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おくのほそ道 :「庵」の読み方
「面八句を庵の柱に懸置」のことです。 この中の「庵」の読みが、本によって「いほり」となっていたり、「アン」となっていたりします。 当時、どのように言われていたかわかりそうなものですが、定説がないということでしょうか。 もしそうなら、「いほ」でもいいということになりますか。
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「庵」が芭蕉庵を指すのか、採荼庵のことなのか今となっては断言できるだけの理由はありませんが、「○○庵」の読み方は、漢語的に「○○あん」と音読みします。 http://members.jcom.home.ne.jp/michiko328/fukagawa.html しかし、「面八句を庵の柱に懸置」といった文中で単独で使われる「庵」は「○○」が省略された形だと解釈すれば「あん」も絶対にないとは言えませんが、一般的日本語感覚からすれば、「いおり(いほり)」と読むと考えるのが普通です。
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- jo-zen
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jo-zenです。補足します。 >「あん」とふりがなをつけている本が間違いだと言い切れないことになりますね。 うっかり間違えたとは考えにくいので、よほど自信のある根拠を持っているのではないかと思ったりもします。 ⇒うっかりではなく、その本の著者の方は「○○庵」が略されて「庵」となっているのだから、当然「あん」と読むだろうということで書かれたのでしょう。江戸時代のことで、録音が残っているわけでなし、フリガナ(ルビ)が振られているわけではないので、記録としての読みはありませんので、本当のところはわかりませんが、「固有名詞」(○○庵)が省略されて「普通名詞」(庵)になった場合、例えば「法隆寺(ほうりゅうじ)」を単に「寺」といった場合、「じ」ではなく「てら」と読むのと同じように、「いおり(いほり)」が普通ではないかと思いますよ。
お礼
たびたびありがとうございます。「いおり(いほり)」と読んで練習することにします。
- ojisan-man
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「面八句を庵の柱に懸置」は、俳句ではなく文章です。 従って「庵」は家を表わす言葉なので、「いおり」または「いほり」と読むのが正しいように思いますが。
お礼
私も「いほり」が自然だと思います。
お礼
「あん」の可能性が捨てきれないということであれば、 「あん」とふりがなをつけている本が間違いだと言い切れないことになりますね。 うっかり間違えたとは考えにくいので、よほど自信のある根拠を持っているのではないかと思ったりもします。