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奥の細道
奥の細道の冒頭文ですが これを、自分なりに訳してみたんですが どーも、しっくりこないのです。 馬子はなんと訳せば良いのか!? 旅人ってそのまま訳していいのかなぁ、とか。自身の中学程度の英語力では仕方ないですが。。。 ウェブ等で著名な訳文も読みましたが、どれも其々に違うんですね。 解釈や読み込みの違いなのでしょうか? そこで、意訳できる方などいらっしゃいましたら 教えて頂けないでしょうか? 訳してみたい箇所は以下です。 「月日は百代の過客にして、行かふ年もまた旅人なり。船の上に生涯を浮かべ、馬の口をとらへて老いをむかうる物は、日々旅にして、旅を栖(すみか)とす。 よろしくお願い致します。
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- komimasaH
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ドナルド・キーンの訳も読みましたか? 私には彼の英語はおろか日本語も太刀打ちできそうも ありませんので訳すのはやめときます。 (日本語はたとえば「明治天皇」二巻本)。 http://www.asahi-net.or.jp/~ny3k-kbys/contents/okunohosomichi.html#chap0
- kwa0818
- ベストアンサー率46% (6/13)
私も数十年前・高2の時、英訳の“奥の細道”を読んで、余りの解り易さに感動した記憶があります。恐らくペンギン・ブックスだったと思いますが………。 ここでは、【英文版 奥の細道………ドロシー・ブリトン著】 の冒頭で説明します。この本もまた、意訳という意味では、随所に素晴らしい工夫が見られます。 The passing days and months are eternal travellers in time. The years that come and go are travellers. (月日を文字通り、monthsとdaysを対応させています。百代の過客……永遠に続く旅人のようなものである。 行かふ年……NHKの“行く年、来る年”の感覚で過ぎ行く年を捉えていると考えて下さい。) *この時代の、成年男子の平均寿命は、50歳未満です。 Life itself is a journey ; and as for those who spent their days upon the waters in ships and those who grow old leading horses, their very home is the open road. ( 日々旅にして、……人生それ自体が旅である。で文章を倒置させています。 as for those who ~/~である者について言うと、*船の中、水の上で毎日をすごす。 leading horses/馬を導きながら *老いをむかうる。 their very home is the open road/veryは強調表現で、彼らの正に棲み家は、(人生の象徴としての)野外の道である。) *馬子、馬方/packhorse driver ですが、この時代日本人は、主に農耕馬として使用していました。それ故、この語はしっくりきません。 And some poets of old there were who died while travelling. 以上参考にして下さい。 どんな本でいいですから、徹底的に分析する方が興味深いです。
お礼
kwa0818 様 ありがとうございます! 高2で感動されましたか! びつくりです。 こんな詳しく解説いただいて、ありがとうございます。 ドロシー・ブリトンさんの訳は読んだことがありませんでしたので、大変参考になりました。シンプルでいいですねぇ! 先のドナルド・キーンさんの訳もですが「月日」が「months and days」というのに微妙です。 時代考察も含め、勉強になりました。 ありがとうございました
お礼
ありがとうございます!! キーン氏の本は読みました。これを読むと、自分の訳に凹みます。 日本人でも読み込みがムズかしい、これを母国語に訳すってのは、大変なものだなぁと、あらためて感心しました。 ありがとうございました!!