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IS-LM分析について

IS-LM分析において、LM曲線を左へシフトさせる要因として不適当なものを以下から選べ。 (1)貨幣供給の減少 (2)貨幣需要の外征的増加 (3)物価の上昇 (4)利子率の上昇 ぜひお願い致します!!!

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回答No.2

No1の回答者ですが、追記を書いておきます。 ミクロの需要、供給分析を勉強したとき、需要(供給)曲線上の動きと需要(供給)曲線のシフトの違いを学んだと思いますが、LM曲線の場合も原理は全く同じです。需要曲線を例に取って説明しよう。ある財に対する需要関数を Q = D(p;Z) で表すとする。Qは需要量、pは(当該財の)価格、Zは需要に影響をあたえるその他の要因である。この財の需要曲線とはpを縦軸に、Qを横軸にとってpとQとの関係を、(通常は)右下がりの曲線として表わしたものだ。pが下がると、需要曲線上を動くだけで、需要曲線自体は変わらない(シフトしない)。需要曲線自体が右方へあるいは左方へシフトするのは、一定と仮定されたその他の要因Zに変化があるときだけだ。Zには、他財(とくに当該財と代替あるいは補完の関係にある財)の価格、市場に参加する消費者の数や所得等)が含まれる。たとえば、当該財の代替財の価格が下がれば、需要曲線は左方へシフトするし、消費者の所得が増えれば、当該財が上級財であるかぎり、右方へシフトするのだ。

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回答No.1

LM曲線とは貨幣市場の均衡式 M/P = m(r, Y) をrを縦軸に、Yを横軸に撮って表わしたもの。したがって、r(利子率)とY(所得・GDP)はすでにLM曲線上にあらわれているので、rあるいはYが変化しても、LM曲線はシフトしない。M(貨幣供給)、P(物価)、あるいは貨幣への選好等のような需要関数m(・)を変化させる要因が変化したときのみ、LM曲線はシフトする。したがって、(4)の利子率(r)がLM曲線をシフトさせる要因としては不適当。 なお、(2)の外征的は「外生的」とするのが正しい!

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