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英語力向上のための勉強法とは?
- 英語を母語としないがかなり堪能な方への質問。英語力向上のためにはどのような意識と勉強法が効果的か知りたい。
- TOEICで950点以上の英語力を持ちながらも、自分の会話がネイティブと比べて十分ではないと感じている。どのような勉強と心がけが英語力向上に繋がるのか相談したい。
- 英語を好きで勉強しているが、アメリカに住んでいるため毎日英語に囲まれている。ネイティブのような英語力を身につけるためにはどうすればよいかアドバイスを求めている。
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#4です。 > 話すスピードと言語感覚、つまり文章におかしな言い回しなどがあれば感覚的におかしいと思える力、はどのように養う事ができると思われますか。 この補足質問に的確にお答えする術を持っておりませんので、体験談で変えさせていただきます。 まず、スピードに関して。例えば、ネイティブスピーカーだけのミーティングにでたりパーティーに出席したりするとします。その時に、発言したいと思っても、なかなか入り込めません。何を話しているのかが聞き取れたとして、話すべきことを話せる英語力があってもなかなかできません。理由は主に3つで、(1) 話すべきことを思いつかないこと。、(2) 発言のタイミングをつかめないこと。(3) 自分が話しているうちに、誰かに割って入られて持って行かれてしまう。 (1)は、まわりのスピーカーが何を話しているか冷静に聞くと、実は大したことを言っていないことがわかります。だったら自分大したこと言わなくて良い思えばよいのですが、人が話している内容を一生懸命理解してから、自分が話すことを考えると絶対についていけません。ある本で読んでなるほどと思ったのですが、日本人が英語を聞く時には左脳で理解しようとする。そうすると論理的な思考を司る左脳がいっぱいになってしまって、同時に何かを考えることができなくなると。すごく経験があるし、英語に慣れていない人がこれにハマっているのをよく見る気がします。ただ、このことを意識して取り組んでいれば英語を聞くことと考えることが同時にできるようになります。 (2)に関して。これはあくまでもアメリカの話。イギリスは違うかも知れません。アメリカの会話は概ね話し手が話し終わらない段階で誰かが話し始めると言うオーバーラッピングで成り立っています。日本だと、そんなことしたら失礼で嫌がられますよね(だからアメリカ人、押しが強いとヨーロッパの人にも敬遠されるのかも知れませんが)。聞いたところでは日本ではオーバーラップ・ゼロ。アメリカは20%位(つまり80%話者がはなしたところで誰かが引き継ぐ)。イタリアは50%くらい(本当かな)。でも私からするとそれを言ったら中国の人は、100%同時に喋っているように聞こえますが(笑)いずれにしてもアメリカ人は、大事なことを言い終わってからも、接続詞や関係代名詞でつなぎ、だらだらフェードアウトしていきます。たまに「頼む、誰か止めてくれ」見たいに聞こえることがあります。そのタイミングで割り込まないと永遠に自分の番は回ってきません。たださすがにアメリカでも50%とか60%の段階で割り込んだらとても失礼なので(私はよくやってしまって嫌な目で見られました^^;)、割り込んでよいかどうか判断しながら、自分が何を言うか同時に考えると言う、日本人に取っては結構気をはった準備する必要があります。ところが、せっかく割り込んでも自分が話している内容が冗長ではっきりしないと、言い終わらないうちに誰かにオーバーラップされてしまいます。場合によっては、「お前がいいたいのはこう言うことだよね」と助け舟を出すふりをしながら自分の話題に持って行かれてしまいます。それが(3)です。これを避けようとすると、言いたいことを、はっきりと、簡潔(その後でいくら、接続しと関係代名詞でつないでも構わない)に、スピードを持って言って、割り込む隙を与えないことが必要になります。スピードと簡潔な言い回しが必要。これは実地の訓練しか無いのですが、一番役に立つのは、他のネイティブがどう言う言い方で割り込んで、どう言う風な言い回しをするのかを聞いて、それを記憶しておいて自分でも意識して使ってみること。ネイティブスピーカーも会話で難しい構文を使うことは無く、難しい構文を使わなくても微妙なニュアンスをシンプルに発言するので、とても役に立ちます。これが自然な言い回しを覚えることに繋がると思います。 自然な言い回しは、映画やドラマでも覚えることはできると思いますが、自分で実際に使ってみてはじめて自分の物になるので、会話の中でコピーしてオウム返しでも良いので使ってみるのと、聞いて読んで覚えるのとでは、身につき方が随分違うと思います。 > 感覚的におかしいと思える力 感覚的におかしいと思える力があるとしたら、ほぼ全ての言い回しを知っていることが前提なので、無理です。例えば良く使う「久しぶり」と言う意味での、"Long time no see"。これは文法的にはむちゃくちゃですが、英語がうまくないアジア人が使い出して広まり、今では普通の表現になっているので、例外や省略、習慣などによります。 それに対して、”感覚的におかしくない”英文は、実際の会話、インターネットでのブログ、SNS、新聞、ドラマなどになるべく接していくしか無いでしょう。
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- 92128bwsd
- ベストアンサー率58% (2275/3919)
取り敢えずTOEIC満点を目指すべきと思います。実際アメリカに移住して一線で活躍している非英語圏の人は最低限そのレベルにあると思います。発音はそうとう母国語の訛りを残しているのと、ネイティブスピーカーと比べるとボキャブラリーの少なさや、表現が洗練されていないのは感じます。それでも恐らくTOEIC満点をらくらく超えているレベルなので、取り敢えずクリアしておくが良いと思います。 発音は、才能にもよると思いますが(言語を聞き分ける耳と、それと全く同じように発音する能力。モノマネの得意な人に才能があるように思います)、ネイティブスピーカーにフィードバックを変えてもらった上で練習しないとよくならないと思います。私はアメリカで数年過ごした後、自分ではネイティブみたいは発音ができるようになった気がして、そのつもりで話すようになったら逆に、聞く人が眉間にしわを寄せて聞きにくそうにしだしたのに気が付き、諦めて一語一語はっきり発音するように戻しました。特別な才能があるか、仲間内ではっきりとフィードバックがかかる環境にいるのではない限り、ネイティブ見たいな発音は諦めたほうが良いと思います。 後は、実際に住んでいないとわからない言い回し(国ごとにも随分違うと思います)が沢山あると思います。例えば、アメリカでは仕事の中で、"elephant in the room" なんて言う表現があります。これはミーティングで物凄く基本的で大事なことがあるのに、皆それを避けて話をしている状態を、”像がミーティングルームの中をうろうろしているのに(誰にもわかる大事なことがあるのに)皆何事も無かったように、普通の会話をしている”と言うような状況で使います。"brown nose"と言う言葉もあります。ゴマすりと言う意味なのですが、いつも偉い人の後ろばっかり追いかけているので、鼻にウン◯がついて、茶色くなっていると言う表現。実際アメリカのネイティブの中で仕事を6-7年やっていて、こう言う表現を聞いたのがせいぜい1-2回。でも誰でも知っている表現。この様な表現がたくさんあります。しかも、時代に合わせて新しい言葉ができているので、わざわざ勉強するような物でもない気がします。 しかも、非英語圏の人達との国際的なビジネス会話ではわざわざ言い回しなどのレベルを下げないと通じなかったりします。 もし、日本にいるままに少しでもネイティブに近づきたいのであれば、現地の新聞(アメリカだったらWSJとかNY Timesとかじゃなくて、USA Todayの様な生活に近いもの)を良く読むのと、VPNを使ってインターネットでアメリカにアクセスしABC, NBC, CBSなどのTVドラマ(ケーブルや衛生などの契約が無いとフルアクセスはできませんが一部アクセスできます)にアクセスをしする、同じくVPNでCrackleにアクセスして映画やドラマを見る、と言う様なことをなるべくたくさんやるのが良いと思います。
補足
ご自身の経験談を交えての的確な回答をありがとうございます。非常に参考になります。最後にもう一つだけ質問があるのですが、話すスピードと言語感覚、つまり文章におかしな言い回しなどがあれば感覚的におかしいと思える力、はどのように養う事ができると思われますか。こちらに答えていただけましたら、9218bwsb様にベストアンサーをお渡ししたいと思っています。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
僕は、日本語ネイティブで、英語で聞くことは9割分かり、言いたいことは十割言えるので何とか、回答の資格がありそうです。 「何を意識する事が、どのような勉強法をする事が、特に会話において英語力向上に繋がるでしょうか、というのが質問です」ということですが 僕の場合「何も意識しなくて」〇〇語を喋っていれば、〇〇語で会話をしていることになるのではと思います。
お礼
回答ありがとうございます。
- kia1and2
- ベストアンサー率20% (482/2321)
生活習慣・文化・風習などを知って、初めて言葉ってものは理解できます。習慣・文化・風習が詰まりこめたのが、人間誕生の儀式、子孫繁栄の原点である結婚式、そして、人間として終わりを告げる葬式。この3つの儀式に何回も参列して、初めて生活習慣・文化・風習が分かりはじめ、それと並行して使用されている言葉が徐々にわかってきます。 それを知らずその言葉を話せるようになっても、しょせんは自己満足だけで、TOEICとかネイチィブなどバカな目標をいうことになります。ましてや、100%理解できるなんて大ウソ。人間の言葉の理解力など10%もないと証明されています。 わたしが留学中に病気になったとき、見舞いに来た友人から「小鳥とセムシ(背中に大きなこぶがあり前屈みであるく人)が来ればいいのにね」なんて言われても、さっぱり理解できませんでした。 宗教上の洗礼に参列したことありますか? 正式な教会での結婚式、その語の披露宴に逝ったことありますか? 葬式に行ったことありますか? なければ、何となく英語が分かったつもりになっている程度だけです。
補足
私の申し上げるネイティブとは、英語圏で育った一般的な人々が持ち合わせる平均的なレベルを指しています。そしてそのレベルを目指しているつもりですが、それは良い目標ではないと思われますか。TOEICは特に目標としておりません。 おっしゃっていたただいたイベントに参加したことは全くございません。この先もおそらく参加する機会は得られないでしょう。そのような状況なのですが、何かその代替になる方法はありますでしょうか。あとよろしければもう少し、人間の言葉の理解が10%もないが証明されているを詳しく説明していただくことはできるでしょうか。少なくとも母国語である日本語で会話をしている時に相手の言っていることを10%しか理解していないとは考えにくいのですが・・・。よろしくお願いします。
- hondajo
- ベストアンサー率32% (25/77)
ここでいうネイティブというのが、英語圏のどの国のネイティブかについて、まず考えた方が良いと思います。 発音と言語感覚は、英国人と米国人では当然異なります。さらに、米国と言ってもカリフォルニアとニューヨークの英語も全く違います。 あなたの英語自体はネイティブと言えるレベルに達していると思われますが、それでもなお、あなたが不足していると感じるのは、そこに地域性に基づいた成長過程のバックグラウンドがないからであると私は考えます。 さてどうするかですが、どの国どの地域のネイティブになりたいかをまず特定しましょう。その上で、その場所に住むのが一番良いのですが、不可能ならば、その地域の人と徹底的に話し、言葉に触れることです。 具体的にはその地域出身の彼女を作り、ひたすら彼女とコミュニケーションを取ることです。 ひたすらにその地域の人との会話を続ければ、その地域に住まなくてもある程度はその地域の言語性と発音がかなり高度に身に付きます。 ただ、先般書いたように、あなたの求めているネイティブというのは育った地域に基づくいわばローカル性のようなものと思われるので、究極的にはその地域にできる限り長く住まないと獲得は難しいと考えます。
お礼
わざわざ貴重なお時間を割いて回答していただきありがとうございました。
補足
上記では触れませんでしたが、アメリカ人の女性と結婚している状態です。おっしゃる通り、どこの英語かによって全然発音が違いますが、私の場合妻の故郷のカリフォルニアの発音を目指しています。
お礼
非常にためになりました。ありがとうございました。頂いたアドバイスをもとにこれからも頑張りたいと思います。