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文章の書き方について|高二の読書感想文の書き方
- 夏休み期間中に書く読書感想文について、一貫性のある文章を書く方法を知りたい。
- 文章を書く際の下地の作り方についてアドバイスを頂きたい。
- 読書感想文を書く際に気を付けるべきポイントや注意点について教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
ご質問の文章自体、筋が通っていて、わかりやすい文章だと思います。たしかによく取り組まれているようです。(えらい上から目線の言い方で申し訳ありません。) 下地を考える際にもっとも気をつけるべき点は、「どこに着地するのか」です。感想文でも論文でもエッセイでも、どんな文章でも。それがしっかりしていれば、多少の紆余曲折があっても、読める文章になります。 その着地点に向かって、証拠や理由や考えや例を並べていくのです。つまり、逆から作っていけばいいのです。 Aだ。その理由としてBだ。その証拠はCだ。例としてDがあげられる。 こう考えたなら、感想文ならDCBAの順で書いていくのです。論文ならABCDですが。 まず大まかにABCDを「小見出し」として書いてみてはどうでしょうか。それぞれの中でさらに細分化したabc…があればなおよいのですが。 ちなみに、実はこのご質問の文章を書いたときの質問者様の頭の中は、上記のようになっていたはずです。それを意識的にやればいいんですね。がんばってください。
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- umimarukun
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どのような文章を書く場合にも共通して言えることは、 自分がその文章を通して何を言いたいのか、 何を訴えたいのか、何を証明したいのかということです。 つまりテーマを決めて書くということですね。 たとえば、 ******************** 1. 私はこの本を読んで主人公のひたむきな生き方に感銘を受けました。 これは自分がこれから何を書くのかということを示しています。 2. 例えば、~のところで主人公が~する場面があります。・・・ 次に、感銘を受けた場面となぜ感銘を受けたのかを具体的に書きます。 例示する場面は1つに限らず何ヶ所か書くと、自分の示したいことが よりはっきりする場合があります。もちろん1つに絞ってより深く書いて いくという方法をとっても構いません。 3.(ところで、)現在の社会ではこの主人公のような行動を取る人は とても少ないように思います。・・・ 自分が感銘を受けた内容と対比することを例示します。 4.私はいざという時には、主人公のような立派な行動が取れるように・・・。 最後に自分の思いを欠くことで文章を締めるようにします。 ******************** 以上はあくまでも説明のための簡単な例ですが、 作文のポイントは下地を書く段階で要点を先に書いてしまうことです。 別の言い方をすれば、 これから書く感想文の要約文を先に書いてしまうのですね。 そして、その要約文から内容を膨らませていく感じで書いてきます。 こうすると文章のあらすじができているので、 細かなところを書いていても内容が大きくぶれることはありませんし、 修正する場合も比較的修正しやすいものです。 その場合の注意点としては、 最初に書いた要約の部分は決して変えないようにするということです。 ここを変えてしまうと、文章の骨組みが変わってしまうので、 文章構成もがたがたにくずれてしまい、 気がついたら一貫性のないものになっていたということになるのですね。 それ故に、要約はしっかりと書いておかなければなりません。 また、修正するのは文章が一通り書き上がってからにすることです。 書いている最中に修正を加えると細かなところに神経が集中してしまい、 全体が見渡せなくなってしまいます。 文章を書き終わったらまず最初から読み直してみましょう。 そしておかしなところがあればそこに印をつけて、 なぜおかしいのかを考えてみましょう。 理由が分かったらそこで初めてペンを取って修正作業に入ります。 このような文章の作り方は面倒に思われるかもしれませんが、 何度か書いているうちに慣れてくるものです。 そしていつしか前もって要約文を作らなくても、 自然に頭の中でそういう作業ができるようになっていくでしょう。 以上、ご参考になれば幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 理由に関しては初耳でしたが、各段落の最初に要約文を添えるという手法は、僕も聞いたことがあります。 脱線しない文にさせない、非常に効果的なやり方ですね。 最初にご紹介していただいた作文のテーマ設定とあわせて、早速実践していきます! >また、修正するのは文章が一通り書き上がってからにすることです。 仰ったとおりのことをしてしまいました。確かにその後、細かなところばかりに目が行ってしまいましたね。 執筆するときは執筆に集中し、推敲や修正作業は後に行う。文章うんぬんだけでなく、作業自体にメリハリをつけることも重要なのですね。とても勉強になりました。
お礼
厳しい意見がくるかもしれないと内心びくびくしていました。 なのでこのような優しいお言葉をかけていだだけるとは思いもよりませんでしたし、何より嬉しかったです。ご回答ありがとうございました。 結論からたどっていく考え方が、より読みやすい文章をつくりあげるのですか。 確かに下地をつくる際、今まで僕はばか正直に何かから最終的な結論に持っていこうとしていたかもです。 恐らく、これが僕の文章を破綻させていた一つの原因なのでしょうね。 考え方自体は出来ているそうなので(実感はありませんが)、今回は意識的に取り組んでみます。