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空間ベクトル
空間内の4点A(1,3,-1),B(0,2,1),(1,1,0),(-1,7,z)が同一平面上に存在するように、zの値を求めよ。 という問題なのですが、ABベクトル、ACベクトル、ADベクトルを求めるに当たって、点Aから各点を引いていたのですが、√の中に入れて二乗してそれらを足さなくてもいいのですか? 公式のAB=√(b1-a1)^2+(b2-a2)^2+(b3-a3)^2 を使わない理由が知りたいです。 ベクトルは学習したことがなく、独学中ですので、おかしなことをいっている部分もあると思いますので、全体的な解説を踏まえて教えてくださるとありがたいです。 宜しくお願い致します。
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ANo.2の回答者です。 質問の趣旨からは外れる回答をしたようなので、追加回答をしたのですが、それが表示されませんでした。 時間差で表示され、重複してしまうかもしれませんが、予めご了承ください。 公式のAB=√(b1-a1)^2+(b2-a2)^2+(b3-a3)^2 は、ベクトルABの大きさを表わし、質問はベクトルの成分で考えるので、ベクトルの大きさは無関係です。(ANo.2を参照) また、「ABベクトル、ACベクトル、ADベクトルを求めるに当たって、点Aから各点を引いていたのですが」とありますが、各点の座標から点Aの座標を引かなければなりません。 ベクトルの終点の座標から始点の座標を引くと、目的のベクトルの成分が求められます
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- stomachman
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ご質問の問題は「 α(B-A) + β(C-A) = (D-A) …(1) を満たす実数α, βが存在するzは何か?」ということ。 行列を使ったカッコいいやりかたもあるけれども、まずは泥臭いところからコツコツ理解しないとね。 ベクトルB, Cと実数値をとる変数uについて P = uC + (1-u)B とします。uにテキトーな実数を代入すると、Pは「CとBを結ぶ直線上のひとつの点」を表すベクトルになる。すなわちPはu=0ならB, u=1ならC, uが0~1であればCとBを結ぶ線分の内分点(内挿点。なお、内挿することを補間とも言います)です。「CとBを混ぜ合わせて両者の中間を作る」と思えばイメージが掴めるかな?また、uが0未満や1以上であれば、PはCとBを結ぶ直線上の外挿点です。(この式はめっちゃ重要です。是非とも作図したり、色々計算をやってみて、何がどうなってるのか、意味を理解して下さい。) さて、このPとAと実数値をとる変数vについて、 Q = vP+(1-v)A を考えると、vにテキトーな実数を代入するとQはAとPを結ぶ直線上のひとつの点を表すベクトルになる。ですから、uとvをイロイロに変えてみれば、Qは三点A, B, Cで決まるひとつの平面上の、あらゆる点になれるし、また、この平面以外の点にはなりません。(これもまた是非とも、何がどうなってるのか理解して下さい。)で、 Q-A = vP-vA = v(1-u)(B-A) + vu(C-A) そこで、 α = v(1-u) β = vu と書く事にすれば、 α(B-A) + β(C-A) = (Q-A) です。そして、「Q=Dになるのはどんなとき?」というのが式(1)です。 (以上の説明はCとBを混ぜてPを作り、PとAを混ぜてQを作ったけれども、混ぜる順番を変えても結論は全く同じになる。このことはご自分で確認して下さい。) さて、(1)式を成分を使って書くなら「 α(0-1) + β(1-1) = (-1-1) …(2) α(2-3) + β(2-3) = (7-3) …(3) α(1-(-1)) + β(0-(-1)) = (z-(-1)) …(4) であるとき、zは幾らか?」ということです。 答を出すには、もちろん、式(2)と式(3)を連立方程式だと思って解いて、その結果を式(4)に代入するだけ。
お礼
大変分かりやすいご回答ありがとうございます。
- 中村 拓男(@tknakamuri)
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問題は AB, AC, AD ベクトルで 3x3 の行列を作り 行列式が 0 になるという条件でも簡単に求まります。 >公式のAB=√(b1-a1)^2+(b2-a2)^2+(b3-a3)^2 こっち ベクトルABの長さ=√{(b1-a1)^2+(b2-a2)^2+(b3-a3)^2} が正確な公式ですが、ピタゴラスの定理でベクトルの大きさ(長さ)を求めているだけです。 ベクトルはこの場合3個の数値の組なので、1個の数値にまとめたら変です。ベクトルは ベクトルAB=(b1-a1, b2-a2, b3-a3) ですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。
CとDが抜けていますが、それはご愛嬌ということで…。 ベクトルAB=(-1,-1,2) ベクトルAC=(0,-2,1) この2つのベクトルのx成分だけを比較しても、ベクトルABとベクトルACは平行ではない(始点が同じAなので同一直線上にはない)ことがわかる ベクトルAD=(-2,4,z+1) 4点A、B、C、Dが同一平面上に存在するための条件は、 ベクトルAD=m*ベクトルAB+n*ベクトルACとなる実数m、nが存在することで ベクトルAD=(-2,4,z+1)=m*(-1,-1,2)+n*(0,-2,1) これから -2=-m→m=2 4=-m-2n=-2-2n→n=-3 z+1=2m+n=2*2-3=1→z=0
お礼
ご回答ありがとうございます。
- trytobe
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たぶん、ベクトルとして考え始める前に、平面をあらわす式が ax+by+cz+d=0 と書ける、という実感から始めたほうがいいかもしれません。 つまり、二次元だったら、ある点 ( 1, 2 )を通る直線が a(x-1) + b(y-2) = 0 と書けるのと同じで、 三次元だったら、点A (1,3,-1) を通る平面は a(x-1) + b(y-3) + c(z+1) = 0 と書けるのです。これを整理すると、冒頭にある平面の一般的な形式 ax+by+cz+d=0 にできるのです。 そして、この問題では、3点目までで、a,b,c を求める連立方程式3つができるので、平面が特定でき、 それに4つ目の点の座標 (-1,7,z) を代入すれば、z に対する方程式となるので、それから z が求まるのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。
お礼
補足のご回答ありがとうございます。 使わない理由が理解できました。 ありがとうございます。