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水が湧くことについて

散歩していて湧き水がある場所という看板を見つけてふと思ったのですが 水が湧くのは山の中や近くだと思ってましたが、そこは平地のど真ん中です。 なぜこんなところに水が湧くんでしょうか? ここになります http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/water/conservation/spring_water/tokyo/place_46.html

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  • W-164
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回答No.3

普通の土や砂などの場合雨が降ればどんどん下に染み込んでいきますが、粘土質や、さらにそれらが固まったような水が染み込みにくい地層に当たると、その下にはなかなかしみ込んで行きにくいので、その上面を横方向に流れていきます。 問題はその地層で、地層が出来る時は海などに土が滞積して出来るので水平に近く積み重なっていきますが、その後地殻変動などで、上に持ち上げられ地上に現れることがあります。 あの、エベレストも海の底から盛り上がってきたと言われていますね。 もちろん何万年もかかっている訳ですけど。 その、地殻変動で地上に出て来る際、水平のまま上がってくる訳では無く、しわが寄ったように所によっては斜めになったりすることがあります。 その後地表部分は風雨により浸食され、谷が出来たり場合によっては平らになったりします。 つまり、地下の地層は、地表の形と直接関係ない形になっていることが珍しくなりません。 むしろ、地上の形と、地下の地層の形は一致しない方が普通です。 それにより、少しは慣れた所にある山に降った雨水が地層に沿って流れてきて、地表に現れた所が、たまたま地上は平らな場所だったと言う事でしょう。 うちの近くにも、小高い山というか丘のような所が有り、その中腹から水が湧き出している所があります。数十年前までは棚田のような田んぼも作られていました。 所が、そこに湧き出す水の量は、そこから上の丘の部分に降った雨だけでは説明が付かないくらい湧き続けています。 何処か、遠くの山に降った雨が、地層にそって一度低い土地の地下を通ってきてたまたま少し高い所まで上がって、地表に湧き出しているとしか考えられないのです。

lewlondon
質問者

お礼

地下の地層と地表の形と直接関係ない形になっている、なるほどです。 そこまで生活していて気にしたことがありませんでした。 地下の地層次第で湧き水ポイントがあるわけですね。 大変勉強になりました、ありがとうございます。

その他の回答 (2)

回答No.2

こんにちは。 このお寺の周辺と隣接の小平霊園の一帯の地形図を見てみると、 http://maps.gsi.go.jp/#16/35.745816/139.488473 小平霊園の西端の角は標高70m、南端の角に標高72mの標高点の表示が見えます。これに対して、柳窪(一)という表示の少し上には、65mの標高点があります。 細かく見て行くと70mの等高線(実線)と、65mの等高線(破線)がどのようになっているかも見て取れます(プリントアウトしてサインペンなどでなぞってみるとよいでしょうね)。小平霊園のまんなかを北西から南東方向に70mの等高線がくねくねと走っていて、小平霊園の北東の直線の辺に北東側から谷状の地形が入り込んでいることがわかります。 こういったことから、このあたり一帯は南西が高く、北東方向はそれより5メートルほども低くなっていることがわかります。 こういう地形では高い場所一帯に降った水が地下に入って、高い場所の周辺部から湧き水になっていることはしばしばあると思います。

lewlondon
質問者

お礼

詳しい説明ありがとうございます。 5メートルの差を感じたことがなかったです。平地に見えて高低差がある場所なんですね。

  • trytobe
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回答No.1

基本的に、川のはじまりも、雨水が一旦地面に吸収されて、岩盤の上の層を流れて濾過されていくうちに標高の低いところまで来て、その岩盤の断面が出ているところで、その水とご対面できるのです。 それがいわゆる湧き水のところの地形・地層なのですね。だから、富士山の溶岩が広く流れ出したことがあるエリアでは、その岩盤が露出するところで湧き水があって、とんでもなく富士山や最寄りの山より遠いところで湧いていたりするのです。

lewlondon
質問者

お礼

平地だけど岩盤の断面が出ている場所なのですね。 ありがとうございます。地形的に平地にあるのですが多少の高低差があるかもう一度見てみます。

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