- ベストアンサー
経済学について質問です。
マクロ経済に関して質問があります。 「実質貨幣供給量は金融当局(中央銀行)の名目貨幣供給量を物価で割ったものなので実質貨幣供給量が変化しないためにはマネーサプライ増加率と物価上昇率等しいことが必要である 。」といったことが参考書に書いてありました。なぜ実質貨幣供給量が変化しないためにはマネーサプライ増加率と物価上昇率等しいことが必要なのでしょうか。 お詳しい方いらっしゃいましたらご回答よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
小学生の算数の問題です!わからなかったら、数値例を作って確かめてみたらどうです? 実質貨幣供給量とは、Mを名目貨幣量(マネーサプライ)、Pを物価水準として M/P と表せます。当初、Mは200で、Pは100だとします。実質貨幣量は2です。いまMが20%の率で増加し、物価PがMの増加を超える30%で上昇したらとすると、Mは240、Pは130になるので、実質貨幣量は240/130=1.846と低下し、PがMの増加率を下回る10%で上昇したら、M/Pは240/110=2.18へと上昇することは計算するまでもなくわかるでしょう。M/Pが一定にとどまるためには、MとPが同じ率で変化しなくてはならない、上の例で言えばPも20%で上昇しなくてはならない。その場合は、Mは240、Pは120となり、M/Pは2と一定にとどまります。 一般的には、当初の名目貨幣量をM、物価水準をPとし、Mの増加率をm%で、Pの上昇率n%で表すと、当初の実質貨幣量はM/Pですが、変化後の実質貨幣量は M(1+m/100)/P(1+n/100) となる。m>nなら、実質貨幣量が上昇し、m<nなら下落し、一定にとどまるためにはm=nでなければならないことは直ちにわかる。
その他の回答 (1)
- keyfu
- ベストアンサー率24% (53/216)
それっていわゆる… たとえば今5人の幼稚園児が食べている食事について今後も満足いく食事供給量を維持するには、その5人が成長し大人になってくるとその体に見合ったそしてそれぞれの必要量に見合ったより多くの栄養が必要になってくるので当然その食事の量やそれにかかる費用はアップするよって事を理解しなければいけない。(もちろんその5人がいずれじじいやばばあになって食事量が減ってくる事もそりゃあるけどね…) って事と同じ意味ですよね…たぶん。
お礼
わかりやすい例をだしていただきありがとうございます!理解できました!
お礼
理解できました!!丁寧でわかりやすい解説ありがとうございます!!