から始まって、三代の栄耀 > 栄耀栄華 > 栄華の夢> 邯鄲夢の枕 > 一炊の夢 > 一睡 > と「一」で終わります。  ここは一睡、すなわち「ひとねむり」と書いた芭蕉に一票を入れます。  

soranone
質問者

お礼

ありがとうございます。 じゃあ中学の先生が言う「一晩ぐっすり眠った一眠り」って解釈が正しくて 塾の先生が言う「すこしウトウトしてちょっと眠ってしまったうたた寝」という解釈が間違ってるんですね

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