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アラブの習慣について
毎日のようにサウジアラビアやイラクで人質になり、首を切るといったような残酷な話がニュースで流れており、気持ちが荒んできますが、一つ、疑問がわいてきます。アラブの歴史をあまり知らないのもありますが、なぜ、彼らは首を切り落とすというような行動をとるのでしょうか? 江戸時代以前の日本のような罪人に対する慣わしがあるのでしょうか。
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- shiro-to-kuro
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イスラム法(教義)は、他の宗教のような信仰・生活の仕方だけではなくて、政治の方法や刑罰の方法にわたるまで事細かに定められています。首を切る、という諸兄方法があるのかまではちょっとわからないんですが、投石によって殺す、だとか、盗人の腕を切断するなどと言った刑罰は存在しています。流石に、政府としてそれを遵守している国は殆どないのですが、イスラム原理主義者は、そのイスラム法を遵守しよう、という人々なのでその刑罰を実施することは有り得るでしょうね。 ただ、(戦争状態のイラクは別にすれば)彼らは無差別に外国人を殺す、というのではなくて彼らなりの文化にのっとった行動である、と言う事は理解すべきだと思います。 そのような映像ばかりが流れるのは、それで米国を揺さぶろうという現地のメディア戦略もあると思いますが、米国などが反イスラムを狙ってのメディア戦略もあるような気がします。
- shinjisan1975
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こんにちは。私もかつてアラブを旅した事が有り、昨今のニュースには心を痛めています。 首を切り落として処刑するというのは非常にショッキングで恐怖感を与えるため、メディア戦略を考えてあのような残虐な事をしているのだと思います。米国人が殺害される様を録画し、ネットで流すという事件は彼らの目論見通り全世界に大きな衝撃を与え、サウジ在住の外国人の国外へ脱出が加速しているそうです。また、人質家族を中心にイラク駐留反対運動を起す事によって米国へのゆさぶりをかけているとも考えられます。 日本ではアラブの情報が非常に少なく、かつ偏っており、報道されるのはイラクやイスラエルがらみの自爆テロ、紛争などがほとんどで、アラブ諸国はなんと恐ろしく、危ない地域かという偏見が日本人の頭には有ります。今回の事件もその偏見に油を注いでいる思います。 しかし、もともとアラブの人達はイスラムの教えから客人を手厚くもてなす習慣が有り、私がシリア・ヨルダンを旅した時は道行く人々にお茶や食事を振舞われ、道や史跡を案内してくれるなど、非常に良い思い出があります。ゲリラも切羽詰ってあのような暴挙にでているのだと思いますが、あのような事をすればますます世界の世論を敵に回す事になるでしょう。 私個人は早く現在の紛争状態が収まり、アラブに安定と平和が訪れる事を心から願っています。
お礼
最近は江戸の歴史本に興味があり、何冊も読んでおります。先日も氏家幹人氏著書の本を数冊読んだばかりで、「大江戸残酷物語」も読みました。 武士社会のいろいろな要因から斬首、切腹といった処刑方法の経緯を読み進めておりますが、第2次世界大戦時の日本人の行為等、欧米人にはなかなか理解できなかったことも冷静に読み解けば、ただ、ただ、残酷、野蛮といったことだけで片ずけられないものだと理解できます。 今回のイラクに関しては、目をそむけるだけでは済まないところに世界中の人が足を踏み入れており、歴史的背景、習慣を知り、最善の方法を皆がとるべきではと思い、早く、血で血を洗うような行為が治まればと私も願うばかりです。
お礼
↓のお礼文同様、ありがとうございました。