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the self
下記文についての質問です。 A letter can be enjoyed at leisure,read and reread,reflected upon. It can bring out the self in a way that is not always possible in person. (参考書訳:手紙は直接会っているときには必ずしも出すことのできない自己をある方法で引き出すことができるのである) 2つ目の文中の”is not alway possible in person”は、参考書では”the self”を修飾すると教えていますが、私には ”a way”を修飾しているように思えます。 ”is not alway possible in person”の修飾する単語についてご解説頂きたくよろしくお願い致します。
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質問者の方のご意見のように,"is not always possible in person" は "a way"を修飾すると考えるのが正しく,参考書の説明は誤っていると私は思います。 その理由はいろいろありますが,最大の理由は, "in a way that is not possible" は,よく使われる自然な表現であり,これに対して "the self that is not possible"というのは,かなり無理で不自然な表現だという点にあります。 ためしにWeb上で検索してみますと,"in a way that is not possible" は 3000件もヒットしますし,もっと信頼できる British National Corpus にも用例があります。また,"in a way that is not always possible"でも Web上で 94件ヒットします。これに対して,"the self that is not possible" は1件もありません。 "in a way that is not possible"という表現は, たとえば in a way that is not possible today (今日ではありえないようなやり方で) in a way that is not possible in the classroom (教室ではできないような仕方で) などというように使われるので, 問題の文章は,「手紙は,直接会っているときには必ずしもできないような仕方で,自己の性格を明るみに出すものである」 と訳せるでしょう。 ここで "the self" は「(自分に特有の)個性,性格」を意味します。 また,もしも参考書の訳のように「直接会っているときには必ずしも出すことのできない自己」というような意味を英語で表現するとすれば,それは"the self that is not always possible in person" ではなく,たとえば "the self that we are not prepared to reveal in person"といった表現になると思います。
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- toko0503
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c-i-caesarさん、考えてみましたが、これはやはりc-i-caesarさんや#2さんのおっしゃるように"a way" を修飾しているのかもしれませんね。in personにひっかかっていたのですが、(直に接した人には出せない方法)と解釈できますね。大変失礼しました。今回、私もとても勉強になりました。ありがとうございました。
お礼
toko0503様 ありがとうございました。
- toko0503
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う~ん、つまり a way ~in person と言う使い方ですよね? in person というのは確かに「直接」ではあるのですが、あくまでも実際の「生身の人間で」「本人そのもので」という意味だと思うんです。 actor in person appear in person someone in person discuss in person etc. となると、a way in person 生身の人間での方法、というのが、どうも私にはひっかかるのです。もう少し考えてみますね。
お礼
toko0503様 いろいろ考えて頂きありがとうございます。ここにはtoko0503さんを始め親切な人が沢山いて、ご教授して下さいますのでとても重宝しております。
- toko0503
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こんばんは。#2さんのご意見を考えてみました。ひっかかるのは文末にある in person なのです。これは「本人に直に」とか「直接、生の人間に」「そこにいる本人に」と言う意味ですよね? とすると、that以下がa way を修飾して、a way that is not always possible *in person *と なるのはちょっと意味的におかしくないでしょうか? 「必ずしもそこに直にいる本人においては可能にならないような方法」ではなくて「必ずしもそこに直にいる本人においては可能にならないような(そこにいない本人・つまり手紙の中の本人)」とならないでしょうか?
お礼
toko0503様 2回もご教授頂き本当にありがとうございます。とても参考になりました。 ”a way that is not always possible in person”は”直接では必ずしもできない方法”と考えれば意味が通るように思いますがどうでしょうか?
- toko0503
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"not always possible in person in person" (会っている時には必ずしも引き出すことのできない"もの" は いったい何か?と問う時、それは way (方法)ではなくてself (自己)なので、ここではやはりself を修飾しているのではないでしょうか? the self is not always brought out in person. という文にしてみると分かりやすいかもしれません。in a way というのは、よく出る熟語で、ある方法で、というより、ある意味で、と捉えるといいかもしれませんね。参考まで
お礼
toko0503様 ご教授ありがとうございます。
補足
すみません、補足質問させて下さい。 >the self is not always brought out in person. という文にしてみると分かりやすいかもしれません。 上記ように書き直すと意味の上から”a way”ではなく”the self”なんだなと理解できました。 でも、”the self is not always possible.”と考えると、自己は必ずしも可能ではないと意味が不明になるように思えてしまいます。 ”a way is not always possible.”と考えると、ある方法は必ずしも可能ではないとなり、意味が解るように思えてしまいます。 すみません、まだ解ったと思えない状態です。 上記のように私が考えていることを踏まえて何かご教授できることがありましたらよろしくお願い致します。
お礼
dripdrop様 ご教授ありがとうございます。理由を示したご説明のおかげでよく理解することができました。(参考書の間違いを見つけるなんて、少しは英語力がアップしたのかもしれない...少しうれしい気分です。)どうもありがとうございました。