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長い論理的な文章が書けません
ここOkwaveの長文回答者で説明書や小論文のような文章の方がいますが、何を勉強したり練習したらあの状態になるんでしょう?
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「論理的な文章」を書くには、書く内容を十分理解した上で、書くべき内容が頭の中で整理されて明確になっている必要があります。数学の答案を考えればわかりやすいかと思います。(数学の答案はあまり「文章」とは呼びませんが)論理に曖昧な点や飛躍した点、矛盾する要素があってはだめです。 一方「長い文章」を書くにはこれに加えて「頭の体力(?)」が必要で、練習というか稽古が必須です。回答者は大学4年生の時、年末に食べ物を買い込みおせち料理を作りおきした上で、元日から5日間一歩も外出せずに四畳半の下宿にこもって、本文百枚(別に注あり)程度の「卒業論文」の仕上げ(当時は提出論文は万年筆で書けという条件)をしたことがあります。ようやく本論篇が終って、5日の夜に銭湯に行くため、初めて外出した時は足元がふらつきました。今読み返してみると、その論文の内容はお恥ずかしい限りのものですが、こうした体験は無駄ではなかったと40年後の今も思っています。 パソコン時代になって、文章のカット&ペーストなどの編集作業が自由自在になり、「長い(だけの)文章を書く」ことは、手書き時代よりずっと楽になりました。しかし」「長い論理的な文章を書く」ことは、依然簡単なことではありません。長文も短文の積み重ねであることを忘れずに、文章は簡潔を尊び、修飾語は必要欠くべからざるものに限る、というような原則は昔も今も変わらないと考えます。 そして重要なことは、書いた文章は必ず読み返して推敲を重ねた上で、他の人に読んでもらい批評してもらうことだと思います。文章(この回答文もそうです)には、どうしても書いた人のクセがでます。それが「個性」や「魅力」の範囲に納まっていれば良いのですが、「難解」な言い回しになっていないかや、「一方的」な論理の展開で「誤解」されないかなどを点検する必要があります。 日本史を学んでいた学生時代に、、卒業論文の書き方についてのオリエンテーションの席で、学科の主任教授が次のことを指摘しました。 論文は、何がしかの説を主張するものだが、その説に都合の良い史料だけを集めて「△△だからこう言える」と書いたのでは不十分である。そんな論文では、その説に都合の悪い史料を集めて「××だから、そうは言えない」と容易に反論されてしまう。自説に都合の悪い史料についても無視するのではなく、「××だから一見するとこうは言えないように見えるが、××でもこのように考えればこう言えることと矛盾しない」というところまで配慮して書く必要がある。 実はこの教えは、卒業後歴史とは直接関係のない仕事に就いてからの方が役に立っています。 事件事故など、不十分な情報しか得られない状態で、「○○が起きた」という第一報をまとめる場合には、「○○」とは矛盾する情報についても配慮し、その内容を第一報に反映させる必要があるということです。(この場合は「こう考えれば○○と矛盾しない」ではなく「こうした別の情報があるので□□の可能性もある。」と書くべき場合が多いのですが)また、仕事の上で何がしかの提案をする文章を書くときも、その提案に都合の良い事例だけを列挙しても説得力が乏しいということも痛感しています。 字数の条件がある文章を除けば、一般には「長い論理的な文章」とは、「十分に論理を展開するために長くならざるを得ない文章」のことではないかと考えます。それでもできるだけ簡潔に書くべきことには変わりはありません。
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- ichikawa2017
- ベストアンサー率54% (452/836)
No.4です お礼を頂戴しました。 お礼にご希望がありましたので説明させて頂きます。 >長年の蓄積となると、そこにたどり着くまでの長~い道のりを妄想して最初から放り出したくなります。 案ずるより産むが易しです。 考えている前に手がけるのがなによりです。 結果を理想化すればするほど難しく見えます。 結果など考えずに過程を楽しむ気持でやって下さい。 昨日はこれをやった、今日はこれをやった、とやっていれば止めたところが結果です。 ケータイ小説も初めは書く事を楽しみにして書き続けていただけです。 終わってみたら人気があって紙に印刷された書籍にまでなりました。 初めからプロの小説家を目指していた訳ではありません。 >何か標準ルートのような教科書的な手順はありません? このようなものがあれば誰も苦労しません。 学問に王道なしです。 とは言え、世の中よくしたものでお金を払えば指導も添削もしてもらえます。 ネットに沢山案内があります。 例 大学生/社会人のための小論文講座 通信教育 - 英学院 www.eigakuin.com/shakaijin/ronbun-syo.html 論文オンライン|小論文の書き方と通信添削 ronbunonline.com/ 伝わる!評価される!小論文の技術 通信講座(通信教育) | 産業能率 ... www.hj.sanno.ac.jp/ps/course/4367 ゼロからの小論文添削講座 - sho-ronbun.com www.sho-ronbun.com/▼ 文章力を磨く 通信講座 - sanno.ac.jp www.hj.sanno.ac.jp/▼ ライターと文章の通信講座 - 自宅で思い浮かべて書く教室 www.effect-ed.com/▼ 03-3377-1123 今後文筆業で生きて行かれる訳でもありませんでしょうから気楽に初めて下さい。
- ithi
- ベストアンサー率20% (1973/9604)
wdhdd2tb さん、こんばんは。 はっきり言うと、あなたが文章作成の練習が足りないと思います。だから、このサイトで回答や質問をすれば、文章作成をする練習になり、多少は解決できると思います。
- sunabo
- ベストアンサー率35% (24/67)
勉強。 参考URLの本。 英文速読のナビゲーター―大学入試 (研究社ナビゲーター・シ リーズ (4)) 単行本 – 1997/7 西 きょうじ (著) 練習のやり方 1.パクる。2.バラす。3.組み立て。 練習 1.パクる。回答no.1のお礼コメントをパクる。材料のストック。 2.バラす。論理構造。主張、説明、理由、原因、逆説、譲歩、結論 主張1 論理的な文章とは何か? 主張2 論理的な文章を書く力とは何か? 主張3 どうやって書く力を得るか? 主張1の説明 回答No.4のような長文のこと。 読んだ人が納得する文章の事。 主張2の説明。 短い文章を広げて、詳しく、深く書き直すこと。 主張3の説明。 義務教育で先生や教科書が教えている。 文芸サークルや弁論部に入門して修める。 個人の資質。 大学で論文を書くときに教科書を渡されて体 系的な一律の指導がある 仕事で長い時間かけて得るもの 原因 学べていないだけなのか、 真面目に自主学習しなかっただけなのか 原因への逆説、譲歩 朝日新聞の本多勝一氏の日本語の文章んかきかたの本を買 って読んだ 結論 ただ長い感情論の自分のような日記帳である。 読んだ人が納得する長文を書ける状態に至った勉強、練習 のやり方、それが知りたい内容です。 3.組み立て。 どうやって、論理的な文章を書けるようになったのでしょうか? 論理的な文章とは回答No.4のような長文のことで、それは読んだ 人を納得させることができます。論理的な文章を書く力とは、短 い文章を広げて、詳しく、深く書き直すことです。 たとえば、右記5つの方法で、論理的な文章を書けるようになるの かもしれません。1.義務教育で先生や教科書が教えている。2.文芸 サークルや弁論部に入門して修める。3.個人の資質。4.大学で論文 を書くときに教科書を渡されて体系的な一律の指導を受ける。5.仕 事で長い時間かけて得る。 5つの方法から、学べていない、真面目に自主学習しなかったのか もしれません。でも、朝日新聞の本多勝一氏の日本語の文章んかき かたの本を買って読んだのです。それなのに、私の文章は、ただ長 い感情論の自分のような日記帳です。 みなさんは、どうやって、論理的な文章を書けるようになったので しょうか? no.1や2や3や4や5や6の文章をバラして組み立ててみるとよいです。 そうすると、材料のストックもできます。でも、めんどくさいです。
- sutorama
- ベストアンサー率35% (1688/4748)
いえ 芯があれば、そこを調べて自分の文章の中に反映させれば良いのです 話が流れたり、結局何を言いたいのか?となってしまわないように『芯』があればよくて、あとは自分の伝えたいことを補うために、他から知識を借りるという意味です ネットで調べて自分の文章に反映させるうちに、自分のモノになっていくのです 慣れないうちは、起承転結もいいですが、結から先に書いて、あとは順を追って説明してくべきかと思います 逆に話が長すぎたり、結までに話が流れ気味の文章は、正直読むほうが疲れます
- ichikawa2017
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長い文章を書のは小説家や評論家など文筆を生業としている人でも至難の業です。 何を読む人に伝えたいのか、その要点を簡潔に表現することが肝要です。 簡潔で要点を押さえた文章として本多重次が長篠の戦いの陣中から妻にあてて書いた手紙がよく例に挙げられます。 火事に気を付けるように、使用人への徹底を改めてするように、そして5人の子の内、男子は仙千代だけだから病気に気を付け、武士にとって戦場で命を預ける馬の世話を怠りなくせよ。 という主旨を 一筆申す 火の用心 お仙痩さすな 馬肥やせ かしく と書き送ったとされています。 英文などでは関係代名詞というものが使われていることもあり、直訳すると日本語の文章としては煩雑で極めて分かり難い文章になります。 例 Amazon マーケットプレイス上でブックマーケティング(バーチャルオフィス・私書箱・局留め・営業所留め等への配送不可)へご注文いただいた商品を02/6にブックマーケティング(バーチャルオフィス・私書箱・局留め・営業所留め等への配送不可)が発送し、ご注文のお手続きが完了しましたので、お知らせいたします。 上記の例で()で括ってはありますが、日本語の文章としては最悪です。 いきなり文章を書き出さずに、自分は何を読む人に伝えたいのかということを箇条書きにして下さい。 「・・・だから・・」「・・・ために・・」「・・・であるが・・・」などの接続詞を使わずに「・・である」「・・です」と言い切った文章で書いて下さい。 この時に、話し言葉と書き言葉を混在させないようにして下さい。 思い付いた事柄を全て書き出して下さい。 箇条書きを読み直して、全体に一貫性があるように箇条書きの順番を入れ替えて下さい。 慣れてきたら、起承転結という文章の取り纏め方がありますのでそれを参考にして下さい。 起: 事実や出来事を述べる。 承: 『起』で述べたことに関することを述べる。解説したり、それによって起こる問題点を述べたり、感想、意見を述べたりする。 転: 『起承』とは関係のない別のことがらを持ち出す。 結: 全体を関連づけてしめくくる 起承転結の例として次のような文章がよく例に挙げられます。 起: 大阪本町 糸屋の娘 承: 姉は十六 妹が十四 転: 諸国大名は 弓矢で殺す 結: 糸屋の娘は 目で殺す 学術論文などの場合には、結論を先に書きます。 なぜこのような結論になったのかという理由を考えた順番に書いて行きます。 ビジネス文書などでもこの書き方が重要視されます。 要点を簡潔に書くということでは、新聞の記事がこの点を重要視しています。 社説やコラムと日常の報道記事とに書き方に違いがあることに注意して下さい。 身近な勉強材料として新聞が一番手軽で役立ちます。 TVで済ませずに新聞を読む癖をつけて下さい。 文章そのものの巧拙についてはエッセイ(随筆)を読んで下さい。 俳優の高倉健などはエッセイストとして賞も獲得しています。
内容はともかく、とにかく書ききる。そしてそれを続ける。という感じで訓練されていっているのではないかと思います。
お礼
論文は10枚が限界ですね ひとつのテーマでそれ以上の長文を書けたことがありません 何か根幹的に世間の平均水準レベルの才能すらが無いのでしょうか
- sutorama
- ベストアンサー率35% (1688/4748)
反論や相手に生まれるであろう新たな疑問までも想定して書くようにします その中で、自分が伝えたいこと(結果)に結びつける手順を追います そうするためには「芯」のようなものを常に、心に置くようにします 「芯」がないと、全体的にブレますし、結果に到達するまでに話が折れたり、話(回答)が意味不明な方向に流れてしまいます なので、自分の中の『芯』や『錨』とはなんなのか、しっかりと定めることが先決かと思います
お礼
ありがとうございます。 反論や相手の疑問を予想して書くとなるとその分野に対してよく知るとは言わないまでも浅く経験している必要がありますね。 となると最初から経験が無い人は書くべきではないんでしょうか。 自分が明るくない分野だと芯や本質は自分自身が分かりません
- rinoharuka
- ベストアンサー率10% (1/10)
論理的な文章というのは、一体どういう文章のことなのでしょうか? 一概に論理的と言っても、様々な展開の仕方がありますので、どれを勉強すればいいということはありません。 あえて勉強をするというのであれば、国会などの答弁を見たり、弁護士さんが出している本などで理論武装がどういったものかを調べたり 説明するために、ある程度の知識を得ている必要があるため、「説明するもの」の勉強をして置かなければならないでしょう。 次に、確かな情報ソースを確保しておくことと、それを分かりやすく噛み砕いて説明するための文章力や語彙力でしょうか。 また予め何かしらの反論が来ることを予測しておき、その答えを先に書いてしまうことで文章のかさ増しは出来るので、想像力はある種必要です。 理論的になろうとするには、何か一つを勉強するというよりは総合的に自分の考えを正しいと思って行動できるかどうかというところにあります。 もしかしたら、勉強よりも踏み出す勇気が一番質問者さんには足りないのかもしれないですね。
お礼
論理的な文章というのは、 回答No.4 ichikawa2017 さんのような長文のことです。 こちらの質問の項目が多ければ回答が重厚長大になるのは理解できます。 しかしこちらの質問が一行半なのに回答が70行近い回答を書き連ねる能力です。 こういうのは義務教育で先生や教科書が教えているけれど私が学べていないだけなのか、それとも文芸サークルや弁論部などで自分から入門して個人の資質として納めるべきことなのか、それとも高校の小論文のとき真面目に自主学習しなかった私の自業自得なのか、大学で論文を書くときに教科書を渡されて体系的な一律の指導があるものなのか、それともそういう仕事で長い時間かけて得るものなのか、ぜんぜん分かりません。 朝日新聞の本多勝一氏の日本語の文章んかきかたの本を買って読んだのですけど他の回答者サンラのような長文が書ける状態になりません。 皆さんはどうやってただ長い感情論の自分のような日記帳でなくそれを読んだ人が納得する長文を書ける状態に至ったのでしょうか。 それが知りたい内容です。
お礼
ありがとうございます。 長年の蓄積となると、そこにたどり着くまでの長~い道のりを妄想して最初から放り出したくなります。 何か標準ルートのような教科書的な手順はありません? どの順路をたどれば効率的にそうなれるんでしょう?